男性保育士は保護者から人気？保育園での男性保育士の立場や役割
2017/12/25
保育士と聞くと女性保育士をイメージする方は多いのではないでしょうか。
しかし、男性ならではのダイナミックな遊びや、子どもたちの父親的役割を果たすこともできるため、昨今では男性保育士が増えつつあります。
今回は、保育現場での男性保育士の立場や役割についてご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
男性保育士の立場や役割
女性が多い保育園という職場では、男性保育士の立場や役割はどのようなものでしょうか。
以下では、男性保育士の立場や役割についてご紹介します。
男性保育士の立場は？
近年、女性が大半を占める保育園という職場において、男性保育士を積極的に受け入れようという動きが増えてきました。
しかし、全体から見ると今でも男性保育士の割合は非常に低く、働きやすさの面は今後より整備されることが予想されます。まだまだ男性保育士は希少であり、保育園の中の立場としても中心とは言いづらいのが現状です。
男性保育士の役割は？
女性保育士が母親的な存在なのであれば、男性保育士は父親的な存在と言えるでしょう。女性だけの保育園の中に男性保育士が加わることで、家庭的な環境が作り出されます。
保育園に通うご家庭には母子家庭も少なくないため、時には男性保育士の父性が、子どもだけでなく母親の助けになることもあります。
保護者から見た男性保育士
保護者が男性保育士に期待することや心配することはどういったものでしょうか。
保護者が男性保育士に期待すること
男性保育士には、女性では難しいダイナミックな遊びや指導、女性とは異なる観点から保育をサポートしてもらいたいということが期待されています。
また、女性だけの環境よりは、男性がいたほうが施設の防犯対策になるという視点もあるようです。
男性保育士への心配
残念ながら、男子保育士への心配を口にする保護者もいます。
例えば、女の子を持つ保護者から心配の声があがり、男性保育士が着替えや排せつといった日常作業を外れなければならないケースもあるようです。
保育現場には男性保育士は必要
男性保育士が保育の現場で必要とされる理由をご紹介します。
運動会やイベントで頼りになる
保育の現場では、力仕事も少なくありません。
園の行事の設営では、力が必要な仕事や高い所の作業が多く、男性がいてくれて助かる場面が増えます。他にも、蛍光灯の交換などの日常的な作業で、男性保育士がいてくれると有り難みを感じる女性保育士も多くいるようです。
また、男女がそろうことで、保育士をそれぞれ適材適所に配置することが可能になり、園全体の成長が見込まれるでしょう。
人間関係に良い影響を与える
保育園は女性が多い職場のため、場合によっては雰囲気が凝り固まりがちです。男性保育士はそのような女性だけでは偏りがちな人間関係の中に、何かしらの変化をもたらしてくれます。
男性保育士の需要
保育園や認定こども園に勤める男性保育士は年々増えています。
ここでは男性保育士が増えた理由をお伝えします。
育児に積極的に参加する男性が増えた
最近は、育児休暇によって子育てに積極的に参加する男性も増えてきました。
男性が育児に参加する機会が増えたことで、相談役として男性保育士を望む声が増えています。女性保育士に声をかけにくいと感じる父親にとって、男性保育士の存在が心強く感じられるのです。
離婚率の高さが男性保育士の需要に影響
昨今の離婚率の高さは、男性保育士の需要につながっています。
離婚した夫婦のうち、子どもを引き取るのは8割が女性と言われており、男性保育士に「第二のお父さん」を求めるシングルマザーも少なくありません。家庭の外で男性と関われる機会が増えることは、子どもにとっても貴重な機会になるのです。
おわりに
子育ての環境も時代と共に変わっていく中、男性保育士の需要もこれから高まることが予想されます。それと同時に、男性保育士の保育園での立場や役割にも変化が生まれるでしょう。今後も保育現場での男性保育士の活躍が増えていくはずです！
カテゴリ
保育士キャリア
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保育士と聞くと女性保育士をイメージする方は多いのではないでしょうか。
しかし、男性ならではのダイナミックな遊びや、子どもたちの父親的役割を果たすこともできるため、昨今では男性保育士が増えつつあります。
今回は、保育現場での男性保育士の立場や役割についてご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
男性保育士の立場や役割
女性が多い保育園という職場では、男性保育士の立場や役割はどのようなものでしょうか。
以下では、男性保育士の立場や役割についてご紹介します。
男性保育士の立場は？
近年、女性が大半を占める保育園という職場において、男性保育士を積極的に受け入れようという動きが増えてきました。
しかし、全体から見ると今でも男性保育士の割合は非常に低く、働きやすさの面は今後より整備されることが予想されます。まだまだ男性保育士は希少であり、保育園の中の立場としても中心とは言いづらいのが現状です。
男性保育士の役割は？
女性保育士が母親的な存在なのであれば、男性保育士は父親的な存在と言えるでしょう。女性だけの保育園の中に男性保育士が加わることで、家庭的な環境が作り出されます。
保育園に通うご家庭には母子家庭も少なくないため、時には男性保育士の父性が、子どもだけでなく母親の助けになることもあります。
保護者から見た男性保育士
保護者が男性保育士に期待することや心配することはどういったものでしょうか。
保護者が男性保育士に期待すること
男性保育士には、女性では難しいダイナミックな遊びや指導、女性とは異なる観点から保育をサポートしてもらいたいということが期待されています。
また、女性だけの環境よりは、男性がいたほうが施設の防犯対策になるという視点もあるようです。
男性保育士への心配
残念ながら、男子保育士への心配を口にする保護者もいます。
例えば、女の子を持つ保護者から心配の声があがり、男性保育士が着替えや排せつといった日常作業を外れなければならないケースもあるようです。
保育現場には男性保育士は必要
男性保育士が保育の現場で必要とされる理由をご紹介します。
運動会やイベントで頼りになる
保育の現場では、力仕事も少なくありません。
園の行事の設営では、力が必要な仕事や高い所の作業が多く、男性がいてくれて助かる場面が増えます。他にも、蛍光灯の交換などの日常的な作業で、男性保育士がいてくれると有り難みを感じる女性保育士も多くいるようです。
また、男女がそろうことで、保育士をそれぞれ適材適所に配置することが可能になり、園全体の成長が見込まれるでしょう。
人間関係に良い影響を与える
保育園は女性が多い職場のため、場合によっては雰囲気が凝り固まりがちです。男性保育士はそのような女性だけでは偏りがちな人間関係の中に、何かしらの変化をもたらしてくれます。
男性保育士の需要
保育園や認定こども園に勤める男性保育士は年々増えています。
ここでは男性保育士が増えた理由をお伝えします。
育児に積極的に参加する男性が増えた
最近は、育児休暇によって子育てに積極的に参加する男性も増えてきました。
男性が育児に参加する機会が増えたことで、相談役として男性保育士を望む声が増えています。女性保育士に声をかけにくいと感じる父親にとって、男性保育士の存在が心強く感じられるのです。
離婚率の高さが男性保育士の需要に影響
昨今の離婚率の高さは、男性保育士の需要につながっています。
離婚した夫婦のうち、子どもを引き取るのは8割が女性と言われており、男性保育士に「第二のお父さん」を求めるシングルマザーも少なくありません。家庭の外で男性と関われる機会が増えることは、子どもにとっても貴重な機会になるのです。
おわりに
子育ての環境も時代と共に変わっていく中、男性保育士の需要もこれから高まることが予想されます。それと同時に、男性保育士の保育園での立場や役割にも変化が生まれるでしょう。今後も保育現場での男性保育士の活躍が増えていくはずです！
