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「保育」のお役立ちコラム

保育園での子どものけんかを仲裁する際の注意点

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子どもが元気に動き回っている姿は、見ていてとても元気をもらえるものですよね。しかし、元気があふれすぎて、時には子ども同士のけんかになることもあるでしょう。

保育園で子ども同士のけんかが起こった場合、保育士としてどのような行動を取るのが適切なのでしょうか?

今回は、保育園での子どものけんかを仲裁する際の注意点をご紹介します。



けんかの状況を把握する


子ども同士がけんかを始めた際は、まず状況把握をしましょう。状況把握をするためには、けんかをしている双方の子どもから話を聞きます。その際、それぞれの意見を平等に聞き入れることを意識しましょう。

保育士の判断で一方の子が悪いように叱ってしまうと、以降の友達関係が悪くなってしまう可能性があります。たくさんの子どもを見てきた保育士として、仲裁の前に間違った判断をしてしまわないよう注意してください。




 

けんかを仲裁する際の注意点


子ども同士がけんかを始めた際は、基本的には見守ることが大切です。そして、状況に合わせて対処方法を変えていくことにより、子どもにとってプラスの効果を与えることができるでしょう。

喧嘩を仲裁する際は、以下の注意点を意識してください。


【子どもの気持ちを察すること】

子どもの気持ちを察するということには、重要な意味があります。年齢によって変わりますが、子どもによってはまだうまく話すことができず、感情を表現できない場合もあるでしょう。例えば、友達が持っているおもちゃで自分も遊びたいことをうまく表現できず、大声を出したり、無理やり奪ったりしてしまうことがあります。

このような場合に、気持ちをくみ取れないままけんか両成敗にしてしまうと、「感情を表現することはいけないことなんだ」と認知してしまうかもしれません。これは、子どもの将来の芽を摘み取る行為になってしまいます。

子どもの気持ちを察して、両方の味方になってあげましょう。


解決策を聞いてみること

子どものけんかは、保育士の対処方法によっては子どもの成長のチャンスでもあります。子どもがけんかをした際に、「仲直りするならどうすれば良いと思う?」「どうすればまた一緒に遊べると思う?」と解決策を問うようにしましょう。解決策を問うことによって、子どもたちが自分自身でけんかになった理由を考え、仲直りをするための方法を模索するようになります。

「自分も悪かったかもしれない」という反省心は、他人からいわれるのではなく、自分で考えることで芽生えます。保育士が解決策を提示するのではなく、解決策を聞き出すことを意識的に行いましょう。それが、子どもの成長機会となります。


すぐに止めるべきけんか


子ども同士のけんかの中には、すぐに止めた方が良いけんかもあります。状況を見て止めに入り、やってはいけないことをしっかりと教えることも保育士の仕事です。


取っ組み合いなど、怪我の恐れのあるけんか

口論ではなく取っ組み合いになりそうな場合は、すぐに止めに行きましょう。いくら子どものけんかとはいえ、手が出てしまえば顔に怪我をしたり、体が傷ついて跡が残ってしまったりする可能性もあります。子どもの安全が最優先であるため、そのようなけんかに発展しないか注意を払っておきましょう。


助けを求める発言があるとき

助けを求めるということは、子ども自身の精神に限界が来ている状態です。その状態を放置することは、非常に危険な行為です。結果として、保育園に行きたくなくなったり、人と接することが怖くなったりと、さまざまな危険性があります。


おわりに


子どものけんかは大人が思う以上に複雑なことが多いものです。けんかを仲裁する際は、子どもの気持ちをしっかりとくみ取り、できるだけ良い方向へ導くことが大切です。

けんかをしたとしても、原因を自分で見つけて解決していく力をつけさせてあげましょう。


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2016.08.08
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