保育のコラム

保育士にも語学力が求められる時代に!?英語保育園(インターナショナル保育園)とは

2017/10/05

英語保育園(インターナショナル保育園)

 

2011年から小学校での英語教育が必修化され、近年、英語保育を行う保育園が増えています。今後さらに英語保育園の数が増えることが予想されるため、保育士にも語学力が求められる時代が訪れるかもしれません。

 

しかし、保育士の方の中には英語保育園についていまひとつ分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、英語保育園(インターナショナル保育園)についてご紹介します。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

英語保育園について

 

 

 

英語保育園について

 

英語保育園(インターナショナル保育園)とは、英語を使用して保育を行う保育施設のことです。英語保育園の大半は認可外保育施設として運営しており、通常の保育園と比べ、英語力を伸ばす保育に力を入れています。

 

英語保育園は英語教育をカリキュラムの一部に含むのではなく、英語を使用した環境で子どもを保育しています。そのため、日常生活を通して英語に親しむことができるのです。

 

自然な形で英語に触れることが可能なため、小さいうちから英語を身につけさせたいと考える保護者から高い人気を集めています。

 

英語保育園の運営形態は施設によって異なり、インターナショナルスクールに付随しているケースや、保育園の中に併設されているケース、独立して運営を行っているケースなどさまざまです。

 

最近は通常の保育園と同じように、早朝・延長保育などに適応している英語保育園も増えており、今後さらにニーズが高まることが予想されます。

 

 

英語保育園での仕事内容

 

 

 

施設の規模によっても異なりますが、一般的な英語保育園は保育士だけでなく、ネイティブ講師やスクールマネージャーといったスタッフで構成されています。

 

 

英語保育園で働く保育士は、通常の保育業務だけでなく、ネイティブ講師のサポート業務も行わなければなりません。

 

ネイティブ講師が英語教育を行っている最中に子どもがぐずったり、お漏らしをしてしまったりした際などに対応を任されます。

 

英語保育園において、保育士に求められる英語力は施設によって異なります。日常会話レベルの英語力で大丈夫なところや、ネイティブレベルの英語力が求められるところなどさまざまです。

 

 

 

必ずしも高い英語力が求められるわけではありませんが、英語を得意とする方であれば就職先や転職先の選択肢を広げることができます。

 

 

英語力が高いとネイティブ講師と保護者との間に入って対応することも可能なため、非常に重宝されることでしょう。

 

 

英語保育園で働くメリットと注意点

 

 

 

英語保育園で働くメリットと注意点

 

英語保育園で働くメリットとしては、保育スキルだけでなく、英語力も高められることが挙げられます。英語力を生かしながら保育士として働きたい方にぴったりな職場といえるでしょう。

 

しかし、英語保育園を運営している企業が外資系などの場合、日本の雇用条件とは異なる場合があるため注意が必要です。

 

さらに、保育施設によっては、英会話教室やインターナショナルスクールなどとの区別が曖昧になっているところもあるため、応募する前に必ず確認しておきましょう。

 

また、英語保育園は、保育士としてのスキルだけでなく、英語力も求められるため給与が高い場合があります。給与面から英語保育園への就職を考えている方もいると思いますが、自分の英語力に合った保育園に応募するようにしましょう。

 

 

求められる英語力と自分の英語レベルの差が大きいと、いざ働き始めた際にスムーズに業務をこなすことができません。そのため求人に応募する前に、英語能力テストなどを受け、自分の英語力を客観的に把握することをおすすめします。

 

 

 

おわりに

 

 

 

英語保育園で働くには、必ずしも英語が求められるとは限りません。人によっては、働きながら英語力を高めている方もいるようです。しかし、ある程度の英語力がある方の場合、就職先や転職先の幅を広げることができます。

 

英語保育園への就職を考えている方は、自分の英語力を正しく把握した上で応募するようにしましょう。

 

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