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「保育」のお役立ちコラム

絵本トーク11月号 秋の夜長の昔話

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◆◇◆◇◆◇◆秋の夜長の昔話◆◇◆◇◆◇


 11月3日は文化の日。この日を挟んで前後2週間が読書週間です。秋の夜長、大人も子どもも本に親しみましょう。今月の絵本紹介は、晩秋を彩る絵本と秋の夜長をわくわくドキドキさせる昔話です

  

★晩秋を彩る絵本(*お薦めの年齢は目安です) 

  ①0歳~    ②1歳半~   ③2歳半~     ④3歳~        ⑤4歳~        ⑥5歳~

                
          


①『おべんとうばこのうた』さいとうしのぶ/構成・絵 ひさかたチャイルド 

*秋の味覚がたっぷり詰まったお弁当は子どもたちの憧れ・・・。歌いながら美味しくいただきましょう。

②『おちばがおどる』いとうひろし/作 ポプラ社

 *落ち葉たちが、本当に楽しそうに踊っています。かさこそふわり/にこにここそり/わさわさあつまり/しゅわっとはじける/ もう、体がうずうずしてきて、見ている子も踊りだしそうです・・・。

③『もりのてぶくろ』八百板洋子/ぶん ナターリア・チャルーシナ/え 福音館書店

*一枚の黄色いはっぱに手を当て、くらべっこをする森の動物たち。最後にやってきたのは、キノコ狩りのお母さんと男の子。「ぼくのてにぴったりだ」と、その子がはっぱを拾っていきました。

④『どうぞのいす』香山美子/作 柿本幸造/絵 ひさかたチャイルド

*うさぎさんが作った「どうぞのいす」に、次々とおいしいもの(どんぐり・はちみつ・やきたてパンなど)が置かれますが、いつのまにか他のものに入れ替わっています。一体どうしたのでしょう・・・。

⑤『おおきなおおきなおいも』 赤羽末吉/さく・え 市村久子/原案  福音館書店

*子どもたちのエネルギーが一気に噴きだした巨大なお芋の絵本。赤羽の絵がさらにおはなしを大きく膨らませ、作中の子も作外の子も皆元気はつらつになる魔法のような絵本。お芋の季節には必読。

⑥『もりのかくれんぼう』末吉暁子/作 林明子/絵 偕成社

*秋の森の楽しいかくれんぼ絵本、かくし絵を巧みにつかい遊び心がいっぱい!!子どもたちをミステリアスな世界に誘います。 


★秋の夜長の昔話(*お薦めの年齢は目安です) 

  秋の夜長、是非昔話を語ってあげましょう。もちろん絵本化された優れた昔話絵本もありますが、本来昔話とは、耳から聞いて楽しむものです。3歳以上の子どもなら、充分お話を聞く力をもっていますので、すばなしまたはストリーテリングと言われている耳から聞く形で、子どもたちに届けたいものです。

 日本には、室町末期から江戸初期に成立した五大昔話(桃太郎・かちかち山・猿蟹合戦・舌切り雀・花咲爺)と呼ばれているものがあります。また、たくさんの再話本が出ていますので、結末などが大きく改竄されていないもの、おはなしが端折りすぎていないものなど、充分注意しながら手渡しましょう。

 因みに、世界3大昔話は、『おおきなかぶ』『てぶくろ』『三びきのやぎのがらがらどん』と言われています。下記に絵本化された優れたものを挙げます。


⑦『おおきなかぶ』ロシア民話 A・トルストイ/再話 佐藤忠良/画 内田莉莎子/訳 福音館書店

⑧『てぶくろ』ウクライナ民話 M・ラチョフ/え うちだりさこ/やく 福音館書店

⑨『三びきのやぎのがらがらどん』北欧民話 マーシャブラウン/絵 せたていじ/訳 福音館書店

 

 少なくともこれら内外の昔話を、小学校へ上がる前に一度は、耳から聞くおはなし体験として、持つことをお勧めします。とは言え、ご家庭では、なかなかお話を覚えて語るのは大変でしょうから、下記に挙げる昔話集から1話ずつ読んであげ、目を閉じて想像するおはなしの世界を、十二分に味わって欲しいものです。昔話は、大変解りやすい構造(3回の繰り返しや完全懲悪型など)を内包していますので、私達大人が考える以上に、子どもたちはその魅力に惹きつけられ楽しむことができるでしょう。

 

●参考図書を挙げますと・・・、

★昔話と子どもとの関係を記したもの:

*『昔話が語る子どもの姿』小澤俊夫著 古今社

*『子どもと昔話』季刊 小澤昔ばなし研究所

★おはなしを語る人のために:

⑩『愛蔵版おはなしのろうそく1~10』東京子ども図書館

⑪『子どもに語るグリムの昔話』こぐま社

⑫『子どもに語る日本の昔話』こぐま社

   他に「子どもに語るシリーズ」は「ロシア・アジア・イギリス・イタリア・中国・北欧・・」など。


     ⑦          ⑧                 ⑨             ⑩              ⑪          ⑫         

   


★さっそくトライ!今月のミニおはなし会                  

 今月は2歳から楽しめるミニおはなし会をご紹介します。


上記の②『おちばがおどる』『もりのてぶくろ』を読む前又は読んだ後に、「おちば」や「かき」の詩を楽しんでみませんか。出来たら本物の落ち葉や柿を手元において語りかけると、より一層秋を満喫することができるでしょう。


*「おちば」(与田準一)の詩:

おちばおちばきのはっぱ やまのこざるがひろったら おもちゃのおかねにするかしら

ならのきかしのききのはっぱ やまのこりすがひろったら でんしゃのきっぷにするかしら 

おちばおちばはっぱっぱ 


*「かき」(まどみちお)の詩: 

かきが まっかに うれたので  からすが みんなに しらせます

かあ かあ かきのみ まっかっかあ

かきの しらせが すんだあと  からすが みんなに たずねます

かあ かあ たべても いいですかあ

では、次回をお楽しみに・・・                     

 

(「はぐはぐの樹子ども図書館」館長 金澤和子)



 【プロフィール】

 

  「はぐはぐの樹子ども図書館」館長。司書・保育士。
   横浜市・南区地域子育て支援拠点内「はぐはぐの樹子ども図書館」で、絵本相談・おはなし会・わらべうたなどを通し、子育て支援に従事。

  子どもと本をつなぐ活動を始めて25年。

  市民グループ「子どもと本」代表。

  著書:『赤ちゃんと絵本であそぼう!』一声社



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2014.11.01
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