豆まきなど、節分に保育園でやりたい出し物おすすめ3つ
2017/10/05

日本の伝統的な行事である節分は、保育園でもぜひ行いたいイベント。節分の日に保育園で行う出し物には、子どもが楽しみながら節分の由来を理解できるものがおすすめです。
今回は、子どもと一緒に季節の変わり目の行事を楽しめる工夫をこらした節分の出し物を3つご紹介します。
鬼に変装した保育士と一緒に豆まき

節分といえば、やはり定番の豆まきがおすすめです。
豆まきをする前に、豆まきには「1年の災いや悪いことを外へと追い払って、良いものを家の中に取り込む」という意味があることを子どもたちに話しましょう。「鬼は外、福は内」という掛け声も、豆まきを行う前に子どもたちに教えると良いですね。
節分の前に鬼のお面を製作し、子どもたちもお面をつけて変装できるようにするとより盛り上がります。
手作りのお面は保育園で使用した後は家に持ち帰り、家庭でも豆まきをするように話をするのも良いでしょう。
【やり方】
豆まきでは、先生が鬼の変装をして子どもたちの前に登場し、その鬼に向かって豆を投げるととても盛り上がります。赤鬼や青鬼など、鬼のバリエーションもいくつかあると良いですね。
【注意点】
あまり怖い鬼を演じると子どもが怖がって泣いてしまうため、おちゃめでコミカルな鬼を演じましょう。
また、乳児による豆の誤嚥(誤って飲み込み、気管に入ってしまうこと)がないように対策が必要です。年齢ごとに分けて行う、しっかりと見守りを行うなどしましょう。
鬼が出てくる絵本や紙芝居
節分には、鬼が出てくる絵本や紙芝居を読み聞かせすることで、子どもたちの情緒を育てることにつながります。
桃太郎や一寸法師などの鬼が出てくるお話は分かりやすく、豆まきへの気持ちを盛り上げることができるでしょう。
節分での鬼は災いの象徴ですが、優しい鬼が出てくるストーリーの『泣いた赤鬼』もおすすめです。
じっくりと読み聞かせをすることで、子どもの節分への思いや、豆まきに対する楽しみな気持ちを盛り上げることができます。
【やり方】
クラスで読み聞かせをするのももちろんですが、保育園全体でホールや広い部屋に集まって読み聞かせをするのもおすすめです。大型絵本や大型紙芝居を全体で視聴することで、より印象に残る読み聞かせになります。
【注意点】
豆まきも行う場合は、豆まきの前に読み聞かせを行うことをおすすめします。子どもたちに事前に絵本の読み聞かせを行うことで、豆まきの導入になるためです。
また、読み聞かせのときは、全体に見やすいように保育士が工夫して環境設定、声かけをするよう心掛けてください。
劇やペープサート
節分や鬼にちなんだ劇やペープサート(紙人形劇)を行うことで、子どもたちにより分かりやすく節分とはどんなものかを伝えられます。
保育士による劇は、保護者にも楽しんでもらえるためおすすめです。
絵本の話を元にしたり、オリジナルで脚本を用意したりして、子どもでも簡単に節分の内容が伝わるよう工夫しましょう。
【やり方】
劇では保育士が鬼などのキャラクターを演じながら、ときには子どもに語りかけたり質問したりすると、子どもの心をよりつかむことができます。劇に出演する保育士は、鬼のキャラクター設定や小道具の準備、劇の練習を事前にきちんと行いましょう。
ペープサートの場合には、登場人物の鬼の絵を画用紙に拡大コピー、あるいは大きく描くことで、ホールなどの広い場所でも子どもたち全員に見やすくなります。また、担当する保育士は流れをあらかじめ練習しておきましょう。
【注意点】
劇やペープサートをするだけでは子どもが飽きてしまうこともあるため、節分や鬼にちなんだ曲をかけたり歌ったりするなど、音楽を取り入れることをおすすめします。
日々の保育中に歌を練習しておけば、子どもも一緒に歌いながら楽しむことができます。
おわりに
節分は子どもにとって怖い存在の鬼が出てきますが、印象が強い分、思い出にも残る行事です。保育士が工夫して出し物を用意することによって、子どもも楽しんで豆まきをすることができます。
また、豆まき後には豆を年の数だけ食べたり、豆を使ったおやつをみんなで食べたりすると、子どもたちはとても喜びます。日本の伝統を子どもに伝えながら、心に残る節分になるよう、保育士が楽しい出し物を考えましょう。
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日本の伝統的な行事である節分は、保育園でもぜひ行いたいイベント。節分の日に保育園で行う出し物には、子どもが楽しみながら節分の由来を理解できるものがおすすめです。
今回は、子どもと一緒に季節の変わり目の行事を楽しめる工夫をこらした節分の出し物を3つご紹介します。
鬼に変装した保育士と一緒に豆まき
節分といえば、やはり定番の豆まきがおすすめです。
豆まきをする前に、豆まきには「1年の災いや悪いことを外へと追い払って、良いものを家の中に取り込む」という意味があることを子どもたちに話しましょう。「鬼は外、福は内」という掛け声も、豆まきを行う前に子どもたちに教えると良いですね。
節分の前に鬼のお面を製作し、子どもたちもお面をつけて変装できるようにするとより盛り上がります。
手作りのお面は保育園で使用した後は家に持ち帰り、家庭でも豆まきをするように話をするのも良いでしょう。
【やり方】
豆まきでは、先生が鬼の変装をして子どもたちの前に登場し、その鬼に向かって豆を投げるととても盛り上がります。赤鬼や青鬼など、鬼のバリエーションもいくつかあると良いですね。
【注意点】
あまり怖い鬼を演じると子どもが怖がって泣いてしまうため、おちゃめでコミカルな鬼を演じましょう。
また、乳児による豆の誤嚥(誤って飲み込み、気管に入ってしまうこと)がないように対策が必要です。年齢ごとに分けて行う、しっかりと見守りを行うなどしましょう。
鬼が出てくる絵本や紙芝居
節分には、鬼が出てくる絵本や紙芝居を読み聞かせすることで、子どもたちの情緒を育てることにつながります。
桃太郎や一寸法師などの鬼が出てくるお話は分かりやすく、豆まきへの気持ちを盛り上げることができるでしょう。
節分での鬼は災いの象徴ですが、優しい鬼が出てくるストーリーの『泣いた赤鬼』もおすすめです。
じっくりと読み聞かせをすることで、子どもの節分への思いや、豆まきに対する楽しみな気持ちを盛り上げることができます。
【やり方】
クラスで読み聞かせをするのももちろんですが、保育園全体でホールや広い部屋に集まって読み聞かせをするのもおすすめです。大型絵本や大型紙芝居を全体で視聴することで、より印象に残る読み聞かせになります。
【注意点】
豆まきも行う場合は、豆まきの前に読み聞かせを行うことをおすすめします。子どもたちに事前に絵本の読み聞かせを行うことで、豆まきの導入になるためです。
また、読み聞かせのときは、全体に見やすいように保育士が工夫して環境設定、声かけをするよう心掛けてください。
劇やペープサート
節分や鬼にちなんだ劇やペープサート(紙人形劇)を行うことで、子どもたちにより分かりやすく節分とはどんなものかを伝えられます。
保育士による劇は、保護者にも楽しんでもらえるためおすすめです。
絵本の話を元にしたり、オリジナルで脚本を用意したりして、子どもでも簡単に節分の内容が伝わるよう工夫しましょう。
【やり方】
劇では保育士が鬼などのキャラクターを演じながら、ときには子どもに語りかけたり質問したりすると、子どもの心をよりつかむことができます。劇に出演する保育士は、鬼のキャラクター設定や小道具の準備、劇の練習を事前にきちんと行いましょう。
ペープサートの場合には、登場人物の鬼の絵を画用紙に拡大コピー、あるいは大きく描くことで、ホールなどの広い場所でも子どもたち全員に見やすくなります。また、担当する保育士は流れをあらかじめ練習しておきましょう。
【注意点】
劇やペープサートをするだけでは子どもが飽きてしまうこともあるため、節分や鬼にちなんだ曲をかけたり歌ったりするなど、音楽を取り入れることをおすすめします。
日々の保育中に歌を練習しておけば、子どもも一緒に歌いながら楽しむことができます。
おわりに
節分は子どもにとって怖い存在の鬼が出てきますが、印象が強い分、思い出にも残る行事です。保育士が工夫して出し物を用意することによって、子どもも楽しんで豆まきをすることができます。
また、豆まき後には豆を年の数だけ食べたり、豆を使ったおやつをみんなで食べたりすると、子どもたちはとても喜びます。日本の伝統を子どもに伝えながら、心に残る節分になるよう、保育士が楽しい出し物を考えましょう。