どんな内容？保育園の保育研修や保育士セミナー | 保育士・幼稚園教諭・ベビーシッターの求人専門サービス「ずっと保育士」

「転職」や「結婚・出産」などの理由で一度は保育現場を離れたものの、もう一度保育士として働きたいと考えている方もいるのではないでしょうか。復職を考えている方は、地域の保育園で保育研修やセミナーが開催されることもあるため、一度参加してみるのも良いかもしれません。今回は、保育士が受ける研修やセミナーの役割とその内容についてご紹介します。

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

保育士が受ける研修やセミナーの役割

昨今では、全国的に保育士の人手不足している状況にあり、新たに保育士を増やすためのさまざまな取り組みが始まっています。そのような中で、すでに保育士資格を持っている方を対象としたものが、「復職支援研修」や「復職支援セミナー」です。

過去に保育士として働いていた方は、結婚や出産などさまざまな事情から、職場を離れてしまうことがあります。このように、保育士としての資格とスキルを持ちながら、復職をせずにいる方は「潜在保育士」と呼ばれています。

保育士の復職支援研修や復職支援セミナーは、潜在保育士の方に向けた研修やセミナーを実施し、より現場に復帰しやすくするためのサポートを行う役割があります。

子育てや転職のために現場を離れていると、保育士という仕事を離れていた期間があるため、復帰へのハードルが感じられるかもしれません。そんなときは、ぜひお住まいの地域で開催されている復職支援研修や復職支援セミナーに参加してみてください。

保育士の復職支援研修・復職支援セミナーの内容

保育士の復職支援研修・復職支援セミナーで実施される内容についてご紹介します。

保育の専門知識についての講義

長く保育の現場を離れていた潜在保育士の方は、資格取得時や現場で身につけた専門知識を思い出せなくなっているかもしれません。そのため、保育士として復帰する際に不安要素となりやすい専門知識のブランクを改めて補足するような講義を受けられます。

子どもの発達や保護者の支援など、保育現場で必須となる知識を学びなおすことができます。

保育園での見学会や実習

実際に保育園へ足を運び、施設内を見学や職場体験という形で保育士の仕事を経験することができます。

ブランクが長いために不安がある方は、まずは見学会に参加してみて、少しずつ感覚を取り戻してみてはいかがでしょうか。慣れてきたら職場体験に参加し、周囲のサポートを受けながら、保育園で働いていた頃の感覚を無理なく取り戻していきましょう。

子どもたちとの交流

「ワークショップ」という形で、子どもたちと交流する機会が設けられた研修やセミナーに参加すれば、改めて子どもとのふれ合い方を学べます。

歌を歌ったり、手遊びをしたり……子どもたちと交流しながら仕事に復帰するためのスキルを身につけられます。

現役保育士との交流

現場で働いている現役保育士たちを交えて、交流会のような場がセッティングされることもあります。ブランクが長い方は、当時の保育園での仕事と比べて変化があるかどうか、直接質問をする貴重な機会を得られます。

また、復帰を目指す潜在保育士同士の情報交換も可能となるため、1人で悩んでいたことを解消できるかもしれません。

おわりに

今回は潜在保育士のための研修やセミナーについてご紹介しました。保育研修やセミナーは、全国各地で開催されています。お住まいの地域で申し込みをするとともに、少しずつ復帰の準備をしていきましょう。保育士としての就労経験がない方も研修やセミナーで保育士の仕事の流れを把握することもできます。

また、長いブランクがあると復帰できるかどうか不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなときこそ復職支援研修・復職支援セミナーを活用してみてください。