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「保育」のお役立ちコラム

保育士に向いている人・向いていない人の特徴は?保育士の適性について

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保育士を志す理由としては「子どもが好き」がほとんどです。


しかし、他の職業と同じように、好きだからといって全員に保育士が務まるかと言うとそうではありません。


そこには当然、向き・不向きがあります。 実際に「子どもが好きだから」と保育士になって、その後転職したり、やめてしまう方は非常に多いそうです。


では、どのような人が保育士に向いている人、または向いていない人なのでしょうか。


また、保育士業界で失敗して辞めた人は、保育士として向いていないのでしょうか。


今回は、保育士に求められる資質から、実際に現場などで求められる保育士の適性について考えてみます。


保育士に求められる適性とは?


保育士を志す方は、今や7万人を超え、たくさんの方が保育士になりたいと思っています。

(※厚生労働省「保育士試験の実施状況(平成28年度)」より)

しかし、一方で実際に働く保育士の数は足りていません。


実際に働いてみて、「向いていない」と判断して転職や辞職してしまったりするケースや、そもそも保育士資格を取得しても、保育士にならないというケースが増えてきているためです。


そのため、保育士不足の解消を目指し、保育士を増やしたい、活躍して欲しいと、国や自治体の支援も充実してきています。


保育士は子どもが好きということはもちろんですが、子どもの成長をじっくり見守る忍耐力や、保護者と信頼関係を築き、大事な命を預かる責任感が必要な仕事です。


子どもの人格形成に大きな影響を与える保育士という仕事について、保育士に求められる「5つの適性」をもとに考えてみます。


【適性1】子どもと接することが好き


「子どもが好き」ということは、保育士に最低現限必要になってくる資質と言えます。


実際に保育士になる理由はほとんどの人が「子どもが好き」ということでしょう。


しかし、どんなに子どもが好きでも、保育士は単なる子どもの遊び相手ではありません。


大切なことは、プロとして子どもと向き合う自覚です。


子どもの成長を支援する専門職であることを忘れず、子どもの良い部分は褒め、悪い部分は叱ることが求められます。


喜ぶ姿が見たくて、つい甘やかしてしまったり、遊ぶことに夢中になり安全に配慮できなくなるようでは務まりません。


保育の現場では、子どもの発達段階に沿ってねらいを設け、その成長のサポートをします。


単に「子どもが好き」だけでなく、時に厳しくとも、子どもの成長を優しく見守り、子どもの自立を促し、そして子どもの学びのために何ができるのかを考えることのできる人が保育士に向いている人と言えるのではないでしょうか。


【適性2】体力


保育士を続けるためには、体力が必須です。


東京都の発表した「東京都保育士実態調査報告書(概要版)」によると保育士の退職理由のうち、健康上の理由を挙げる人は15.7%にも登りました。


子どもたちを抱っこしたり、おんぶしたり、一緒に公園で走り回ったり、全力で動き回る子ども達と接する保育士は、肉体労働とも言え、かなりハードで体力を必要とします。


保育士には腰痛や慢性疲労を悩みに持つ人も多く、これらは「職業病」と言っても過言ではありません。


実際に、滋賀医科大学が2013年に調査した「保育士の健康障害と改善策」では体の痛み、特に腰の痛みを訴える保育士は55%にも上っており、3歳児を担当する保育士の80%近くが腰痛を訴える結果となっています。


また、女性の多い職場なので、重い力仕事も任されるという事も多いでしょう。


最近では男性の保育士も増えていますが、まだまだ女性の保育士が大半です。


特に若いうちは、重い荷物を任されることも多く、体力はあるに越したことはありません。


さらに、保育園では様々な病気が流行ります。


インフルエンザをはじめ、溶連菌、手足口病、ノロウィルス…など様々な感染症にも負けないよう、日頃から栄養や睡眠など体調管理にも気を配らなければなりません。


日頃からの体力維持に加え、適切な体調管理ができる人が保育士に向いているでしょう。


【適性3】コミュニケーション能力


保育士には特に高いコミュニケーション能力が必要です。


明るく、社交的な保育士は子ども達に好まれますし、子どもが社会生活を送る上で必要なコミュニケーション能力のお手本となる存在です。


また保育士が接するのは子どもだけではありません。


保育士に欠かせないのが保護者との関わりです。


保護者にとって、保育園はサービス業であり、保育士は接客業としての対応を求められることもあります。 大切なお子さんをお預かりする保育士は、保護者との信頼関係なく仕事を進めることができません。


保護者の気持ちに寄り添い、保護者と共に育てていくという共感力を持って、コミュニケーションをとっていくことが大切です。


また、保育士は口頭でのコミュニケーションだけでなく、連絡帳や文書など、書面でのコミュニケーションも求められます。


成長したり、頑張ったことなどのポジティブな内容だけでなく、ケンカをして相手を傷つけたことやご家庭でも取り組んでほしい課題など、誤解を生まないように伝えなければならないこともあります。


文章力も大切なコミュニケーション能力の一つです。


そして、見逃せないのが、近隣の地域住民の方とのコミュニケーションです。


保護者の送迎マナーや子ども達の遊び声、泣き声、イベントや行事での音など、地域住民の方とのトラブルが話題となっています。


地域とともに子どもたちを育むことは、子ども達にも大切なことです。


そのためには、保育士も地域の方にご理解を得られるような挨拶や適切な指導など、好感の得られるコミュニケーションを心がけなければなりません。


このようなコミュニケーションが上手な方は、保育士としての適性があります。


【適性4】ポジティブ思考


子どものためを思ってしてあげたことに喜んでくれなかったり、気づいてくれなかったり、良かれと思ってしたことが子どもを思わぬ形で傷つけてしまったりすると、精神的にめげそうになることもあります。


子どもの「ありがとう」の一言があれば少しは救われるかもしれませんが、子どもは感謝の気持ちを言葉で表現することを忘れてしまうこともあります。


見返りのないことを気にせず、前向きに子どもに向き合えるポジティブ思考を持つ方は保育士に向いている人と言えるでしょう。


他にも、保護者対応でうまくいかないとき、また、保育士同士の人間関係でギクシャクした時も、そのことをいつまでも引きずってしまったり、子どもの前で感情を出してしまうようでは、保育士は務まりません。


保育士には、子どもたちの前ではいつでも笑顔で接することができるように、自分でポジティブに切り替えられる術を持っていることが求められています。


また、時には「まぁなんとかなるさ」といういい意味での開き直りができたり、一人で悩まずに保育士の同僚や、家族などに悩みを打ち明けられるような心の強さを持っているとなお良いと思います。


ポジティブ思考は、子どもたちにとっても重要です。


「きっと」「出来る」「ありがとう」などのポジティブワードは、心の形成に欠かせません。


「どうせ」「できない」などのネガティブワードを極力避け、子どもたちのお手本として接することは、保育士の必要な能力です。


ときには、「なんでこうなってしまったの…」「あの時こうしていれば…」と後悔することもあるかもしれません。


そんなときは、「どうすればこの状態を解決できるだろう」という問いに変換し、遠慮なく周りに頼りましょう。


「助けて欲しい」という事は全く格好悪いことではありません。


むしろ精神力の強い人間ほど「助けて欲しい」の一言が言えます。


また、無理矢理にでも笑顔を作ってみてください。


心理学的観点から、人間は笑顔でネガティブなことを考えられないんだそうです。


ネガティブな思考に陥ってしまったときは、それだけでも自然と前向きに考えられるようになります。


どんなことがあっても明るい笑顔で子どもたちと接することができる、そんな前向きな性格の持ち主は保育士の適性があります。


【適性5】忍耐力


忍耐力とは、辛いことや苦しいことも耐え忍ぶことです。


もともとは「子どもが好き」ということで志した保育士という仕事でも、続けていくうちに必ず苦しいことや辛いことも必ず出てきます。


子どもが思うように動いてくれない、保護者とのトラブル、保育士同士の人間関係など、 特に子どもは指導してもすぐに理解してくれたり、動いてくれるわけではありません。


保護者の方も、必ずしも保育園の事情を理解してくれる人ばかりとは限りません。


根気強く向き合い、声かけや見守りをして、説明を尽くしていく必要もあるでしょう。


1つやってみては、次の手を考える、長い時間をかけて信頼関係や愛着関係を築いていくためには、どうしても忍耐力が必要となります。


「自分には保育士は向いていないのでは?」と考えてしまうこともあるかもしれませんが、最初から「保育士に向いている人」はいるかもしれませんが、最初から一人前の保育士である人は一人もいません。


困難を1つ1つ乗り越えて一人前の保育士として成長していくものです。


その忍耐の過程こそが、保育士が子どもに伝えるべき、社会人としての自立を促す教育につながります。


時には周りに頼り、助けてもらい、周りのサポートも上手に利用しながら忍耐力を高めていける人は、保育士に向いているといえるでしょう。


適性がないと保育士として続かない?


適性がないと保育士として続けていくことは難しいのでしょうか。


そんなことはありません。 確かに「子どもが嫌い」といった場合は、保育士として続けていくことが難しいでしょう。


しかし、それ以外の適性については、後天的につけたり、克服することも可能です。


前出した東京都発表の「東京都保育士実態調査報告書(概要版)」によると、保育士が仕事を続けることができず、退職してしまう理由のトップ3は下記の通りです。


  1. 妊娠・出産
  2. 給与が安い
  3. 職場の人間関係

これらは、適性とは直接的には関係がなく、適性がないから保育士を続けられなかったということではありません。


もちろん、これらの理由も働く上では重要なことですが、1、2については、現在国の政策として保育士の待遇改善に着手が進んでいますし、3についても環境改善が進むにつれて改善が期待できます。


つまり、保育士として長く働き続けることと、適性にはあまり因果関係がないため、保育士を志すための「子どもが好き」「子どもの成長を見守りたい」という思いがある人は、体力、コミュニケーション能力、ポジティブ思考、忍耐力を身につけていくことで、保育士としての適性を高めていくことができるということがわかります。


子どもが好きだから!という気持ちだけでいい!


今回は保育士の適性について考えてきましたが、自分は保育士としての適性がないのではと不安に思われた方もいるでしょう。


子どもが好きで保育士になりたい、でも自分は保育士に向いてないのではないかとお考えの方も、保育士になるために自分を変えていく努力で、適性を身につけていくことは可能です。


適性とは何か、具体的に考えることで、自分に何が必要なのか改めて考えることができたのではないでしょうか。


現状、コミュニケーション能力に不安がある、ネガティブに考えてしまう傾向があるという方でも、人と話す機会を増やしたり、ポジティブに考える習慣を身に付けたりすることで改善することは、今日からでもできます。


時間はかかるかもしれませんが、保育士を志したときの「子どもが好きだから」という気持ちを忘れることなく、自分に足りないものを意識することは大切です。


その中で、自分の適性向上のために、時には環境を変えることも必要かもしれません。


保育士の適性についてやみくもに悩むことより、理想の保育士像と、今現在のあなたが保育士として何を身につけるのか、冷静に理解することが良い保育士への近道だと言えます。


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2018.03.07
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