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「保育」のお役立ちコラム

公務員保育士とは?仕事内容や給料、待遇、採用試験など徹底解説!

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「公務員保育士」は保育士の中で一番働き方や給料が安定しており、待遇面で優遇されていたため、保育士を目指す人にとっては憧れの職業とも言われます。


その人気は公務員保育士試験の採用倍率にも表れており、20倍を超える所も出てきているようです。


果たして、公務員保育士とはどのような仕事で、本当に一般的に言われているような良いことばかりなのでしょうか。


今回は公務員保育士とはどんな仕事なのか?という事から、仕事内容や待遇面について、またどうすれば公務員保育士になれるのかなど、公務員保育士を目指す人が知りたい情報をすべて網羅してご紹介いたします。

 

公務員保育士とは?

 

公務員保育士とは、地方自治体の運営する公立保育園で働く保育士のことです。


公務員保育士は公務員保育士試験に合格した地方公務員です。


国家一種、二種といった公務員試験などは必要なく、各地方自治体の行う公務員保育士試験に合格すればなることができます。


またよく「認可保育園で働いている保育士は公務員である」という認識がありますが、これは誤解です。


認可保育園は国の定めた設置基準をクリアした保育園という意味であり、必ずしも公営とは限りません。


認可保育園の中には私立認可保育園もあります。


同じ仕事をしていても、役所で働く公務員と民間企業で働く会社員がいるように、認可保育園で保育士として働いていても、公務員保育士と会社員保育士がいるということです。


公務員保育士は、地方公務員ですので、地方公務員として他の公務員同様に定められた待遇で働いています。


私立保育園の保育士との違い

 

 


公務員保育士と私立保育園で働く保育士には待遇や働き方に違いがあります。


待遇面では、公務員保育士は地方公務員のため、保険や交通費、福利厚生といったものが公務員に準じたものとなり、ほぼ完備されていることです。


給与は年功序列で、職歴を重ねていくことで昇給されます。


産休・育休など福利厚生が充実しているため、女性の方にとっては働きやすい環境だと言えるでしょう。


また、仕事を長く続けることで給与が上がっていくため、保育士長く仕事を続けていく環境も整っていると言っていいでしょう。


一方、私立保育園の保育士は雇用先の運営母体により、給与体系や福利厚生などはそれぞれ違います。


しかし、近年の保育士待遇改善の波を受け、私立保育園の保育士の待遇も改善が進んでいます。


長くキャリアを築くための施策も進んでいますので、実力次第では今後もさらなる昇給や待遇改善が期待できるかもしれません。

また、公立・私立で働き方も大きく違います。


公立保育園で働く公務員保育士は、自治体のうち出す保育指針に従った保育方針になりますので、残業があまりないなど、比較的働き方も安定していると言えます。


一方で、公務員なので異動や転勤もあります。


同一自治体内での転勤なので、全く別の地域に行くことはありませんが、3〜4年ごとに通勤が便利になったり、時には不便になることも考えられます。


私立保育園で働く保育士はそれぞれの園で独自性や特色を持った保育方針を決定しています。


園によっては、保育士内の会議で保育方針を決定することもあり、理想の保育に向けた意見を反映した保育ができるやりがいもあるでしょう。


転勤や異動については、運営母体の方針にもよりますが、あまり無いようです。


また、私立保育園の中には保育士の通勤やご家庭の事情を考慮してくれるところも増えています。


詳細はこちらに詳しく解説がありますので、合わせてご覧ください。

 


公務員保育士の仕事内容とは?


公立保育園は運営する各自治体が定めた保育指針によって運営されています。


保育内容は比較的保守的な内容が多く、現場の意見や新しいトレンドが取り入れられることはないかもしれません。


週案や月案などの提出も自治体のフォーマットに従ったものを作成するため、比較的書きやすいものと言われています。


公立保育園の保育士はおよそ3~4年の単位で異動が発生します。


ただし、別の保育所への配属になったとしても、同じ保育内容で運営されているため、引き継ぎや仕事の混乱は防げるでしょう。


新しい人間関係を数年ごとに構築し直すことにストレスを感じる方には、厳しい働き方かもしれません。


また、保育園は0歳児育児から含めると約6年間子どもをお預かりする場です。


せっかくの成長を途中で見ることができなくなるのは少し寂しいという心情的な辛さもあるでしょう。


公務員保育士の給料はどれくらい?


公務員保育士は私立保育園の保育士に比べて給料が高いと言われていますが、実際にはどうなっているのか比較してみます。


まず、正職員の保育士の給与相場は次表1のようになっています。



表1、保育士の給料

 

 

平均年齢

年収

月給

ボーナス

公立保育園※1

45歳  

約555万円

約32万円

約171万円

私立保育園※2

36歳

約327万円

約22万円

約59万円


【※1:参考元『厚生労働省「平成28年度賃金構造基本統計調査」』】

【※2:参考元:『東京都練馬区「平成28年度練馬区人事行政の運営等の状況の公表」』】

  

公立保育園で働く保育士は、地方公務員に該当し、一般行政職と言われる職域になります。

 

そして、給与体系は ほぼ年功序列で定期昇給があり、役職に応じた手当ももちろん支給されますが、それらは年功序列になっているため、実力次第でお給料が増えるわけではありません。


>>「保育士の平均年収や給料相場ってどれくらい?」


公務員保育士としての3つの雇用形態

 

公立保育園の保育士には、「正職員」と「臨時職員」、「派遣保育士」の3つの雇用形態があります。

 

「正職員」とは公務員保育士試験に合格した地方公務員で、基本的にはフルタイムで勤務する職員のことです。

 

一方、「臨時職員」とは、地方公務員法22条に基づく臨時職員のことで、勤務時間が短い、もしくは任期を限定している職員のことを指します。

 

どちらも公務員であることは違いありませんが、臨時職員の保育士はいわゆるパート・アルバイトのような非正規雇用の公務員です。

 

仕事の内容自体は子どもの保育であり、その責任や保護者対応などは同じように行うので、外部から見たときに、正職員と臨時職員の違いはわかりにくいと言えます。

 

また、派遣保育士は公立保育園に派遣された保育士の事で、派遣会社に登録した保育士なので公務員ではありません。

 

しかし、公立保育園という安定した職場環境で働けるという点で近年人気の雇用形態です。

 

それぞれの働きかたの特徴の違い下記の表のとおりです。

 

表2:正職員と臨時職員の違い

 

正職員

臨時職員

派遣保育士

給与

固定給制

年功序列による定期昇給あり

時給制(相場は1,000円前後) 

自治体によっては年に1度昇給がある

時給制(相場は1,300〜1,800円前後) 

派遣会社によっては年に1度昇給がある

待遇

地方公務員に準じる

交通費・ボーナス・退職金は自治体ごとに異なる。支給がない場合もある

交通費支給ありのケースが多い。ボーナス・退職金はない。

仕事内容

担任や主任、副園長、園長など

ほとんどの場合、フリー、保育補助

ほとんどの場合、フリー、保育補助

働き方

フルタイム 残業あり

早朝パート・短時間パート・夕方パートなどのシフト制

フルタイム 残業ほぼなし

 

公務員削減の波を受け、現在は正社員よりもむしろ、この臨時職員の数は増え続けています。

 

時間の都合がつきやすい臨時職員は、子育てや介護との両立ができることもあり、働き方の一つの選択肢ではあります。

 

しかし、時給は国家資格保持者にしては1,000円前後と低く、待遇等の違い、非正規雇用ということもあり、不満が発生しているのも事実です。

 

そのため、今高待遇で公立保育園で働けると新たに注目を集めているのが公立保育園で派遣保育士として働く方法です。

 

公立保育園への派遣保育士とは?

 

今、公立保育園への派遣保育士のお仕事が増えています。


派遣保育士といえば、私立保育園で働くイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、保育士不足の現状は公務員保育士にも波及しており、自治体も積極的に派遣保育士の採用を行なっています。


公立保育園への派遣といっても、通常の派遣保育士との違いはありません。


自治体と派遣会社が契約を結び、保育士は派遣会社と契約を結びます。


そのため、公立保育園への勤務にはなりますが、公務員保育士試験などを受験する必要はありませんし、勤務時間や残業などに関する取り決めはきちんと契約によって守られます。


公立保育園への派遣保育士の給料はどれぐらい?待遇は?


公立保育園への派遣保育士の給料は契約社員の平均に比べると高額になります。


あくまで相場ですが、1,300円から1,800円前後となります。


公立保育園の直接雇用する臨時職員(パート・アルバイト)が1,000円前後であることを考慮すると、かなり優遇されていると言えるでしょう。


ただし、多くの場合フルタイム勤務です。


シフト制により朝番、夜番などの対応を求められることもありますが、多くの場合は日勤対応になる求人が多めです。


公立保育園の派遣として働くメリット・デメリット



公立保育園で派遣保育士として働くメリット・デメリットについてまとめてみました。


表3:公立保育園で派遣保育士として働くメリット・デメリット

メリット

デメリット

・高倍率の公務員試験を受験せずに公立保育園で働くことができる。

・人員に余裕があり、余裕を持った仕事ができる

・ベテランから若手までバランスの良い人員配置のため、安心して仕事ができる

・高時給

・残業なし、持ち帰り仕事なし

・ボーナスや退職金などがない

・雇用期間に制限がある


公立保育園で派遣保育士で働くデメリットは、実はほとんどありません。


公立保育園で働く派遣保育士は働く満足度も高く、株式会社明日香からも多くの保育士を派遣しています。


先輩に聞く!公立保育園派遣保育士のリアル!」の記事では、リアルな公立保育園への派遣保育士の声を特集していますので、こちらも合わせてご覧ください。


公務員保育士として働くメリットとデメリットとは?

 

公務員保育士として働くことは、安定しており、良い待遇が受けられるというイメージから多くの保育士がなりたいと感じると思います。


しかし、当然、メリットもあればデメリットもあります。


公務員保育士と私立保育園の保育士として働くメリットデメリットを比較してみましょう。


表1:公務員保育士として働くメリットとデメリット

 

メリット

デメリット

公務員保育士

・給与が高い

・産育休など待遇が充実

・身分が保障されている

・人員が充足している

・難易度の高い試験がある

・転勤、異動がある

・画一的な保育方針

・将来的に縮小していく

私立保育園保育士

・特徴ある保育指針

・転勤、異動が少ない

・勤務先を選べる

・将来的にニーズが高まる

・給与が低い

・人手不足

 

公務員保育士にはどうすればなれる?

 


公務員保育士になるためには、保育士資格(取得見込み含む)は必須です。


さらに、公務員保育士の正職員になるためには地方自治体が実施する公務員保育士試験に合格する必要があります。


※臨時職員や、公立保育園の派遣の場合は、公務員保育士試験の受験は必要ありません。

 

いずれの場合も、各自治体から募集要項が発表され、応募するということになります。


公務員保育士試験とは?

 

公務員保育士試験の多くは、毎年6月から9月ごろまで各自治体ごとに試験を行っています。


詳細な時期は自治体によっても違うため、希望の自治体の窓口に問い合わせるか、ホームページなどで確認しておきましょう。


※「働きたい自治体名 公務員保育士」と調べれば情報が出てきます。また、次のような公務員試験に関するまとめ情報サイトを閲覧してみるのも情報を得る一つの方法です。


・公務員情報「こむいん」

・公務員試験情報サイト「KoumuWin」


どのくらい受かる!?公務員保育士試験の募集人数や倍率


給与や福利厚生など待遇面からも人気が高いため、多くの人が受験します。そのため、公務員試験の難易度はとても高くなります。


平成28年度の公務員試験 試験結果一覧(保育)によると、倍率は1.5倍〜23.3倍まで自治体によって様々です。

 

【参照元:平成29年度公務員試験試験結果一覧(保育)

 

高い倍率の地区を具体的に見ると、神奈川県茅ヶ崎市では、受験者109名のうち、一次合格者はわずか17名、最終合格者は4名の倍率23.3倍、つまり応募者の中23人に1人の合格者という狭き門になっています。


また、補充の要員を必要としていない地域では、公務員保育士試験自体の実施をしていない場合もあるため、ご自身が希望する地域では、その年の受験自体ができないこともあります。


年齢制限や応募資格を考慮すると、希望の地域で公務員保育士試験に合格することはとても難易度が高いといえるでしょう。


公務員保育士試験の内容


試験内容は一次試験と二次試験があるのが一般的です。


一次試験では、専門知識や一般教養が選択式で出題されることが多く、中には作文を出題する自治体もあります。


二次試験では、面接、実技試験などが中心です。


自治体によっては、体力測定や適性テストなどもあります。


また、自治体によっては三次試験を実施する場合もありますので、問い合わせや過去問などから下調べをしておくと良いでしょう。


申し込みの手続きや必要書類も自治体ごとに違いますので、確認しておくことは大切です。


公務員保育士試験の詳細については別記事で詳しく説明していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。


>>「公務員保育士の試験内容とは?年齢制限や難易度、おすすめの勉強方法は?


公務員保育士試験の合格基準は!?


一次試験や二次試験での合格基準が気になる方もいらっしゃると思います。

 

しかし、確固とした合格基準はどこの自治体も示していません。


その理由は、採用枠があるため、受験者全体のレベルや募集人数などによっても変動するからだと思われます。合格最低点も当然、毎年変動しています。

 

ただ、あえて過去の公務員試験の結果をもとに考えると、一次試験は6、7割程度得点できれば、ほぼ合格できるとも言われています。


公務員保育士試験対策はどうすればいい?


一次試験の出題内容は範囲が広く、保育の専門というよりは高校時代の勉強範囲に近いでしょう。


満遍なく全てを網羅することは不可能と言っても良いでしょう。


そのため、自治体の過去問によって出題傾向をつかむことが大切です。


ポイントを絞って勉強することができますし、集中して取り組めるぶん、理解も深まるでしょう。


公務員保育士になりたい人の専門教育機関もありますので、お金に余裕がある場合はそういた機関で傾向と対策を勉強することもできます。


次に、二次試験の専門分野の試験についてですが、基本的には保育士資格試験と同じような分野から出題されます。


もう一度保育士資格の取得の際に勉強した専門知識を勉強をしましょう。


二次試験も自治体によって傾向が異なるため、自治体の過去問には必ず目を通すようにします。


過去問に目を通すのは小論文がある自治体も同じです。


過去に出題された傾向からどのようなテーマが多いのかを確認し、自分なりに書いてみると良いです。


いくつかのパターンをあらかじめ書いておくことで、試験の際にもすぐに要領が掴めます。


小論文は得意な人と不得意な人との差が大きく開く分野とも言われますが、普段から文章をわかりやすく簡潔にまとめる訓練をしておくと対策になります。


この訓練は後に保育士として、ねらいをまとめたり、連絡帳を書いたりなど、様々な場面で役立つので、しっかり努力しましょう。


最後に面接の対策についてです。


保育士は子どもやその保護者と対面して接する仕事なので、面接での対応は非常に重視されます。


どの自治体でも一番重視しているのが面接だと言っても過言ではありません。


面接は自治体によっても異なりますが、個別面接、集団面接、集団討論などの形式がとられます。


いずれの場合においても、面接でのポイントは次の5個を意識してください。


  1. 清潔感はあるか

  2. 姿勢や表情は明るく誰にでも好感が持てるか

  3. 業務に必要とする表現力は十分か

  4. 話に一貫性があるか

  5. 問われたことへ的確に返答できるかどうか

 

具体的な質問としては、次のようなことが聞かれます。


・志望動機

・保育士という仕事に対する職業観

・自己PR

・「こういう場面では、どのように対応するか」などの実技質問

 

面接では緊張もあるので、言いたいことがまとまっていないと実力の発揮ができません。


まずは想定される質問を考え、答えを準備しておくことが必要です。


「なぜ公務員保育士になりたいのか」「理想の保育士とはどのようなものか」「自分が公務員保育士として働くならどんなことができるか」など、ハキハキと笑顔で答えられるように練習をしましょう。


どの答えにも正解はありません。


「自分の言葉で」しっかりと考え具体的な思いを伝えられることが面接の基本です。


なお、居住地以外での受験の場合は「なぜこの自治体で保育士をしたいのか」などといったことも聞かれます。


あなたの熱意がしっかりと伝わるように、準備しておくことが大切です。


どのくらいかかる!?公務員保育士になる手順


公務員保育士になるためには、その1年前くらいからの準備が必要です。


ほとんどの自治体の場合、4月の入所予定で公務員保育士採用試験のスケジュールを組んでいますので、前年の6月ごろから公務員保育士採用の情報を公開し始めます。


公務員の特性上、予算が決定してからの発表が多いのも、6月ごろに発表される要因かもしれません。


では、具体的に公務員保育士になるためのステップを見ていきましょう。


【ステップ1】希望する自治体の公立保育士の採用情報を探す


公務員保育士になるためには、採用情報をチェックするところから始まります。


希望する自治体ごとに、募集要項は異なりますので、必ず窓口やホームページから問い合わせをしましょう。


残念ながら、希望の自治体で募集をしていない年もあります。


どうしてもその自治体で保育士をしたい場合は、臨時保育士として1年待つか、私立保育園での就業も考慮しましょう。


ただし、公務員保育士の場合はほとんどの場合年齢制限があります。


ご自身の年齢も考慮して、考えることも大切です。


公務員保育士試験は、ご自身の居住外の自治体への応募も可能です。


居住以外の自治体を希望する場合は、なぜその自治体で保育士になりたいのかの理由が明確な方が良いでしょう。


「どこでも良いから、公務員保育士になりたい」と問い合わせをしても、すべての自治体での試験を受けるだけでも大変です。


【ステップ2】各自治体の公立保育士試験に応募する


各自治体の募集要項に沿って応募してください。


必要書類や手続き、期限などは自治体ごとに違います。


どんなにスキルや思いがあったとしても、手続き期限を過ぎた場合、試験を受けることもできません。


情報を正確に把握し、抜け漏れのないように整えて応募してください。


【ステップ3】各自治体の公立保育士採用試験に合格する


公務員保育士試験は、近年の倍率では20倍を超える自治体も出ているほど、非常に狭き門です。


過去問などでしっかりと対策して試験に挑みましょう。


晴れて合格したら、各自治体の採用候補者名簿に登録されます。


あとは採用を待つのみになります。


公務員保育士試験に合格しても就職できない場合もあるの?


ただし、公務員保育士試験に合格しても、公立保育園での就業が決まったわけも、公務員になったわけでもありません。


前述した通り、採用候補者名簿に登録がされるのみです。


各自治体内の保育園より採用希望の申し出があった場合に、採用候補者名簿より登録がある人の中より就職が決定します。


就職が決定すれば、公務員保育士としての勤務が開始すると同時に、地方公務員としてのキャリアがスタートします。


採用候補者名簿の登録期限は1年です。


次年度への持ち越しはありませんので、登録から1年以内に保育園からの採用がなければ、再度公務員保育士試験を受験しなければなりません。

 

選択肢は公務員保育士だけではない

  

保育士の多くは公務員保育士イコール勝ち組のような、公務員保育士神話が信じられていますが、近年そういった神話は崩れつつあります。

 

なぜなら、今現在国や地方自治体が保育士の待遇改善を大きく行なっており、公務員保育士と私立保育園の保育士の給料や待遇の差が小さくなってきたためです。

 

働く女性が増え、保育園の需要は増え、私立保育園のニーズはますます高まっており、保育理不足解消のため、私立保育園でも待遇改善が急速に進んでいます。

 

また、公立保育園を縮小させ、民間への業務委託を進める自治体も増えてきていることが現状としてあります。

 

数倍〜数十倍の高倍率で難易度の高い公務員保育試験を突破しても、今後公立保育園が少なくなってしまったら、試験に合格しても就職先が見つからないというケースも増えてくるはずです。

 

公務員イコール安定という思い込みにとらわれるのではなく「保育士としてどういう働き方が自分に合っているのか」を考えることが大切です。

 

今では公立保育園で働く場合でもフルタイムで正職員として、臨時職員という非正規で働くだけではなく、公立保育園への派遣という新しい働き方も出てきており、自分のライフスタイルに応じて働き方を選択しやすい時代になってきています。

 

例えば、公務員保育士として働き続けたいけれど、一度結婚や子育てを機に離職し、ひと段落した時点で復職したいが、なかなかフルタイムでは難しい・・・そんな場合に公立保育園に派遣としてフルタイムと同様の雇用条件で短時間で働く選択をする人も増えています。

 

公務員保育士の待遇や給料にとらわれず、自分のライフスタイルに合っているのは、一体どういう働き方なのかをしっかり考え、働き口を探すのがおすすめです。



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2019.09.17
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