保育のコラム

身近な物で簡単に! 手作りおもちゃの世界 4月号

2017/10/05

4月になり、新しい1年がスタート致しました。

今年度のコラムでは、おもちゃコンサルタントマスターの山岡千秋先生より、

「繰り返し遊びたくなる」「ちょっと違う」「ワクワクする楽しい」、

そんな「身近な物で」「簡単な」手作りおもちゃを紹介していきます。

 

両方の手の指を思いっきり広げて、思いっきり両手をたたき合わせてみてください。

 

手のひらから指先まで結構長い間ジンジンしましたよね。

私たち人間の手には普段は気づいていないけれど、二万ものセンサーがついています。

このセンサーをいっぱい使って「手作りおもちゃ」に挑戦してみませんか。

まず工作が苦手でも自分で作ってみましょう。出来上がったおもちゃで遊ぶ子ども達の様子を、顔を、思い浮かべながら作ってみてください。

作る喜び・工夫するおもしろさ、そして作ったもので思いっきり遊ぶ楽しさを味わってみていただけるよう、牛乳パック・紙コップ・紙袋・ゼリーの空き容器・小枝・どんぐり・・・身の回りの素材をつかったアイデアをお伝えしていきたいと思います。

 

『いないいないばあ』

 

 材 料 フットカバーについてくる足型の厚紙  長形3型の封筒

 作り方 ①厚紙の上部に目鼻を描く

     ②封筒に①を通す

「いないいないばあ」と声をかけながら封筒から出し入れをして遊びます。

 子ども達は繰り返しの天才といわれます。何度も遊びたいという心を満たしてくれるおもちゃです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ひらひらちょうちょ』

 

 

 材 料 クリアファイル モール 髪ゴム

 作り方 ①クリアファイルをちょうちょ型に切り、模様を描く

     ②モールを使って髪ゴムと①をつける

髪ゴムを指にはめ、ひらひらと動かしてあそびます。ちょうちょになっておどってみたり、歌を歌ったりしてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゆらゆらたまご』

 材 料 玉子型の厚紙二枚 ペットボトルのふた

 作り方 ①玉子に絵を描く(子どもたちのなぐり描きをたまごの型にきってあげるのもおもしろい)

     ②ペットボトルのふたを①で挟んではりつける。

ゆらゆらと揺らして遊びます。玉子の模様は、子どもたちのなぐり描きなどから切り抜いてみるのも楽しいです。またペットボトルを取り付ける位置も重心を考えないといけないので、科学の入り口を伝えるサイエンス・トイの役目もはたしてくれるおもちゃです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

山岡千秋先生 プロフィール紹介

 

 

 

芸術教育研究所 夏の講座講師。おもちゃインストラクター養成講座講師。

恵愛病院 よちよちクラス講師。

東京おもちゃ美術館 トイ工房・サイエンストイクラブ、子育て支援センターグラン・マ、けやの森学園 未就園児「あそびにおいで」等に在籍。

その他、幼児番組の造形指導等、幅広く活躍。

                 

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