保育のコラム

保育士パートの連絡帳業務を解説!書き方のコツと負担を減らす方法

2025/09/28

保育士パートとして働くことを検討している方や、現在働いている方の中で「連絡帳はパートでも書かなければいけないの?」「どんなことを書けばいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

連絡帳は保護者と園をつなぐ重要なコミュニケーションツールですが、保育士パートの場合、どこまでの業務を担当するのか不安に感じる方も少なくありません。

この記事では、保育士パートの連絡帳業務について、実際の業務範囲から効率的な書き方のコツまで詳しく解説していきます。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

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保育士パートの連絡帳業務の実際

保育士パートの連絡帳業務は、園によって大きく異なります。まずは一般的な業務範囲と、職場による違いについて理解しておきましょう。

パートが担当する連絡帳業務の範囲

多くの保育園では、保育士パートは補助的な役割を担うため、連絡帳の主担当は正職員が行います。

パートが連絡帳業務を担当する場合、主に以下のような内容を書くことが多いです。子どもの様子の記録、食事や排泄の状況、遊びの内容、体調面での変化などの基本的な情報が中心となります。

一方で、保護者からの相談への回答や、重要な連絡事項、発達に関する詳細な記録などは、経験豊富な正職員や担任が対応することが一般的です。

園による連絡帳業務の違い

園の規模や方針によって、パートの連絡帳業務は大きく変わります。

小規模保育園では、パートであっても一定の連絡帳業務を任されることがあります。少人数制のため、一人ひとりの職員が幅広い業務を担当する傾向があります。

大規模な保育園では、役割分担が明確で、パートは補助業務に専念できることが多いです。連絡帳の記入は担任や正職員が行い、パートは子どもの様子を口頭で伝える役割にとどまることもあります。

企業内保育所や病院内保育所などでは、比較的少人数で運営されているため、パートでも連絡帳業務を担当する場合があります。

面接時に確認すべきポイント

保育士パートとして働く前に、連絡帳業務についてしっかりと確認しておくことが重要です。

面接では「パートの連絡帳業務の範囲はどこまでですか?」と具体的に質問してみましょう。また、「連絡帳の記入時間はどのように確保されていますか?」という質問も有効です。

勤務時間内に連絡帳業務の時間が確保されているか、持ち帰り業務はないかなど、労働条件についても確認しておくと安心です。

保育士パートの連絡帳の書き方のコツ

連絡帳を書く際は、簡潔で分かりやすく、保護者が読んで安心できる内容を心がけることが大切です。

基本的な書き方のポイント

連絡帳を書く際の基本は、事実を正確に伝えることです。

時系列で子どもの様子を記録し、食事、遊び、排泄、睡眠などの基本的な生活の様子を簡潔に書きます。「○時頃に△△をして楽しそうでした」というように、具体的な時間と行動を記載します。

ポジティブな表現を心がけ、子どもの成長や頑張った姿を積極的に伝えることで、保護者に安心感を与えることができます。気になる点があっても、批判的な表現は避け、客観的に事実を伝えるようにしましょう。

効率的に書くためのテンプレート活用

連絡帳を効率的に書くために、基本的なテンプレートを活用することをおすすめします。

午前中の様子として「朝の会での様子、自由遊びの内容、友だちとの関わり」、お昼の様子として「食事の量と様子、好き嫌いの変化、食事中の会話」、午後の様子として「お昼寝の状況、午後の活動、降園前の様子」といった流れで記録すると書きやすくなります。

年齢別のテンプレートを用意しておくと、さらに効率的です。0〜1歳児は授乳や排泄の回数、2〜3歳児はトイレトレーニングの様子、4〜5歳児は友だちとの関わりや学習への取り組みなど、発達段階に応じた内容を重視します。

文章表現のコツ

連絡帳の文章は、専門用語を避け、保護者にとって分かりやすい表現を使うことが重要です。

「様子を見守りました」よりも「そっと声をかけて応援しました」、「集中していました」よりも「最後まで一生懸命取り組んでいました」など、具体的で温かみのある表現を心がけましょう。

短い文章でも、子どもの個性や成長が伝わるような内容を意識します。同じような表現の繰り返しにならないよう、表現のバリエーションを増やしておくことも大切です。

保育士パートの連絡帳業務との向き合い方

保育士パートとして連絡帳業務に取り組む際は、自分のスキルレベルや働き方に合わせて、無理のない範囲で業務を行うことが大切です。

連絡帳は保護者とのコミュニケーションツールとして重要ですが、パートとして働く場合は、できる範囲で丁寧に取り組むことを心がけましょう。不安なことがあれば積極的に相談しましょう。

 

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