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「保育」のお役立ちコラム

介護福祉士の転職先として保育士は実際どうなの?

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介護福祉士から保育士へ


介護と保育の仕事、実は似ているところもあると感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


お考えの通り、どちらも人の生活をサポートし、快適な生活を送るための支援をする仕事です。


実は保育士に転職した方の中には、元介護福祉士という方も多くいらっしゃいます。


今、そんな介護福祉士の資格と、保育士の資格が一部共通化するかもしれないという検討が行われています。


そこで、今回は介護福祉士から保育士になるための新制度について、また、実際に介護福祉士から保育士への転職はどうなの?という疑問まで、じっくり解説いたします。


介護福祉士から保育士へ転職をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。


介護福祉士の人が保育士に転職する主な理由



介護福祉士の人が保育士に転職したいと思う理由には大きく4つあると言われます。


・理由1:介護福祉士の資格を持っていると保育士資格が取りやすいから

・理由2:介護福祉士と保育士の資格が一本化される流れがあるから

・理由3:サポートする対象や働き方、やりがいが大きく異なるから

・理由4:介護福祉士としてのスキルや経験が活かしやすい業界だから


ここからはそれぞれについて詳しく説明して行きます。


理由1:介護福祉士の資格を持っていると保育士資格が取りやすくから


厚生労働省は、2018年度保育士試験から介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の資格保有者に対して、一部免除することを決めました。


具体的に免除されるのは、9科目の筆記試験のうち福祉関連で内容の重複する「社会福祉」「自動家庭福祉」「社会的養護」の3科目です。


保育士の不足に対処し、少ない人手で福祉を支える仕組みづくりを目指す取り組みとして、注目が集まっています。


この制度改定により、現在介護福祉士の資格を取得している人からは、保育士資格取得への意欲が高まっています。

理由2:介護福祉士と保育士の資格が一本化される流れがあるから


政府は、将来的に介護福祉士や保育士などの福祉職の資格を統一するという構想も持っています。


その参考にしているのが、フィンランドが導入している社会・保健医療の共通基礎資格「ラヒホイタヤ」です。


ラヒホイタヤとは、「日常ケア」を意味するフィンランド語の「lähihoitaja」を語源としていますが、准看護婦、歯科助手、保育士など保健医療部門における7つの資格と、ホームヘルパーなど社会ケア部門における3つの資格、計10の分野の資格を一体化し、一つの社会・保健医療基礎資格にしたものです。


日本ではまだ10分野の資格統一などの話は決定していませんが、介護福祉士・保育士などの資格の一本化をすることで、高齢者介護、保育など少人数で福祉サービスを提供する体制を整えるために推進したいとしています。


理由3:サポートする対象や働き方、やりがいが大きく異なるから


介護福祉施設と保育士では、当然ですがサポートする対象が異なります。


介護福祉士が働く高齢者施設では、多くの場合夜勤があります。


一方、保育園では24時間預かり体制の保育園はごく少数ですので、夜勤はありません。


また、介護福祉士は高齢者の介助などで体力を使います。


例えば、歩行補助や入浴介助、排泄介助など、大人の体を動かしたり、支えたりするには、相当な力が必要です。


しかし、動き自体はゆっくりなことや、認知症などの症状が悪化していない場合は危険な行為も少ないと言えます。


一方、保育士も同じように体力は使いますが、子ども達の体重は大人よりも圧倒的に軽いです。


しかし、子どもの動きは早く、危険を本人が察知しない行動も多いため、保育士は常に動き回ったり走り回らなければなりません。


同じ体への負担でも、どちらが自分にあっているか、適性を考えたほうが良いと言えます。


また、保育士も介護福祉士も「人のサポート」をするという点においては同じです。


しかし、老後の穏やかな生活を行う日常介護と、成長著しい子どもの成長支援と、どちらのサポートにやりがいを感じるかは、人それぞれです。


理由4:介護福祉士としてのスキルや経験が活かしやすい業界だから


先ほども少しご紹介しましたが、保育士と介護福祉士の仕事は、サポートする対象やサポートの仕方などは大きく異なりますが、「人をサポートする」という意味では、介護福祉士としてのスキルや経験を活かすことができます。


オムツの交換や衛生管理など、ともに感染症に十分に注意しなければならない施設での仕事になるため、基本的なベースは同じと考えても良いでしょう。


また、歌を歌ったり、季節の行事を楽しんだりなどの行事ごとも、介護施設と保育施設では似たようなことを行うこともあります。


ピアノの伴奏や歌の世代間ギャップはあるかもしれませんが、スキルや経験は活かすことができます。


介護福祉士から保育士になるには


厚生労働省は、今後の方策に関して、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士以外の医療・福祉系の資格においても、複数共通の基礎課程を創設することも検討しています。


また、将来的には、福祉項目を基礎課程、資格ごとの専門課程と2種類の養成課程へ再編することも視野に入れていることを発表しています。


つまり、今後は医療・福祉系の資格取得については、統合の流れが加速していくことは決定しています。


ただ、やはりこのことによる保育の質の低下や、介護人材の流出などになる可能性も否定はできません。


今後の流れを見ながら「いつか保育士資格を取りたいな」と思っていても、制度自体が頓挫する可能性も否定できませんので、気になる方はお早めに資格取得に向けて動いたほうが得策です。


介護福祉士から保育士になるのって実際どうなの?


 


介護福祉士と保育士は「誰かをサポートする」という意味では同じでも、やりがいが大きく違います。


しかし、どちらも社会的なニーズは高く、資格を取得すれば、引く手数多の状況になることは間違いありません。


少子高齢化社会の中で、介護福祉士はニーズが高いことはもちろん、女性の社会進出が高まる今、保育園へ預けるご家庭も増えて保育士のニーズも高まる一方です。


ただ、これまではどちらの職種も、あまり待遇が良いとは言えなかったのも事実です。


それぞれの業界で働き方は改革されているものの、まだまだ一朝一夕には進んでいません。


介護福祉士と保育士、どちらの働き方が良い、ということはありませんので、ご自身がどういう働き方をしたいのかを明確にした上で、働く場所を決めることをおすすめします。


そもそも「介護福祉士から転職したい」と思ったという事は、何か今現在に不満があるという事なので、介護福祉士のスキルや経験を活かすことができ、かつ働き方やサポート対象が大きくことなる業界なので、転職先として一度検討してみてはいかがでしょうか。


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2018.09.19
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