保育園以外の児童福祉施設で働くにはどうすれば良いですか?①

子育てがひと段落したので以前やっていた保育の仕事に戻りたいのですが、体力的に以前のように保育園でバリバリ働けるかと言ったら不安で・・・

保育に関わる保育園以外の児童福祉施設でバイト・パートなどはどうかなと考えているのですが、保育士が保育園以外の児童福祉施設でバイトやパートとして働くことは可能なのでしょうか?

はい。保育園以外には次のように13の児童福祉施設があります。

それぞれバイトやパートなどの雇用形態で働いている方はたくさんいらっしゃいますよ。

・助産施設

・乳児院

・母子生活支援施設

・児童厚生施設

・児童養護施設

・知的障害児施設

・知的障害児通園施設

・盲ろうあ児施設

・肢体不自由児施設

・重症心身障害児施設

・児童心理治療施設

・児童自立支援施設

・児童家庭支援センター

そうなのですね。実際どの児童福祉施設がおすすめなどあったりするのでしょうか?

どの施設も体力的に保育園よりどうこうとは一概には言えません。

おすすめというよりは、働く人自身がどういう場所で、どういう仕事をしたいかによって変わってきます。

保育園以外ではどのような仕事なのかが、あまりよく分からないのですが、教えていただけますか?

もちろんです。

記事監修:ずっと保育士 編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

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保育園以外の児童福祉施設の仕事内容

各児童福祉施設によって、保育をする対象や仕事内容などが違ってきます。

例えば、助産施設でバイトするのであれば、妊産婦さんの出産補助の仕事なので対象は妊産婦さんと新生児になります。

また、肢体不自由児施設であれば、保育の対象が手足など肢体に麻痺などがある児童になります。

このように施設によって対象者や仕事内容が大きく変わってくるので、一概にどの仕事がおすすめとは言えませんし、どの仕事も保育園よりも体力的な負担が少ないかというとそうも言えません。

どの施設にもどの施設なりの大変さがあります。

そうなのですね。

どの施設での仕事が自分に合うかは、体力的な負担が少ない施設というよりは、どのような仕事がしたいかで決める必要があるということですね。

そういう事になります。

では、実際に一つひとつ簡単ですが、対象とする人と仕事内容をそれぞれ13施設について解説していきますね。

助産施設

助産施設はご存知ですか?

出産の意思があるにも関わらず、経済的事情などで出産費用が支払えない場合に公的な支援によって出産を手助けしようとする施設ですよね?

はい。

その通りです。

産後サポートがないお母さんがほとんどになりますので、主な仕事は生まれたばかりの赤ちゃんのお世話になります。

保育園で担当した0歳児クラスとは異なりますか?

保育園では、どんなに小さな0歳児でも生後2ヶ月からの預かりになるため、生後0日から面倒を見るというのは仕事としては初めてかもしれません。

オムツを代えたり、ミルクを飲ませたりは同じでも、沐浴や体調不良時などの対応も大切なお仕事になります。

保育士としての関わりというよりは、「母親」の代わりという仕事が多いかもしれませんね。

なるほど。仕事時間はどのようになるのでしょうか?

助産施設は365日24時間の体制で運営されています。

そのため、働く人にもシフト制で夜勤などが発生します。

パートやアルバイトの場合は、日勤のみ、夜勤のみなどの時間が区切られていることもありますし、1ヶ月前にシフト提出ということもあります。この辺は働く助産施設によっても異なりますね。

求人はたくさんあるのでしょうか?

施設の数自体が少ないことと、受け入れられる人数が少ないこともあり、求人自体はかなり少ないといえるでしょう。

表1:助産施設の仕事内容などについて

施設名 助産施設
仕事内容 生まれたばかりの乳幼児の保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 387
求人数 少なめ

乳児院

助産施設と同じく0歳からの赤ちゃんが入所する乳児院にもパートやアルバイトの仕事はあります。

仕事内容としては、助産院よりは少し月齢は上がりますが、母親の役割が求められる仕事であるということについては同じですね。

乳児院での保育士の仕事については、「乳児院の保育士の仕事内容とは?求人の傾向や探し方について」の記事に詳しくまとめてありますので、こちらも合わせて読んでみてください。

同じようなシフト勤務になりますか?

はい。

こちらも24時間365日生活をする場になりますので、常に保育者として子どものそばに寄り添っている大人が必要です。

パートやアルバイトであっても、子どもの生活全般に責任をもつ大変重要な仕事です。

時給は高いのですか?

夜勤なども含んだ金額になりますので、一般的な保育園の保育士の相場よりは多少高くなりますが、施設にもよりますので、求人をよく確認してみてください。

表2:乳児院の仕事内容などについて

施設名 乳児院
仕事内容 乳幼児の保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 138
求人数 少なめ

母子生活支援施設

生活支援で共通するのが、母子生活支援施設です。

この施設は、18歳未満の児童を養育している母子家庭を支援する施設で、乳児から高校生までの子どものお世話をします。

母親が一緒にいるのであれば、保育士はどんな仕事をするのでしょうか?

この仕事はかつては「寮母」と呼ばれていました。

つまり、多くの家庭の生活を支える役割というとイメージがつくでしょうか。

母子生活支援施設に入所する家庭には、様々な事情があります。

事情を抱えた親子の心のケアをしながら、日常生活が円滑に進むような支援を行います。

保育士にできるのでしょうか?

はい。

一般的に保育士は保育園で預かる0歳から6歳のお子さんを見ると思いがちですが、「相手の目を見て話をきく」「気持ちに寄り添い、成長を促す見守りをする」といった基本的な保育の概念は年齢が上がっても同じです。

不安があっても、母子生活支援施設には保育士のほか、社会福祉士、嘱託医なども一緒にチームとして生活を支えていますので、お互いに相談し合いながら保育を行なっています。

求人はどれほどありますか?

母子支援施設も数が多いわけではありませんので、求人数は多くありません

欠員の補充などで求人を出すケースがほとんどですので、情報を常にチェックしておく必要がありますね。

表3:母子生活支援施設の仕事内容などについて

施設名 母子生活支援施設
仕事内容 18歳未満の子どもの保育、お世話
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 227
求人数 少なめ

児童養護施設

いわゆる孤児院のような施設でも働くことはできますか?

児童養護施設のことでしょうか?

1歳から18歳で、何らかの事情で親元を離れた子どもたちが生活している施設ですね。

はい、そうです。

もちろん、保育士の仕事を活かして働いていただくことができます。

働き方は乳児院などと似ていますか?

そうですね。

乳児院とは対象の子どもたちが成長した子どもという意味では働き方は似ています。

ご両親に代わって、日々の生活を支援し、健全な育成を支援します。

詳しい働き方は「児童養護施設で働く保育士の役割や仕事内容は?」にもまとめてますので、よろしければご確認ください。

児童養護施設も子どもたちにとっては「家」なので、24時間勤務体制になることが多いです。

パートやアルバイトなどであれば、同じく日勤だけ、夜勤だけという募集も多くなります。

求人は沢山ありますか?

こちらも施設数が多いわけではありませんし、続々と新設される保育園とは異なります。

欠員募集がほとんどになると思いますので、情報はこまめにチェックした方が良いでしょう。

表4:児童養護施設の仕事内容などについて

施設名 児童養護施設
仕事内容 親元を離れた1歳〜18歳の子どもの保育、お世話
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 608
求人数 少なめ

児童厚生施設

24時間勤務のところばかりなんですね。

24時間勤務以外のところはありますか?

児童厚生施設、いわゆる児童館や児童遊園は24時間勤務ではないですよ。

一体どんな施設なのですか?

役所や公民館などに併設された施設のことで、自治体によって管理されていることが多いです。

児童館は集会所や遊戯室、図書館などがあり、児童遊園は公園などですね。

どんな仕事をするのですか?

大まかに言うと、各施設で児童が安全に遊べるように支援する仕事です。

さらに最近では保護者の育児相談に乗ったりも多いです。

児童厚生施設は0歳から18歳までが利用するため、長期休みにはキャンプなどのイベントを行うこともありますし、日中は未就園児の憩いの場になったりもします。

一口に育児相談といっても、赤ちゃん期の発達相談や産後相談から、思春期の相談まで多岐に渡ります。

保育士にできるのでしょうか?

もちろん可能です。

思春期の子どもたちの相談は不慣れなこともあるかもしれませんが、職員同士で連携して行えば大丈夫です。

求人はどこで探せば良いですか?

自治体が募集を出していることもありますが、最近では民間に業務を委託していることもあります。

その場合、委託業者が求人サイトなどで積極的に募集をしています。

児童厚生施設は全国に4000施設以上もあり、保育所に次ぐ施設数がありますので、多くの児童厚生施設が募集をしているのが現状です。

表5:児童厚生施設(児童館、児童遊園)の仕事内容などについて

施設名 児童厚生施設(児童館、児童遊園)
仕事内容 0歳から18歳までの遊びを支援
勤務時間 日勤
施設数 6921
求人数 少なめ

知的障害児施設

知的障害児施設というのをご存知でしょうか?

主に指摘指数が70以下の知的障がい児の入所施設です。

保護者が不在だったり、養育が困難な場合の障がい児を保護し、自立支援を行う施設なのですが、児童の保育をするプロとして保育士が活躍しています。

どんなことをするのでしょうか?

知的障がいがある子どもを保育するということを除いて、児童養護施設と同じような仕事と考えてください。

基本的生活習慣である、食事や排泄、挨拶や着替えなど、10代になっても幼い行動をしてしまうことがあります。

ゆっくり、一人ひとりに向き合った援助を行い、保育を行うことが大切な仕事で、施設の中で保育士は中心的な役割を果たすことが多いです。

パートやアルバイトでもできるのでしょうか?

パートやアルバイトの求人もあります。

施設によりますが、中心となる保育士の補佐的な仕事が多いでしょう。

やはり24時間勤務なのでしょうか?

そうですね。

入所施設なので、夜勤もあります。

パートやアルバイトの場合、日勤のみ、夜勤のみも可能ですが、施設自体は常に営業している状態です。

表6:知的障害児施設の仕事内容などについて

施設名 知的障害児施設
仕事内容 知的障がいを持つ子どもの保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 255
求人数 少なめ

知的障害児通園施設

24時間のシフトが難しい場合は、通所の施設もあります。

それが、知的障害児通園施設です。

仕事内容は同じですか?

基本的には同じです。

こちらはご家庭から通園してくる知的障がい児を支援するため、基本的生活指導とともに保護者の相談などに乗ることも多いのが特徴です。

保護者の相談とは、どんなことですか?

知的障がい児を抱えたご両親は、普段の生活はもちろん、将来的な自立、仕事など大変に不安を抱えながら、育児に奮闘されています。

一般的な場で質問しづらいことも多いでしょうし、子どもによって特性も異なります。

そのため、普段接する保育士などに家での指導方法や生活の組み立て方などの相談をすることも増えてくるでしょう。

パートやアルバイトも保護者対応が必要でしょうか?

施設によっては、正職員の先生のみ対応する場合もありますが、パートやアルバイトといっても、保護者から見れば「先生」です。

責任を持って保護者に対応する姿勢は必要でしょう。

求人はありますか?

知的障害児通園施設の求人は増加傾向にあります。

また、保育士の中でもやりがいある仕事ということで、競争率も高い職場となっています。

求人サイトなどをチェックすると沢山の求人が出ていますよ。

表6:知的障害通園施設の仕事内容などについて

施設名 知的障害通園施設
仕事内容 家庭から通園してくる知的障がい児の支援
勤務時間 日勤のみ
求人数 少なめ

盲ろうあ児施設

盲ろうあ児施設などの身体障がい児を預かる施設などを聞いたことはありますか?

はい。

そういった施設があるということはもちろん知っています。

この施設では保育士の資格が特に必要というわけではありませんが、日常の支援を行うという意味では、これまでの経験が活かせる仕事になります。

点字や手話は必要ですか?

仕事をする上で、子どもとのコミュニケーションをとる重要な手段になりますので、あった方が良いでしょう。

仕事自体はシフト勤務なのでしょうか?

盲ろうあ児施設はほとんどが入所施設なので、24時間の勤務になります。

そのため、勤務自体は交代制になるでしょう。

パートアルバイトの場合は、日勤のみ、夜勤のみのこともあります。

その辺りは他の24時間勤務の施設と同じなのですね。

パートやアルバイトの場合、やはりあくまでも補助になりますので、勤務時間についてはある程度の希望が優先されると思います。

表7:盲ろうあ児施設の仕事内容などについて

施設名 盲ろうあ児施設
仕事内容 身体的障がいを持つ子どもの保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 14
求人数 少なめ

ここまででも沢山の施設がありますね。

そうですね。

保育園以外で保育士がバイトやパートをするには次のように13の児童福祉施設があります。

保育園以外の児童福祉施設で働くにはどうすれば良いですか?①」で途中まで説明しましたが、ここからは続きをご説明しますね。

はい。

よろしくお願いいたします。

保育園以外の児童福祉施設の仕事内容

保育園以外の児童福祉施設について、各施設の仕事内容、求人内容についてご説明します。

肢体不自由児施設

肢体不自由児施設は、上肢、下肢、胴、首などに機能的な障がいがある子どもの訓練指導を行う施設です。

どんな仕事なのですか?

主に日常生活の援助や保育です。

肢体不自由の子どもの場合、それぞれの特性において、日常生活の支援が必要です。まだまだバリアフリーが進んでいるとは言えない日本で、通常の日常生活を送ろうと思うと、道具一つ使うのも、健常児に比べて苦労が伴います。

どうやって日々の生活を滞りなく送れるようにするのか、保育士がオーダーメイドで子どもに合わせた試行錯誤で援助しています。

また、保育園などと並行して通う方もいらっしゃいますので、保育園などにも訪問し、お互いに理解することも大切な仕事です。

どんな求人がありますか?

通常の保育士と同じように求人はあります。

ただ、求められるものとして、車椅子を押したり、抱えてあげたりなどの介助もあるため、体力が求められる部分はあると言えます。

表1:肢体不自由児施設の仕事内容などについて

施設名 肢体不自由児施設
仕事内容 肢体に身体的障がいを持つ子どもの保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 62
求人数 少なめ

重症心身障害児施設

重症心身障害児施設という肢体不自由・知的障がいを併せ持つ子どもの入所する施設があります。

こちらは、身体的にも知的にも介助が必要なため、福祉と医療との連携が最も欠かせないでしょう。

保育士はどんな仕事をするのですか?

日常生活の介助はもちろん、興奮してしまいすぎ発作が起きることもありますし、異物を食べてしまうなど日常的に目が離せない状況が続きます。

保育園のように根気よく伝えることも必要ですが、そういった状況にならないように事前に状況を排除してあげることも必要です。

保育士のイメージよりも介護士のイメージの方が近いかもしれません。

求人はありますか?

重症心身障害児施設は近年増え続けている施設の一つです。

そのため、求人も多くあります。

今は増え続けている保育園も、今後の少子化などで減少することもあるかもしれません。

表1:派遣保育・正社員保育士やパート・アルバイト保育士違い

施設名 重症心身障害児施設
仕事内容 重度の心的、身体的障がいを持つ子どもの保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 206
求人数 多め

児童心理治療施設

2017年4月に「情緒障害児短期治療施設」から名称が変更になった児童心理治療施設でもパートやアルバイトとして働いている人はいます。

どんな施設なのですか?

情緒障がいのある子どもを短期入所、もしくは通所させ、治療の上、社会での活躍援助をする施設です。

保育士はどんなことをするのですか?

生活指導が主です。

子どもを認め、自信を育み、愛情を持って接することで、集団生活の中でも情緒を安定させることをねらいとしています。

医療的な資格も必要ですか?

もちろんある方が有利でしょう。

しかし、基本的には愛情を持って自己肯定感を伸ばしていくという仕事なので、保育士の基本理念と同じと考えても良いでしょう。

求人はありますか?

まだ全国に46箇所程度しかない施設なので、求人も多いとは言えません。

お住いの近くにあるか確認し、求人情報をチェックしてみてください。

表2:児童心理治療施設の仕事内容などについて

施設名 児童心理治療施設
仕事内容 情緒障がいのあるこどもの保育
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)  
施設数 46
求人数 少なめ

児童自立支援施設

児童自立支援施設とは、窃盗や障がい、家出、薬物など、素行に問題がある児童、また、不登校や引きこもり、虐待を受けた児童などを自立支援する施設です。

何歳くらいのお子さんが入所されているんですか?

だいたい小学生から原則は18歳までで、必要であれば20歳までが入所可能です。

保育士はどんな仕事をするのですか?

児童自立支援施設には児童用語法で保育士の資格をもった人がなることのできる児童支援員の設置が義務付けられています。

保育士が行う支援の内容は、主に生活指導です。

生活態度や、集団行動の指導、言動のチェックは食事マナーや服装にまで及びます。

また、個人の健康管理や家庭や児童相談所とのやりとりも仕事の一つです。

保育士として行ってきた仕事とはかなり異なりますね。

そうですね。

すでに意思を強く持っており、少し心に闇を抱えた子が多い施設になりますので、保育園で子どもたちと接するのとは違うことが多いでしょう。

しかし、一人ひとりと対話し、信頼を持って成長を促すという点では共通点があると思います。

求人はありますか?

児童自立支援施設自体が各都道府県と政令指定都市に1箇所と少ない施設ですので、求人自体は少ないです。

興味がある場合は地域の施設の求人情報をこまめにチェックした方が良いでしょう。

表3:児童自立支援施設の仕事内容などについて

施設名 児童自立支援施設
仕事内容 小学生から18歳(希望があれば20歳)までの子どもの支援
勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある)
施設数 58
求人数 少なめ

児童家庭支援センター

最後にご紹介するのが、児童家庭支援センターです。

児童家庭センターとはどんな施設ですか?

厚生労働省管轄の地域に暮らす子どもたちに関する相談を受ける施設です。

同じような施設に児童相談所がありますが、児童福祉法第12条に基づき設置されている児童相談所に対し、児童家庭支援センターはその地域の行政が独自の基準で設置する施設になります。

児童相談所のより地域に根ざした施設ということなのですか?

ざっくりいうとそういう理解ですね。

どんな人が採用されるんですか?

福祉的な役割を担うことが多いため、どちらかというと保育士の経験に加え、人生経験が豊富な方が望まれています。

実際の業務は育児相談ですが、対応する事例はかなり重たい内容が多いため、慎重に判断できる人が適任でしょう。

求人は多いですか?

地域によっても異なります。

虐待防止や貧困問題など、現在児童相談所に寄せられる問題は社会問題にもなっています。

児童家庭センターも同様の対応を迫られており、人員が充足している状況とは言えません。

しかし、行政の予算等の問題もあり、人を増やしすぎる対応もできていないのが現状です。

そのため、児童家庭センターの求人も今の段階ではそんなに多いとは言えないです。

表5:児童家庭支援センターの仕事内容などについて

施設名 児童家庭支援センター
仕事内容 子どもに関する相談を受ける
勤務時間 日勤
施設数 114
求人数 少なめ

保育士資格を活かせる職種はまだまだある!

施設によって仕事内容や対象者がこれだけ異なるんですね。びっくりしました。

実は保育士資格が活かせる保育関連の職場は実は児童福祉施設だけではありません。

まだまだたくさんあり、さらには近年その数が増えてきているのです。

そうなんですか?

はい。

次の記事に詳しく解説していますので、今回の内容と合わせて次の記事もぜひ参考にしてみてください!

https://www.g-asuka.co.jp/column/where-nursery-teacher-active.html

ありがとうございます!

今回教えてくださったことと合わせて自分が一体どこで働くのかをもう一度検討してみたいと思います。

お役に立ててよかったです。

また分からないことなどありましたら、明日香では転職や復職などに関する無料相談も行なっているので、ぜひこちらも利用してみてくださいね。

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