保育のコラム

勤務時間や給料以外も?転職者なら最低限確認したい保育士の労働条件5つ

2017/10/05

保育士の労働条件

 

 保育士として転職するとき、どのような点を重視して転職先を選べば良いのでしょうか?勤務時間や給料だけではなく、実際の保育園の雰囲気など転職前に知りたいところはさまざまです。

 

そこで今回は、転職者が確認しておきたい保育士の労働条件5つについてご紹介します。

 

 

転職時に確認しておきたいポイント

 

 

 

転職時の確認ポイント

 

現在の保育園から他の保育園への転職を考える際、あなたはどのような点を確認していますか?

恐らく「勤務時間」と「給料」は必ず目を通しているはずです。保育士だけではなく、他の仕事においても勤務時間と給料の把握は欠かせません。

 

しかし、現在の職場より良い条件の求人を探すのであれば、その保育園が自分に適切かどうか見抜く必要があります。そのため、勤務時間と給料以外の別の観点から労働条件を確認しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

保育士が転職前に確認するべき労働条件5つ

 

 

 

 

 

 

 

転職前に確認するべき労働条件

 

保育士が転職前に確認しておくべき、主な労働条件は以下の5つです。できれば実際に保育園を見学し、求人情報だけでは読み取れない、現場の雰囲気や情報を把握しましょう。

 

【条件1】実際の残業時間

 

現場の保育士がどのくらい残業をしているのか、残業時間に見合った賃金の支払いが行われているかについて知ることは、転職後の仕事を長く続けていくためにも大切です。

なかなか質問しにくい部分ではありますが、転職前に伺える機会があるなら、事前に情報を得ておくと良いでしょう。

 

【条件2】保育園の行事内容

 

保育園のホームページを閲覧すると、年間行事を確認することができます。夏祭りを始めとした季節のイベントの他に、畑づくりなどの保育園独自の教育を実施しているところも少なくありません。

そんな保育園の行事内容の背景には、必ず保育士たちの努力があります。転職後に自分が納得して参加できるかどうか、あらかじめ確認しましょう。

 

【条件3】清掃状況

 

保育園を見学した際に、現場の清掃状況も確認します。保育園の建物自体の古さや新しさに関わらず、隅々まで掃除が行き届いている保育園は、雰囲気も明るく良好な環境であると考えて間違いないでしょう。

また、子どもたちが使用する遊具の配置や保育園の環境設備が十分に整っていることで、親御さんが安心して子どもを預けられる保育園づくりができていると考えられます。さらに、保育園の環境が良好であればそこで働く保育士も、気持ち良く業務の遂行ができるでしょう。

 

【条件4】保育士と子どもの表情

 

転職活動時に保育中の教室内の見学が可能なら、保育士と子どもの表情をしっかり確認しましょう。

保育士が笑顔で子どもたちと接しているか、子どもたちは元気に遊んでいるか、子どもが泣いていたり困っていたりしたら保育士がすぐ気付き対処しているかなど、自分の目で確かめてください。

 

【条件5】保育士同士の人間関係

 

現場の人間関係は、求人情報を見ただけではなかなか読み取れません。いくら勤務時間や給料の条件が良好であったとしても、人間関係の悩みがあると仕事を続けることが難しくなる可能性もあります。そこで、面接や見学をするときにその保育園で働く保育士同士のコミュニケーションの様子をあらかじめ見ておきましょう。

 

おわりに

 

 

今回は、保育士が転職活動をする際に確認しておきたい労働条件についてご紹介しました。

 

自分と相性の良い職場は勤務時間や給料といった情報だけではなく、実際の現場を見学したことで得られる情報を頼りにすると見つかりやすい傾向にあります。転職活動の際には勤務時間や給料といった条件だけではなく、実際に働くことを視野に入れた条件で転職先を選ぶと、自分に適した職場を選べるでしょう。これから転職活動を始める方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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