保育補助はパートの求人が多い!正社員や派遣との仕事内容や待遇の違いは?
2022/03/22

保育園で働いてみたいけれど、正社員での勤務は厳しい方もいるのではないでしょうか。
保育園で活躍する仕事は、なにも正社員だけとは限りません。
今、「保育補助」という保育士を支える仕事が注目を集めています。
保育補助には、非正規雇用のパート・アルバイトという雇用形態があります。
時間の柔軟性が高く、保育士資格を必ずしも保有していなくても可能です。
今回は
「保育補助でパート・アルバイトとして働きたい」
「保育補助で働く場合の仕事内容について知りたい」
このような要望について詳しくお伝えしていきます。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育補助はパート・アルバイトの求人が多い
保育補助の求人の多くは、パート・アルバイトでの募集です。
ただし、勤務時間や条件などは求人ごとに異なり、フルタイム、週2日、1日4時間など、多種多様です。
そのため、時間の柔軟性が高い働き方ができます
中には無資格・未経験可の保育園もある
パート・アルバイトの保育補助は、保育士資格が必ずしも必要なわけではありません。
たしかに保育士資格があれば優遇はされますが、未経験・無資格で働ける保育園はあります。
「保育の仕事に携わったことはないけど、子育て経験を活かしたい」
「これから保育士として資格にチャレンジしたい」
このような方も応募できます。
保育補助(パート・アルバイト)の仕事内容や待遇は?正社員や派遣保育士との違いはある?
保育補助の仕事は、正社員や派遣保育士と何が違うのでしょうか。
具体的な違いを下記の表1にまとめてみました。
表1:保育園の雇用形態の違い
派遣
正社員
パート・アルバイト
雇用主
人材派遣会社
保育園や運営母体となる団体・株式会社
保育園や運営母体となる団体・株式会社
給与形態
時給制
固定給与
時給制
雇用期間
有期雇用
(原則3年が限度※規定による)
無期雇用
有期雇用
社会保険・福利厚生
一定の条件を超える場合加入が義務付けられている
加入が必須
一定の条件を超える場合加入が義務付けられている
仕事内容
保育補助の仕事は、正社員の保育士の補助をする仕事です。
保育園には、最低限必要な保育士の数が定められていますが、最低基準の人数だけでは現実的に難しいと言えます。
子どもと遊びながら危機管理をしたり、衛生状態を保ったり、排泄介助など、補助がないとスムーズに行うことができません。
そのような人員不足を補う形で、正社員の保育士をサポートするのが保育補助です。
仕事内容によっては、保育士資格を持つ人のみが行う場合もあります。
待遇
パート・アルバイトの保育補助で働く場合、時給制となります。
社会保険は、収入が高かったり、一定の勤務時間を超えたりする場合に加入することができます。
仕事時間は、朝、夕方、フルタイムと選ぶことができ、自由度がかなり高いです。
正社員の保育士は、基本的にフルタイム勤務となるため、家庭との両立やブランクから復帰する場合は、保育補助を選ぶ人が多いです。
残業に関しては、やむを得ない場合にお願いされることがあります
保育補助でパート・アルバイトとして働く場合の給料相場
保育補助で働く場合の給料相場は、時給950円〜1,600円ほどです。
地域によって最低時給が異なるため一概にはいえませんが、ほとんどの場合その地域の最低時給に近いことが多いです。
子ども家庭庁の発表によると、保育補助者(保育士資格を有していない者)の給料相場は下記の表2の通りです。
表2:保育補助でパート・アルバイトとして働く場合の給料相場
私立保育園
公立保育園
常勤保育補助
254,396円
219,324円
非常勤保育補助
189,744円
154,365円
引用:子ども家庭庁「令和6年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果〈速報〉」
※常勤:施設で定めた勤務時間(所定労働時間)のすべてを勤務する者。
保育補助で派遣保育士として働くメリット・デメリット
保育補助で働くメリット・デメリットは何があるでしょうか。
それぞれを以下の表3にまとめました。
表3:保育補助で派遣保育士として働くメリット・デメリット
メリット
・短時間勤務やフルタイムなどライフスタイルによって選ぶことができる
・ブランクがあったり、保育士資格がなくても保育園で働くことができる
デメリット
・時給が低く設定されてしまうことがある
・有期雇用のため、長期的なキャリアを築くことができないことがある
パート・アルバイトという働き方は無資格・未経験で保育に携わる方でも挑戦しやすい雇用形態!
今回は、保育補助に多い雇用形態であるパート・アルバイトの働き方についてまとめました。
「子どもに関わる仕事をしたいけれど、保育士資格がない」
「保育士資格を勉強中だ」
「保育士資格はあるけど、保育士の仕事をしたことがない」
このような方は、保育園の仕事を覚えるのに保育補助はぴったりでしょう。
時間の柔軟性も高いので、ライフスタイルに合わせた仕事ができます。
保育園で保育補助の仕事に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
カテゴリ
保育士キャリア
ずっと保育士は、保育のお仕事を始めたい、転職・復職したい方にライフステージにあった保育のお仕事をご紹介したい。そして保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援し続けたい、という想いでサービスを運営しています。
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保育園で働いてみたいけれど、正社員での勤務は厳しい方もいるのではないでしょうか。
保育園で活躍する仕事は、なにも正社員だけとは限りません。
今、「保育補助」という保育士を支える仕事が注目を集めています。
保育補助には、非正規雇用のパート・アルバイトという雇用形態があります。
時間の柔軟性が高く、保育士資格を必ずしも保有していなくても可能です。
今回は
「保育補助でパート・アルバイトとして働きたい」
「保育補助で働く場合の仕事内容について知りたい」
このような要望について詳しくお伝えしていきます。

【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育補助はパート・アルバイトの求人が多い
保育補助の求人の多くは、パート・アルバイトでの募集です。
ただし、勤務時間や条件などは求人ごとに異なり、フルタイム、週2日、1日4時間など、多種多様です。
そのため、時間の柔軟性が高い働き方ができます
中には無資格・未経験可の保育園もある
パート・アルバイトの保育補助は、保育士資格が必ずしも必要なわけではありません。
たしかに保育士資格があれば優遇はされますが、未経験・無資格で働ける保育園はあります。
「保育の仕事に携わったことはないけど、子育て経験を活かしたい」
「これから保育士として資格にチャレンジしたい」
このような方も応募できます。
保育補助(パート・アルバイト)の仕事内容や待遇は?正社員や派遣保育士との違いはある?
保育補助の仕事は、正社員や派遣保育士と何が違うのでしょうか。
具体的な違いを下記の表1にまとめてみました。
表1:保育園の雇用形態の違い
派遣 |
正社員 |
パート・アルバイト |
|
雇用主 |
人材派遣会社 |
保育園や運営母体となる団体・株式会社 |
保育園や運営母体となる団体・株式会社 |
給与形態 |
時給制 |
固定給与 |
時給制 |
雇用期間 |
有期雇用 (原則3年が限度※規定による) |
無期雇用 |
有期雇用 |
社会保険・福利厚生 |
一定の条件を超える場合加入が義務付けられている |
加入が必須 |
一定の条件を超える場合加入が義務付けられている |
仕事内容
保育補助の仕事は、正社員の保育士の補助をする仕事です。
保育園には、最低限必要な保育士の数が定められていますが、最低基準の人数だけでは現実的に難しいと言えます。
子どもと遊びながら危機管理をしたり、衛生状態を保ったり、排泄介助など、補助がないとスムーズに行うことができません。
そのような人員不足を補う形で、正社員の保育士をサポートするのが保育補助です。
仕事内容によっては、保育士資格を持つ人のみが行う場合もあります。
待遇
パート・アルバイトの保育補助で働く場合、時給制となります。
社会保険は、収入が高かったり、一定の勤務時間を超えたりする場合に加入することができます。
仕事時間は、朝、夕方、フルタイムと選ぶことができ、自由度がかなり高いです。
正社員の保育士は、基本的にフルタイム勤務となるため、家庭との両立やブランクから復帰する場合は、保育補助を選ぶ人が多いです。
残業に関しては、やむを得ない場合にお願いされることがあります
保育補助でパート・アルバイトとして働く場合の給料相場
保育補助で働く場合の給料相場は、時給950円〜1,600円ほどです。
地域によって最低時給が異なるため一概にはいえませんが、ほとんどの場合その地域の最低時給に近いことが多いです。
子ども家庭庁の発表によると、保育補助者(保育士資格を有していない者)の給料相場は下記の表2の通りです。
表2:保育補助でパート・アルバイトとして働く場合の給料相場
私立保育園 |
公立保育園 |
|
常勤保育補助 |
254,396円 |
219,324円 |
非常勤保育補助 |
189,744円 |
154,365円 |
引用:子ども家庭庁「令和6年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果〈速報〉」
※常勤:施設で定めた勤務時間(所定労働時間)のすべてを勤務する者。
保育補助で派遣保育士として働くメリット・デメリット
保育補助で働くメリット・デメリットは何があるでしょうか。
それぞれを以下の表3にまとめました。
表3:保育補助で派遣保育士として働くメリット・デメリット
メリット |
・短時間勤務やフルタイムなどライフスタイルによって選ぶことができる ・ブランクがあったり、保育士資格がなくても保育園で働くことができる |
デメリット |
・時給が低く設定されてしまうことがある ・有期雇用のため、長期的なキャリアを築くことができないことがある |
パート・アルバイトという働き方は無資格・未経験で保育に携わる方でも挑戦しやすい雇用形態!
今回は、保育補助に多い雇用形態であるパート・アルバイトの働き方についてまとめました。
「子どもに関わる仕事をしたいけれど、保育士資格がない」
「保育士資格を勉強中だ」
「保育士資格はあるけど、保育士の仕事をしたことがない」
このような方は、保育園の仕事を覚えるのに保育補助はぴったりでしょう。
時間の柔軟性も高いので、ライフスタイルに合わせた仕事ができます。
保育園で保育補助の仕事に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。