保育のコラム

身近な物で簡単に! 手作りおもちゃの世界 5月号

2017/10/05

「一を知ったら十に広げる・一を知ったら十にふくらます」

これは私たちおもちゃコンサルタント・おもちゃインストラクターの永遠のテーマです。

といわれても「どういうこと?」と思われるでしょう。

今回は私がスタッフをしている支援センターで大人気のおもちゃを紹介して、「一を知ったら十に広げる」に挑戦してみたいと思います。

 

  タイトル 「ぽとんぽとん」

 

 

  材料  ペットボトルのキャップ30個くらい

 

      ビニールテープ何色か(マスキングテープでもOK)

      ビー玉・ビーズ・鈴等中に入れるもの

      ボトル型のパスタケース

 

  作り方 ①ペットボトルのキャップ二つを合せ、中に鈴・ビー玉・ビーズ等を入れる 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ②二つが離れないようにビニールテープで2,3回巻く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  遊び方

 

   ①キャップを転がす

   ②キャップを指ではじく

   ③キャップをコマのように回転させる

   ④キャップを床の上を滑らす

   ⑤キャップを積む

   ⑥ビニールテープの色を食べ物や飲み物に見立てる

   ⑦キャップを振って音の違いを楽しむ

   ⑧音あてゲーム(音の神経衰弱)

   ⑨パスタケースの蓋をはずしたままキャップを出し入れする

   ⑩パスタケースの蓋をしたままパスタ用の穴からキャップを出し入れする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 保育者と子どものふれあいの中で遊びは広がり進化していきます。きっと先に書いた遊び方以外にもいろんな遊び方が生まれてくると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ身の回りのもので簡単に作れるのが手作りの良さではありますが、安全性に配慮して作ることと、必ず遊びを見守ることを忘れないようにしてくださいね。

そして手作りだけにこだわらず、既製品のおもちゃでも使用説明書にない遊び方を見つけてみると、楽しさ倍増すると思います。

 

 

 

 

 

山岡千秋先生 プロフィール紹介

 

 

 

 

 

 

芸術教育研究所 夏の講座講師。おもちゃインストラクター養成講座講師。

 

恵愛病院 よちよちクラス講師。

東京おもちゃ美術館 トイ工房・サイエンストイクラブ、子育て支援センターグラン・マ、けやの森学園 未就園児「あそびにおいで」等に在籍。

その他、幼児番組の造形指導等、幅広く活躍。

 

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