保育のコラム

学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!

2021/07/06

学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!学童保育のバイトってどんな仕事内容?給料や待遇についても解説!

学童の求人情報を見る

学童保育施設の数は右肩上がりに増えており、平成29年の調査では全国24,573個所、15年前と比べると約2倍の数になっています。(※1)

学童保育施設が増えると、当然そこで働く職員も必要になり、今学童保育施設の求人が増えています。

今回は、今増えている学童保育でのバイト事情について、詳しく解説します。

“ずっと保育士編集部”

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

そもそも学童保育でバイトできるの?

厚生労働省が2014年に策定した、「放課後児童クラブ運営指針」によれば、学童保育施設には、放課後児童支援員の資格を持った人を二人以上配置することが決められていますが、まだまだこの資格を取得した人が多いわけではありません。

また、急激に増える学童保育の全てに人が充足しているわけではありません。

そんな状況下で、需要が増えているのが学童保育のバイトです。

「放課後児童クラブ運営指針」によれば、学童保育施設の職員のうち一人は無資格の補助員でも良いことになっています。

この補助員のバイトを募集する施設が増えてきているのです。。

学童保育と聞くと学校の横にある公的施設を想像する方が多いかもしれません。

しかし、最近では公的な施設だけでは、保護者からのニーズを満たしきれないため、民間の学習塾などが学童保育を事業として展開しています。

このように学童保育ではアルバイトはフルに活用されているのです。

学童保育のバイトの仕事内容は?

学童保育のバイトの主な仕事は一口に言えば、子どもたちといっしょに過ごすことです。

いっしょに遊んだりするのはもちろんのこと、宿題や自己学習のサポートを行ったり、近所の公園に遊びに連れて行くことや、子どもたちの送迎の付き添いするケースもあります。

また、そのほかに事務的作業もあります。

基本的には放課後児童支援員のサポート業務がメインなので、子ども達のおやつの準備、子どもたちの入退出管理、連絡帳のチェックや記入、施設の掃除や衛生管理など、子どもたちが安全に過ごせるための基本管理業務です。

正職員(正社員)との仕事内容の違い

学童保育では正職員の場合、ほとんどの方が放課後児童指導員の資格を持っているか、もしくは入社後に資格を取得を求められます。

正職員の場合、子どもたちの安全配慮などに全責任を持つことになります。

そのため、子どもたちの入退室記録の管理や連絡帳の記入、施設の衛生管理などは、いかに効率よく、正確に行うのかなどの施設運営についての力量が問われます。。

一方、バイトの場合であったとしても責任はもちろんありますが、正職員の指示のもと、子どもたちがいかに快適で楽しく、実りある時間を使えるのかということについて考えるのが重要です。

また、正職員とバイトでは勤務時間も異なります。

正職員の場合、平日は昼頃から夕方の閉所まで、夏休みなど長期休暇の場合、朝から閉所までとなるのが一般的です。

バイトの場合は、シフト制のことが多く、週2からでも勤務は可能です。

そのほか出勤や退勤など、働く時間については、相談の上決定することが多いので、自由度は比較的高いと言えます。

学童保育で働く保育士の仕事内容とは?学童保育士のやりがいと魅力

 

学童保育のバイトの給料・待遇について

学童保育のバイトの場合、時給は1000円前後が平均相場です。(都道府県の最低時給による)

自治体が運営する公的な学童保育施設の時給は抑えられがちですが、民間の運営する学童保育は時給は高めです。

民間学童保育の時給が高いことには理由もあります。

民間学童保育は、自治体の学童が終わった後でも開所している場合も多く、全体的に仕事の終了時間が遅い傾向があります。

また、各民間学童保育同士が特徴を出すために、英語に特化したり、複数の習い事も一緒に経験できるような体制も取っています。

バイトであっても、長時間の拘束や技能が求められる分、時給は高いと言えるでしょう。

学童保育のバイトをするために必要なスキルや資格はある?

学童保育のバイトをするにあたって必要なスキルや資格は特にありません。

ただし、各施設には放課後児童支援員の配置が義務付けられていることから、資格を持っている人の方が採用されやすいでしょう。

また、資格はなくても子どもたちの安全や健全な成長の支援への責任は生じます。

そのため、未経験の方よりは、子育て経験や、保育士の経験、幼稚園での経験などでの保育経験や教員免許を取得している人が優遇される傾向があります。

主婦でも学童保育のバイトはできる?

子育て経験のある主婦の方も学童保育のバイトは可能です。

学童保育は、資格自体がなくても大丈夫なので、ご自身の経験を活かせるとして主婦に人気のバイトです。

子育てがひと段落した方なども多く働いています。

ただし、勤務時間がだいたい昼頃から18時過ぎまで、長期休みの場合は朝から18時過ぎまでとなるので、ご自身のお子様がまだ小学生であったり、長期休みに遠征のある部活などをされている場合には時間的に難しいかもしれません。

学生でも学童保育のバイトは可能?

学童保育施設では学生もバイトとして多く働いています。

将来、保育職や教職を目指す方などは、子どもたちと実際に触れ合い、一緒に物事を進める経験を積める良い機会となる上、働く時間も、学校の終わりの時間から、長期休みの間など、学生にとって働きやすい時間帯であることも人気の理由です。

また、小学生にとって、学生のお兄さんお姉さんは、親よりもちょっと歳の近い親しみやすい存在でもあります。

体力があり、走り回ってくれる学生は、体を思いっきり使った遊びなども体力的に可能なため学童保育施設にとっては有り難い存在と言えます。

学童保育のバイトはこんな人におすすめ

学童保育のバイトは、子どもが好き、体力があって、コミュニケーションが得意な人が向いているでしょう。

学童保育では、たくさんの子どもたちが、それぞれ宿題をしたり、イベントを企画したりしています。

当然、ちょっとした行き違いからの子ども同士でトラブルになることもあるでしょう。

学童保育でバイトとして働くのであれば、子どもたちのお手本として、うまくコミュニケーションの橋渡しをしてあげることで、トラブルを未然に防いでいくのも大切です。

そのほか具体的に学童保育でバイトすることのメリット・デメリットは下記表の通りです。

メリット

・たくさんの子どもたちと触れ合うことで、教育者としての経験ができる

・現時点で無資格でも2年以上勤務することで、放課後児童支援員の資格受験条件をクリアできる

・時間の融通がきく

デメリット

・時間が遅い

 

学童保育指導員になるためには?必要な資格や仕事内容は?

放課後児童支援員になるためには?資格の撮り方や仕事内容について解説

 

学童保育のバイトはどこで募集しているの?

自治体運営の学童保育施設の場合、自治体のホームページなどで募集が行われています。

民間の学童保育施設であれば、保育士求人サイトなどに情報が掲載されています。

インターネットなどで「学童 バイト」などと検索すると、たくさんの求人情報が出てくるので、興味のある方は探してみてください。

夏休みなどの長期休みのみの短期バイトもありますので、興味はあるけれど、不安な方はぜひ短期の求人からチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

明日香でも、学童保育や児童館の求人を多数扱っていますので、チェックしてみてください。

学童の求人情報を見る

学童保育は隠れた需要の多いバイトの1つ

待機児童というと、保育園のことばかりがクローズアップされますが、今実は大変な問題になっているのは学童保育も同じです。

全国連協調査によると、学童保育の待機児童数は1万6,957人にも登ります。(※2)

冒頭ご紹介した15年前よりも学童保育が2倍に増えているという現状よりもさらに整備が望まれているのです。

学童保育も保育園の問題と同じく学童保育施設の不足、学童保育施設職員の不足が問題になっています。

そのため、今後ますます需要は高まることが予想されます。

※1:参考元:厚生労働省「放課後児童クラブについて」

※2:参考元:全国連協調査「学童保育(放課後児童クラブ)の実施状況調査」

学童の保育士求人_記事下バナー

カテゴリ
保育士キャリア
保育士・幼稚園教諭・ベビーシッターの求人専門サービス「ずっと保育士」