保育士へ安心して復帰・復職するための3つのポイント
2020/08/18








育児がひと段落して、保育士への復職を考えているけれど、年齢や体力、給料や待遇、育児との両立などの不安から、復職を躊躇する方も多いのではないでしょうか。
引用元:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
また、ブランクのある状態から、保育の現場で再び活躍できるのか、不安に思う方もいるでしょう。
本記事では、「保育士に復職をしたいけれど・・・」という方のために、おさえるべき7つのポイントをご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
一度退職した保育士の復帰・復職が求められている!
保育士資格をもつ173万人のうち、保育士として実際に働いているのは、わずか66万人ほど。
つまり、保育士の資格は持っていても保育士として働いていない人(潜在保育士)の数は、107万人もいるとされています。
こうした現状の中、注目されているのは「退職した保育士の復帰(復職)」です。
参考:子ども家庭庁「保育士の復職支援の強化について」
一度退職した保育士が復帰・復職するメリットは?
「保育士不足」という言葉を聞いたことがありますか?
保育士が不足して保育園の拡充ができず、待機児童問題などが解消できないのです。
この問題解消のために、107万人もいる「潜在保育士」の復帰を求め、国や自治体でサポートする制度を整えています。
たとえば、東京都が実施する「おかえり保育士」は、復職のサポートや経済的支援などがあり、保育士に復職を考えている方に様々なメリットがあります。
ここからは、保育士へ復帰するメリットについて、詳しくご紹介していきます。
メリット1:即戦力として働ける
保育士の仕事から離れた期間が長い人ほど、「今も働けるのかな?」「保育士の仕事を忘れたかも…」という不安を持たれます。
しかし、そんなことはなく、経験者であれば思い出すことも早いです。
子育てをしていた方であれば、実体験を基にすぐに仕事に慣れることは珍しくありません。
保育園側も、未経験者を採用して教育コストをかけるより、経験者の即戦力に期待している傾向があります。
メリット2:好待遇が望める
保育士不足の今、復職したい保育士に対して好待遇で歓迎する保育園は多いです。
ちなみに、待遇の良さというのは、給料だけではありません。
勤務時間や残業の有無、復職を考える保育士にとっての好条件を整えようとしています。
そのため、「子育てが…」「介護が…」といった要望も望めるようになってきました。
メリット3:保育業界の処遇改善
かつて保育士といえば、低い給料が当たり前のように言われていました。
最近は、国が問題視し、大幅に予算を投じて問題解決をはかってきました。
下記の表から、平均給与が以前より大幅にアップしたことがわかるのではないでしょうか。
引用元:子ども家庭庁「保育士等の3%程度(月額9千円)の処遇改善の調査結果」
メリット4:社会貢献度の高さ
保育士の仕事は、共働き世帯の増加、シングル家庭の増加により、より求められている仕事になっています。
今の子育て世代は、子育ての相談ができなかったり、子どもへの接し方がわからなかったり、悩みを多く抱えています。
保育士は、そんな世代にとって、ともに子育てをする大切な存在。
将来を担う子どもたちの健全な成長を育む重要性が増している仕事なのです。
実際、復職した保育士の多くが社会貢献度の高さを実感し、「復職してよかった」と答えています。
自分の仕事に誇りが持てるのは、復職する上で大きなメリットでしょう。
メリット5:働き方が多様化してきている
保育士に復帰するといっても、フルタイム、パート、アルバイト、派遣など様々な形があります。
人によって、フルで働きたい人もいれば、時短勤務を望む人など、様々な事情を抱えていることでしょう。
保育園側としても、保育士が無理なく働ける仕組みを模索しています。
たとえば、ワークシェアや、一人ひとりの環境に考慮した働き方の提案です。
「復職するなら覚悟しなければ!」と気負うのではなく、無理なく働けるワークスタイルを選択できる時代になっています。
メリット6:保育士資格が活かせる場所が増えてきている!
保育士資格を活かして働くのは、保育園だけだと思っていませんか?
実は、保育士資格を活かして働ける場所は増えており、他の業界で働くことが可能です。
たとえば、子ども服の販売、玩具の開発、ベビーシッター、保育ライターなど様々。
「保育士の資格はあるけど、保育園はちょっと…」という方も、保育士資格を活かして働ける場所はたくさんありますので、視野を広げてみるのも面白いですよ。
詳しくは「保育士転職・就職希望者必見!保育園以外で保育園資格が活かせる仕事とは?」の記事をご覧ください。
自分らしく復職をするための3つのポイント

「もう一度、保育士に復職したい」と考える方は、過去に保育士を辞めた経験があり、その際は不安や譲れなかった理由があったと思います。
しかし、保育の仕事が好きだからこそ、保育士という素晴らしい仕事に戻る決意があるのではないでしょうか。
保育士の仕事をもう一度選ぶからには、「自分らしく働ける」という目線で探すのがポイントです。
ポイント1:自分らしい働き方を決める
現在、保育士の9割が女性です。
女性はライフステージが変化しやすく、結婚、出産といった仕事と家庭の両立が難しい問題を抱えます。
東京都福祉局「令和4年 東京都保育士実態調査」によると、「保育士に復職する場合の希望条件」として、以下の内容が上位にランクインしています。
1位:勤務時間(1日)
2位:給与等(年収)
3位:通勤時間(片道)
4位:勤務日数(週)
5位:雇用形態・パート・非常勤雇用
この結果から、いかに多くの潜在保育士が家庭との両立を優先的に考えているかがうかがえます。
これに関して保育園側も把握しており、「短時間勤務」でも保育士がやりがいを持って活躍できる環境を整えてきています。
さて、ここからは短時間勤務制度について、詳しく見ていきましょう。
短時間勤務制度を利用する
短時間勤務制度とは、個人の事情や申請によって、定時よりも短い時間で勤務を可能にする制度のことです。
この制度を利用することで、保育士はライフステージが変わっても柔軟な働き方をすることができます。
ただし、保育園が独自に制定する制度であることが前提であり、利用するには保育園によって条件があるのが難点です。
たとえば、出産前から保育園に勤務していることだったり、子供が小学校入学前まで、などの条件です。
また、契約社員やパートなどは利用できないこともあります。
短時間派遣として働く
短時間派遣とは、あらかじめ短時間の勤務で契約をする派遣保育士です。
たとえば、自分の子どもが学校に行った10時から16時までなど、家庭との両立をしやすい働き方と言えます。
短時間派遣は、勤務時間だけでなく、勤務日数を週3回などに変更することも可能です。
また、保育士に復帰される方のほとんどが残業を気にされます。
残業は、家庭との両立における大きな障壁のひとつ。
短時間派遣の場合、派遣会社が間に入って契約を取り決めているため、残業はほとんどありません。
帰宅時間の予測が立てられる短時間派遣の保育士は、家庭との両立を考えた場合に大きなメリットになります。
シェアタイム派遣として働く
シェアタイム派遣とは、複数人でフルタイムの内容を補完し合い、1枠派遣を完成させる働き方で、『明日香』が提案する新しい保育士派遣の仕組みです。
たとえば、早朝や夜間など、子育て世代の保育士が悩む勤務時間を複数人でシェアします。
この仕組みは、急な予定変更などもお互いで補完しあえるメリットがあり、今注目の働き方です。
>>「短時間勤務から復職可能!保育士の新しい働き方「シェアタイム派遣」
パート・アルバイトとして働く
正社員より給料が低く、雇用も不安定ですが、保育士の働き方の中では最も柔軟な働き方ができます。
時間を短時間に区切ったり、朝や夕方の保育のみにするなど、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
フリーや保育補助として働く場合が多く、お便りや書類作成、行事の進行などはほどんど関わりません。
そのため、仕事量が正社員に比べるとかなり軽減されます。
一方で、雑用と感じる仕事が多くなり、やりがいに欠ける場合もあります。
ポイント2:保育士紹介会社が行うスキルアップ研修を活用する
「今の保育ってどうなっているの?」
「本当に以前の知識でやっていけるの?」
「面接は数十年前にしたきりだ…」
復職を決めたあなたの不安要素は、こんな感じでしょうか。
保育士を離れた期間が長いほど不安が増すのは当然です。
『明日香』をはじめ、保育士紹介会社では、復職に不安を抱える方向けにスキルアップ研修を行うところもあります。
スキルアップ研修を活用して準備をすることで、復職の不安も解消し、面接時も堂々とアピールできるようになります。
興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
>>保育士へ復帰したい!準備するなら保育士復職支援セミナー・スキルアップ研修を活用しよう!
ポイント3:保育士専門のキャリアコンサルタントに相談する
「保育士の専門知識を活かして働きたい」とは思うものの、どのような働き方があるのか不安に思う方もいるでしょう。
今は保育士の資格を活かして、保育園で働く以外にも沢山の仕事があります。
そのため、自分で復職先を探すよりも、保育士専門のキャリアコンサルタントに相談した方が近道になる場合が多いです。
自分がどんな働き方をしたいか、何を重視したいのか、を正直に伝えてみてください。
あなた自身が、どのような復職先で、どのような働き方が合うのか、最適な選択肢をアドバイスしてくれます。
復職を決めた時に大切なことは、自分が重視する項目を正直に伝えることです。
・週3回の勤務で
・地域はこのあたりで
・給料は○○万円くらい欲しい
など、わがままでも良いので、はっきり伝えてみましょう。
自分で進めることに迷いや不安がある方は、客観的な意見も取り入れてみることをおすすめします。
今は一人ひとりの状況に合わせた復職が進んでいる!

一昔前、保育士の給与や待遇は正直いって良くはありませんでした。
しかし、今は国や各自治体を挙げて支援しています。
そのため、あなたの求める柔軟な働き方も妥協する必要はありません。
50代や60代であっても、スキルアップ研修やキャリアコンサルタントを活用して、自分らしい働き方で活躍する方が増えています。
『明日香』では、保育専門のキャリアコンサルタントやコーディネーターが、一人ひとりのキャリアや復職について日々相談に乗っています。
「こんな風に働くのは難しいかな?」と諦める前に、自分の状況に合わせた仕事ができないか、一度相談してみてはいかがでしょうか。
カテゴリ
保育士キャリア
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育児がひと段落して、保育士への復職を考えているけれど、年齢や体力、給料や待遇、育児との両立などの不安から、復職を躊躇する方も多いのではないでしょうか。
引用元:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
また、ブランクのある状態から、保育の現場で再び活躍できるのか、不安に思う方もいるでしょう。
本記事では、「保育士に復職をしたいけれど・・・」という方のために、おさえるべき7つのポイントをご紹介します。

【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
一度退職した保育士の復帰・復職が求められている!
保育士資格をもつ173万人のうち、保育士として実際に働いているのは、わずか66万人ほど。
つまり、保育士の資格は持っていても保育士として働いていない人(潜在保育士)の数は、107万人もいるとされています。
こうした現状の中、注目されているのは「退職した保育士の復帰(復職)」です。
参考:子ども家庭庁「保育士の復職支援の強化について」
一度退職した保育士が復帰・復職するメリットは?
「保育士不足」という言葉を聞いたことがありますか?
保育士が不足して保育園の拡充ができず、待機児童問題などが解消できないのです。
この問題解消のために、107万人もいる「潜在保育士」の復帰を求め、国や自治体でサポートする制度を整えています。
たとえば、東京都が実施する「おかえり保育士」は、復職のサポートや経済的支援などがあり、保育士に復職を考えている方に様々なメリットがあります。
ここからは、保育士へ復帰するメリットについて、詳しくご紹介していきます。
メリット1:即戦力として働ける
保育士の仕事から離れた期間が長い人ほど、「今も働けるのかな?」「保育士の仕事を忘れたかも…」という不安を持たれます。
しかし、そんなことはなく、経験者であれば思い出すことも早いです。
子育てをしていた方であれば、実体験を基にすぐに仕事に慣れることは珍しくありません。
保育園側も、未経験者を採用して教育コストをかけるより、経験者の即戦力に期待している傾向があります。
メリット2:好待遇が望める
保育士不足の今、復職したい保育士に対して好待遇で歓迎する保育園は多いです。
ちなみに、待遇の良さというのは、給料だけではありません。
勤務時間や残業の有無、復職を考える保育士にとっての好条件を整えようとしています。
そのため、「子育てが…」「介護が…」といった要望も望めるようになってきました。
メリット3:保育業界の処遇改善
かつて保育士といえば、低い給料が当たり前のように言われていました。
最近は、国が問題視し、大幅に予算を投じて問題解決をはかってきました。
下記の表から、平均給与が以前より大幅にアップしたことがわかるのではないでしょうか。
引用元:子ども家庭庁「保育士等の3%程度(月額9千円)の処遇改善の調査結果」
メリット4:社会貢献度の高さ
保育士の仕事は、共働き世帯の増加、シングル家庭の増加により、より求められている仕事になっています。
今の子育て世代は、子育ての相談ができなかったり、子どもへの接し方がわからなかったり、悩みを多く抱えています。
保育士は、そんな世代にとって、ともに子育てをする大切な存在。
将来を担う子どもたちの健全な成長を育む重要性が増している仕事なのです。
実際、復職した保育士の多くが社会貢献度の高さを実感し、「復職してよかった」と答えています。
自分の仕事に誇りが持てるのは、復職する上で大きなメリットでしょう。
メリット5:働き方が多様化してきている
保育士に復帰するといっても、フルタイム、パート、アルバイト、派遣など様々な形があります。
人によって、フルで働きたい人もいれば、時短勤務を望む人など、様々な事情を抱えていることでしょう。
保育園側としても、保育士が無理なく働ける仕組みを模索しています。
たとえば、ワークシェアや、一人ひとりの環境に考慮した働き方の提案です。
「復職するなら覚悟しなければ!」と気負うのではなく、無理なく働けるワークスタイルを選択できる時代になっています。
メリット6:保育士資格が活かせる場所が増えてきている!
保育士資格を活かして働くのは、保育園だけだと思っていませんか?
実は、保育士資格を活かして働ける場所は増えており、他の業界で働くことが可能です。
たとえば、子ども服の販売、玩具の開発、ベビーシッター、保育ライターなど様々。
「保育士の資格はあるけど、保育園はちょっと…」という方も、保育士資格を活かして働ける場所はたくさんありますので、視野を広げてみるのも面白いですよ。
詳しくは「保育士転職・就職希望者必見!保育園以外で保育園資格が活かせる仕事とは?」の記事をご覧ください。
自分らしく復職をするための3つのポイント
「もう一度、保育士に復職したい」と考える方は、過去に保育士を辞めた経験があり、その際は不安や譲れなかった理由があったと思います。
しかし、保育の仕事が好きだからこそ、保育士という素晴らしい仕事に戻る決意があるのではないでしょうか。
保育士の仕事をもう一度選ぶからには、「自分らしく働ける」という目線で探すのがポイントです。
ポイント1:自分らしい働き方を決める
現在、保育士の9割が女性です。
女性はライフステージが変化しやすく、結婚、出産といった仕事と家庭の両立が難しい問題を抱えます。
東京都福祉局「令和4年 東京都保育士実態調査」によると、「保育士に復職する場合の希望条件」として、以下の内容が上位にランクインしています。
1位:勤務時間(1日)
2位:給与等(年収)
3位:通勤時間(片道)
4位:勤務日数(週)
5位:雇用形態・パート・非常勤雇用
この結果から、いかに多くの潜在保育士が家庭との両立を優先的に考えているかがうかがえます。
これに関して保育園側も把握しており、「短時間勤務」でも保育士がやりがいを持って活躍できる環境を整えてきています。
さて、ここからは短時間勤務制度について、詳しく見ていきましょう。
短時間勤務制度を利用する
短時間勤務制度とは、個人の事情や申請によって、定時よりも短い時間で勤務を可能にする制度のことです。
この制度を利用することで、保育士はライフステージが変わっても柔軟な働き方をすることができます。
ただし、保育園が独自に制定する制度であることが前提であり、利用するには保育園によって条件があるのが難点です。
たとえば、出産前から保育園に勤務していることだったり、子供が小学校入学前まで、などの条件です。
また、契約社員やパートなどは利用できないこともあります。
短時間派遣として働く
短時間派遣とは、あらかじめ短時間の勤務で契約をする派遣保育士です。
たとえば、自分の子どもが学校に行った10時から16時までなど、家庭との両立をしやすい働き方と言えます。
短時間派遣は、勤務時間だけでなく、勤務日数を週3回などに変更することも可能です。
また、保育士に復帰される方のほとんどが残業を気にされます。
残業は、家庭との両立における大きな障壁のひとつ。
短時間派遣の場合、派遣会社が間に入って契約を取り決めているため、残業はほとんどありません。
帰宅時間の予測が立てられる短時間派遣の保育士は、家庭との両立を考えた場合に大きなメリットになります。
シェアタイム派遣として働く
シェアタイム派遣とは、複数人でフルタイムの内容を補完し合い、1枠派遣を完成させる働き方で、『明日香』が提案する新しい保育士派遣の仕組みです。
たとえば、早朝や夜間など、子育て世代の保育士が悩む勤務時間を複数人でシェアします。
この仕組みは、急な予定変更などもお互いで補完しあえるメリットがあり、今注目の働き方です。
>>「短時間勤務から復職可能!保育士の新しい働き方「シェアタイム派遣」
パート・アルバイトとして働く
正社員より給料が低く、雇用も不安定ですが、保育士の働き方の中では最も柔軟な働き方ができます。
時間を短時間に区切ったり、朝や夕方の保育のみにするなど、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
フリーや保育補助として働く場合が多く、お便りや書類作成、行事の進行などはほどんど関わりません。
そのため、仕事量が正社員に比べるとかなり軽減されます。
一方で、雑用と感じる仕事が多くなり、やりがいに欠ける場合もあります。
ポイント2:保育士紹介会社が行うスキルアップ研修を活用する
「今の保育ってどうなっているの?」
「本当に以前の知識でやっていけるの?」
「面接は数十年前にしたきりだ…」
復職を決めたあなたの不安要素は、こんな感じでしょうか。
保育士を離れた期間が長いほど不安が増すのは当然です。
『明日香』をはじめ、保育士紹介会社では、復職に不安を抱える方向けにスキルアップ研修を行うところもあります。
スキルアップ研修を活用して準備をすることで、復職の不安も解消し、面接時も堂々とアピールできるようになります。
興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
>>保育士へ復帰したい!準備するなら保育士復職支援セミナー・スキルアップ研修を活用しよう!
ポイント3:保育士専門のキャリアコンサルタントに相談する
「保育士の専門知識を活かして働きたい」とは思うものの、どのような働き方があるのか不安に思う方もいるでしょう。
今は保育士の資格を活かして、保育園で働く以外にも沢山の仕事があります。
そのため、自分で復職先を探すよりも、保育士専門のキャリアコンサルタントに相談した方が近道になる場合が多いです。
自分がどんな働き方をしたいか、何を重視したいのか、を正直に伝えてみてください。
あなた自身が、どのような復職先で、どのような働き方が合うのか、最適な選択肢をアドバイスしてくれます。
復職を決めた時に大切なことは、自分が重視する項目を正直に伝えることです。
・週3回の勤務で
・地域はこのあたりで
・給料は○○万円くらい欲しい
など、わがままでも良いので、はっきり伝えてみましょう。
自分で進めることに迷いや不安がある方は、客観的な意見も取り入れてみることをおすすめします。
今は一人ひとりの状況に合わせた復職が進んでいる!
一昔前、保育士の給与や待遇は正直いって良くはありませんでした。
しかし、今は国や各自治体を挙げて支援しています。
そのため、あなたの求める柔軟な働き方も妥協する必要はありません。
50代や60代であっても、スキルアップ研修やキャリアコンサルタントを活用して、自分らしい働き方で活躍する方が増えています。
『明日香』では、保育専門のキャリアコンサルタントやコーディネーターが、一人ひとりのキャリアや復職について日々相談に乗っています。
「こんな風に働くのは難しいかな?」と諦める前に、自分の状況に合わせた仕事ができないか、一度相談してみてはいかがでしょうか。