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「保育」のお役立ちコラム

保育士を辞めたい!保育コンサルタントが教える保育園の人間関係の悩みの対処法とは?

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保育士をやめたい


「保育士の仕事は好きだけれど、もう辛い、辞めたい!」そんな気持ちをお持ちの多くの保育士が、その理由として挙げるのは「人間関係」です。


東京都が発表した『東京都保育士実態調査報告書(概要版))では、保育士の退職理由の第3位に「人間関係」が挙げられています。


「子どもが好き」「子どもの成長をサポートしたい」と、元々は人と関わることが好きな人の多い保育士が、なぜこれほどまでに人間関係に悩み退職まで追い込まれてしまうのでしょうか。


その一つの原因でもあるのが保育士の人間関係。


今回は、保育士として働く上で避けることのできない人間関係について、その悩みや解消方法をまとめます。


保育士が抱える人間関係の悩みは大きく分けて4種類


保育士は主に子どもの保育が仕事なので、一見すると子どもや保護者との人間関係に関する悩みだけだと思われがちですが、実はそれだけではありません。


保育園の運営には、実に様々な方が関わっています。


職場の同僚、上司、後輩、子どもの保護者、近隣の住民、取引業者との折衝、管轄自治体の担当者などなど・・・。


保育園や保育士にはいろいろな方々が関わっている以上、子どもや保護者以外に気を遣わなければならない人間関係が多くあります。


そんな様々な人間関係の中でも、保育士が悩みがちなのが次の4つの人間関係です。


1、保護者

2、同僚・上司

3、子ども

4、地域住民


この4つは保育士が日々仕事をする上で、大きな影響を与えます。


ここからは、この4つの悩みについてもう少し掘り下げて解説します。


保護者との人間関係


モンスターペアレンツと呼ばれる保護者に代表されるように、過剰な要求をしてくる保護者は近年増えており、その対応に悩む保育士も増えています。


一口にモンスターペアレンツと言っても、大きく分けて2つのタイプがあります。


一つ目のタイプは子どもを可愛がるあまりの自己中心的な行動をとるノンモラル型の保護者です。


例えば、我が子をお遊戯会の主役や、写真の中心にするように要求したり、日焼けをさせたくないからと外遊びやお散歩を一切禁止させたりなど、一般常識やモラルを無視した要求をしてくる保護者などがこれにあたります。


集団行動をする保育園では、子どもたちに平等に接するのが基本です。


保護者へ理解を求める行動をしなければならない保育士ですが、こういったクレームを毎日言われるうちに、だんだんと疲弊していってしまうのです。


二つ目のタイプは子どもには関係なく、自分自身に都合良くして欲しい権利主張型タイプです。


保育終了時間になってもお迎えに来ず、当然のように延長保育を無償で要求したり、お着替えの洋服を入れ間違えただけで烈火のごとく怒りをぶつけてくることもあります。


また、保育園へ直接クレームを入れるのではなく、保育園の運営団体や管轄の自治体に直接連絡し、保育士本人の退職を要求してくることなどもあります。


このタイプは、まるでストレス発散のような要求をしてくることもあり、保育士自身がどんなに気をつけても、問題とも言えないようなことでも、隙があればどんなことにも強く抗議をしてきます。


子どもの保護者である以上、保育士はどうしても立場が低くなってしまいます。


無視をしたり、言い返すということも難しいため、保護者との人間関係にどのように接するのが良いのか悩む方が増えているのです。


同僚・上司との人間関係


 


保育士は、約9割を女性が占める女性社会なので、女性同士特有の悩みも多いです。


性格が合わない、仕事のやり方が合わない、など単純に本人同士の気が合わないこともありますが、仕事を頑張ることで、園長に気に入られ、それが同僚や先輩によく思われなかったり、など悩みの種は実に様々です。


また、噂好きの同僚に保護者との間に不倫関係があるかのような噂を面白おかしく吹聴され、結果的に保護者を巻き込んで大問題になったケースなどもあります。


他にも、自分だけ口をきいてもらえないなど、職場内での無視が続いたり、休憩時間にも関わらず、仕事を押し付けられるなど、幼稚で陰湿ないじめのような経験をした保育士も少なくありません。


保育園は多くの子どもを集団で保育しなければならず、一人では絶対にできない仕事です。


保育士は互いに協力して仕事をしなければならないので、職場内での人間関係を無視して働くことはできません。


このような人間関係の中に毎日いると、気持ちが滅入ってしまい前向きな仕事ができなくなると悩む人が多いのです。


子どもとの人間関係


どんなに子ども好きな保育士であっても、何度説明しても言うことを理解してくれない時や危険なことを繰り返す子どもにイライラすることもあるでしょう。


また、保育士も人間なので、忙しい時間や作業中に声をかけられると邪険にしてしまいたくなることもあって当然です。


そんな時、「せんせい、お話聞いてくれないね」など子どもの不意な一言に傷ついてしまう保育士も多いです。


子どもへの接し方は分かっているけれども、なかなかうまくいかないという現実の中で、子どもとの人間関係に悩んでいる保育士も多いです。


子どもとの人間関係については、保育士の方は理想の姿はそれぞれお持ちだと思います。


それが実現できていないもどかしさや、忙しさによる余裕のなさがこういった悩みの原因であることがほとんどです。


地域住民との人間関係


近年増えてきているのが、地域住民との人間関係のトラブルです。


保育園不足の解消から、マンションの一室や住宅街などに保育所が新設されています。


そのため、近隣をお散歩する時に、子どもたちと「忍者ごっこ」という名目で声のボリュームを抑えたり、「声の物差し」といったものを用意し、子どもたちに適切な声の大きさを指導するなど、できる限り近隣の住民に配慮しようと努力している保育園も増えてきているといいます。


「子どものやることなのに…」「泣くのは仕方ないじゃない」「マンション前にいるのは、お散歩の前のたった数分だけなのに」と思う気持ちもあるかもしれません。


しかし、人によっては子どもの声も「騒音」と感じてしまう方もおり、車を出庫させようとした時にマンション前でうろちょろと行動をする子どもは危険な存在でしかないのも事実です。


両者の言い分のどちらが正しいというものではないため、その板挟みに悩んでしまう保育士さんもいます。


また、送迎時に違法に駐車を繰り返し、ついには近隣住民が警察へ通報してしまうなどの事態も起きています。


近隣住民への配慮のため送迎時間帯は交代で外の警備をするという仕事が増えたという保育士もいます。


周囲の住民に気を使いながらの仕事を、ストレスに感じてしまう保育士さんも多いです。

 

もし悩んだら?保育士の人間関係の悩みの対処法


そもそも人間関係の多くは「コミュニケーション不足」が原因です。


相手の考えや自分の考えを冷静にぶつけ合ったり、話し合うことで解消されることも多いです。


しかし、モンスターペアレンツのように理不尽な要求をしてきたりする方と、冷静にお話しするというのは実際にはかなり難しく、「話し合って解決して」と言われることが更なるストレスになることもあります。


人間関係の悩みは、他の人を悪く言うようで、相談しづらく、自分一人で抱え込んでしまう人が多いのも特徴です。


特に保育士の方の多くは、優しく、また責任感の強い方が多いために、自分を責めてしまったり、相手のいいなりになってしまったり、コミュニケーション不足をさらに引き起こす対処法をしてしまい、こじれてしまうことが多く、余計に解決が難しくなってしまっているのです。


では、もし人間ん関係で悩んだ際には、どのような対処をしていけば良いのでしょうか?過去に起きたトラブルやその解決方法などを元に、保育士が人間関係の悩みに陥った時の対処法をご紹介します。

 

第三者に相談する


まずは、一人で悩んでいても何も解決しないので、第三者である園長先生や同僚などに相談することが先決です。


一人で悩むと、「相手が悪い」と全てを相手のせいにしてしまったり、逆に「自分が至らないから」と自分ばかりを責め、理不尽な要求にも毅然とした対応ができなくなってしまします。


一人で悩んでいても、現状は何も変わりません。


他の「信頼できる人」、もしくは上司や保育園の運営側の人間に相談することで、新たな解決策を見つけることもできます。


行き詰まったら、まずは相談が一番の解決方法と言えます。


第三者立会いの元で話合いの場を設けてもらう


人間関係の根本であるコミュニケーション不足の状況を打破するためには、すでにこじれた関係が出来上がっている当事者同士が話してもうまくいきません。


第三者立会いの元、話し合いの場を設けてもらうことが一番でしょう。


自分には自分の言い分があるように、相手には相手の言い分があります。


対立した物事の場合、自分も相手も、それぞれ自分が正しいと思っていますし、実際にどちらか一方が正しいわけではありません。


だからこそ、冷静にしっかりと自分の意見も伝えて、相手の意見も聞く場を設けることが大切なのです。


冷静にお互いが話すためにも、第三者に同席してもらい、感情的にならない話をすることはおすすめです。


その場から自分が逃げる


信頼できる人に相談し、実際に話し合ったけれども、それでも解決しない場合は、自分がそこから逃げる選択をするのも解決策の1つです。


相手を変えようとしても変わりません。


ましてや、その相手が園長だったりした場合、保育士一人の力ではどうしようもありません。


そんな時は自分が転職なり、転居なり、環境を変えるために自分が動くしかないのです。


「逃げる」と聞くと拒否反応を示すこともあるかもしれませんが、やるだけのことをやっても変わらなかった以上、そこで悩み続ける方が時間の無駄です。


「逃げる」のも立派な「解決策」の1つなのです。


相談できる人が周りにいない時には?


人間関係の悩みの中でも、保育士同士の悩みや子どもとの関係の悩みは、周りに相談できない悩みです。


なかなか他の人には理解してもらえなかったり、助けて欲しくて相談したはずなのに、自分の頑張りを否定されることもあるでしょう。


そんな時は、保育専門のキャリアコンサルタントなど、相談できる外部機関やサービスなどを利用するのも一つの解決策として有効です。


全く知らない相手だからこそ、あなた自身がプライドや後ろめたさを感じることなく、素直な気持ちを吐露することができます。


また、キャリアコンサルタントからは、保育士業界全体の視点から冷静に、あなたの現状を分析したり、「今後どうしていくべきか?」などの適切なアドバイスを受けることができます。


もし悩みを抱えているけれど誰にも相談できない・・・そんな時には第三者機関を利用するのもおすすめです!


とにかく一人で悩まないことが大切!


 


人間関係のトラブルは人の気持ちが関わっているので、一筋縄では解決できない場合が多いものです。


そのため、当事者同士では解決できないことがほとんどで、第三者に介入してもらうのが解決の一番の近道ではあります。


またそれでも解決できない場合には「逃げる」のは有効な手段であり、決しておかしな手段ではありません。


頑張っている人ほど、自分一人で解決できないことを「情けない」と感じることがあるようですが、そんなことはありません。


人間関係のトラブルはほとんどが「当事者同士のコミュニケーション不足」の問題です。


自分と相手がいる以上、自分だけが頑張っても解決しないのは当然です。


一人で悩んだり、問題を抱え込んだままにしないことが大切です。


2018.08.22
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