保育のコラム

保育士の仕事は楽しい?やりがいや魅力を徹底解説!

2021/01/27

保育士のやりがい

 

子どもたちの笑顔や、成長に向き合いながら働く保育士は、魅力とやりがいが溢れています。

一方で、子どもから元気をもらえる反面、命を預かるという重大な責任が伴うのも事実です。

ほかにも、職場の上司や同僚との人間関係に悩む保育士も多くいます。

せっかくご縁があって保育士になったのですから、楽しい保育士生活を過ごしたいものですよね。

そこで今回は、保育士の仕事のやりがいや、保育士が楽しいと感じるポイントについてまとめてみました。

 

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

楽しいと感じるポイントその1:子どものとの関わりからのやりがいや魅力

 

保育士の多くが、もともと「子どもが大好き!」という方だと思います。

子どもたちとのコミュニケーションや触れ合いには、多くのやりがいや魅力が満ち溢れています。

ここでは、保育士が仕事をするなかで、どのようなやりがいや魅力を感じられるか、詳しく紹介していきます。

 

「できた!」の瞬間に立ち会える

 

子どもの成長スピードには目覚ましいものがあります。

ハイハイしか出来なかった乳児が立ち上がり、やがて歩けるようになるなど、昨日まで出来なかったことが突然出来ることもあります。

ときには、立ち上がった瞬間や歩いた瞬間を、保護者よりも先に立ち会えることも。

ほかにも、苦手な野菜を食べられたり、友だちにおもちゃを譲ったりなど、子どもの「できた!」に立ち会える瞬間に驚きと喜びがあります。

 

成長するにつれてコミュニケーションがとれるようになる

 

乳児クラスでも2歳くらいになると、少しずつおしゃべりが上手になってきます。

うまく喋れないながらも、一生懸命に伝えようと頑張る子どもたちの姿はとても可愛いもの。

声をかけると、どんどん新しい言葉を覚え、意思疎通がスムーズになっていく様子は感動的です。

ほかにも、友だちの輪に入れなかった子が、自分から輪の中に入る様子を目にすると、「成長したなぁ~」としみじみ感じます。

子どもたちの成長を見て、疲れが吹き飛ぶ保育士がたくさんいるのも納得できますね。

 

子どもの笑顔を見ることができる

 

毎日子どもの笑顔に接することが出来るのは、保育士の魅力です。

泣いた子どもをあやして笑顔に変わる瞬間は、大きなやりがいを感じる瞬間でしょう。

子ども達の笑顔はいつも元気を与えてくれます。

かわいい笑顔を見るだけで、つられて笑顔になったり、疲れも吹き飛んだりするでしょう。

 

子どもと信頼関係が築けた瞬間の喜び

 

「人見知りの子が、ある日ひざにのってくれた」

「なじめなかった子が、自分に感情を伝えてくれた」

「毎朝泣いていた子が『保育園楽しい』と言って泣かなくなった」

日々のふれあいから、子どもたちとの信頼関係を感じることは嬉しいものです。

もちろん、子どもたちが最も信頼を寄せているのは保護者です。

しかし、保護者以外に信頼できる大人が自分だとしたら嬉しくなりませんか。

これも、ほかの仕事では味わえない貴重な体験のひとつでしょう。

 

楽しいと感じるポイントその2:保護者との関わりからのやりがいや魅力

保育士のやりがい

 

子どもに接するだけが保育士の仕事ではありません。

忙しすぎる毎日を過ごし、子育てに悩みを抱える保護者とのコミュニケーションも大切な仕事です。

ここからは、保護者とのやり取りのなかで、やりがいや魅力を感じる場面について説明していきます。

 

保護者からの「ありがとう」の言葉

 

保育士の仕事は、子どもの成長に寄与するだけではなく、保護者のサポートも含みます。

それはときに、保護者から厳しい目を向けられることもあります。

しかし、保育士の姿勢を評価されたり、育児の相談に乗ったりして「ありがとう」と言ってもらえるのは、保育士が喜びを感じる瞬間です。

 

子どもの成長の喜びを分かち合える

 

保護者は、子どもと離れて仕事をしていても、わが子を忘れることはありません。

同時に、「保育園で楽しく過ごせているかな?」「お友だちと仲良くできているかな?」と常に心配するものです。

そんな保護者にとって、子どもの様子が書かれた連絡帳を見ることや、保育園での様子を聞くことは、子どもの成長を感じられる幸せの瞬間です。

このように、子どもの成長の喜びを分かち合えるのは、保育士にとっても嬉しいものです。

 

一緒に悩みを解決していける

 

保護者にとって、子どもの悩みは尽きません。

誰かに話を聞いてほしいときに、保育士に頼ることもあります。

そんなときに、一緒に解決方法を見出していくのも保育士の大事な仕事です。

話を聞くだけでも、保護者の気持ちは楽になりますし、子どもを持つ保育士なら、自分の経験を伝えるのもよいでしょう。

子育て経験がなくても、日々の保育で心がけていることや、言葉のかけ方などが保護者にとって有益なアドバイスになります。

悩みがうまく解決し、嬉しそうな保護者の顔を見ることで、毎日の仕事が報われる保育士も多いです。

 

楽しいと感じるポイントその3:行事・イベントを通じて感じられるやりがいや魅力

 

行事やイベントは、子どもたちの成長を感じられる貴重な機会です。

同時に、保育士も楽しいと感じたり、やりがいを感じやすい機会でもあります。

とはいえ、多忙な日常業務にくわえて、行事やイベントの準備は保育士にとってかなり大変です。

しかし、だからこそ感じられるやりがいや魅力もあるのです。

 

行事・イベントが成功した時の達成感

 

イベントの準備や練習は、保育士にとって大変な仕事です。

しかし、成功したときの達成感は、何物にも代えがたいものがあります。

練習のときに子どもたちが言うことを聞かなかったり、準備が多すぎて残業続きになったり、たしかに苦労は多いでしょう。

ところが、それらを乗り越え、本番で頑張っている子どもたちを見たとき、喜びと感動に涙する保育士もいます。

 

保護者からの嬉しい感想

 

行事やイベントは、保護者にとっても貴重な機会です。

「去年はできなかったのに、今年はしっかり歌えていた!」

「子どもの成長を感じられて嬉しかった!」

などの感想をもらえることも、保育士のやりがいであり、魅力と言えるでしょう。

 

楽しいと感じるポイントその4:社会貢献性の高い仕事だからこそのやりがいや魅力

 

保育士の仕事は、社会貢献に直結する意義のある仕事です。

具体的には、以下のような社会貢献があります。

 

待機児童解消へ貢献できる

 

子ども家庭庁の発表では、2014年の待機児童数は21,371人でしたが、2024年には2,567人まで激減しています(子ども家庭庁「令和6年4月の待機児童数調査のポイント」。

待機児童を解消するには保育園がいくら増えても、保育士がいなければ子どもを預かることはできません。

今後も待機児童の解消に保育士が必要であることは言うまでもないでしょう。

ほかにも、保育士の存在があるからこそ、子どもを持つ共働き世帯は安心して仕事に出かけられます。

保育士は人だけでなく、社会にも大きく貢献しているのです。

保育士は、未来を担う子どもたちの命を預かり、成長を支援する素晴らしい仕事。

責任重大で大変なことも多いですが、社会になくてはならない存在です。

 

保育士は子どもの成長をすぐそばで感じられるからやりがいがあって楽しい!

保育士のやりがい

 

今回は、保育士のやりがいや魅力についてまとめてみました。

苦労や大変さだけがクローズアップされていますが、近年は賃金アップなどの処遇改善が大幅に進んでいます。

子どもや保護者とのふれあいだけでなく、社会に大きく貢献する保育士の仕事は、とてもやりがいあるものだと言えるでしょう。

子どもたちから元気と笑顔をもらえる保育士。

保育士が笑顔でいれば、子どもたちもますます元気になります。

ぜひ、そんな保育士ライフを楽しんでくださいね!

 

 

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