院内保育室とは?
病院内で働く医師や看護師の子どもをお預かりする保育施設です。病院敷地内に設置されていることが多いですが、少し離れたところにある場合もあります。
院内保育室の特徴
1.残業が少ない
常勤スタッフと非常勤スタッフをうまく組み合わせることで残業が少なくなるようにしています。急な園児の増加によって、残業が発生することはありますが、運営本部でスタッフの採用を行い、残業のない環境になるように努めています。
常勤スタッフは少々残業ありますが、非常勤スタッフは残業がない場合がほとんどです。
2.大規模な行事が少ない
保護者の仕事の時間がそれぞれ異なり、時間帯も合わないことも多いため、「全員で参加できる行事」を行うのが難しくなります。
定員の多い施設を中心に、運動会などの大きな行事を実施することもありますが、一般的な保育園と比べて行事が少ないことも特徴の一つです。
3.保育する園児の数が日によって違う
保護者のシフトに合わせてお預かりするため、毎日園児の人数に変動があります。
少ない日もあれば、多い日もありますし、たまにしか来ないお子様もいます。
4.少人数保育
定員が10名程度の施設もあり、1日の預かりが2.3名という日もあるため、時間に追われず、園児とじっくりと向き合った保育をすることができます。
5.雇用条件
子育てや介護をしつつ、決められた時間帯だけで勤務しているスタッフも多くおり、各家庭の事情に合わせて、勤務することも可能です。
明日香が運営する院内保育施設では、有給取得も推奨しています。
6.施設長チャレンジ
キャリアップを考えているけれど、大規模園の園長はちょっと、と思いとどまっているあなたに朗報。
保育園での主任経験などがあれば、まずは小規模園で施設長にチャレンジしてみませんか。
働く人の声
一般保育士として働いています!
①横浜市保土ヶ谷区・院内保育室勤務
(50代・女性)
院内保育室でのお仕事は、少人数で落ち着いた環境の中で、1人ひとりに合わせた丁寧な関わりができます。家庭的な保育が出来ることに魅力に感じています。
夜間保育では、夕食の提供や寝かしつけなどを行い、お子様が安心して過ごせるように関わっています。 ハードな職種である医療職の保護者を、影ながらサポートする、大変やりがいを感じられるお仕事だと思います。
②横浜市港北区・院内保育室勤務
(40代・女性)
現在は平日1〜3名、休日3〜8名の0〜5歳児のお子様をお預かりしています。 異年齢児保育ということで初めは不安がありましたが、子どもたちどうしの関わりや先輩保育士の助けを借り楽しく仕事をしています。少人数のため、大きな保育園などに比べ、子どもたちを待たせてしまうことなく、アットホームで個々の様子をみてじっくりと対応できることは魅力ですし、やりがいも感じます。
施設長として働いています!
①神奈川県藤沢市 院内保育室 施設長勤務
(40代・女性)
医療従事者の方々のお子さんを預かる院内保育室の充実は、この世の中の状況において、とても重要なこと感じています。また、子ども1人1人としっかり向き合い、ゆったり関わることができる少人数の保育が自分に合っていると思っています。
【施設長に挑戦しようと思った動機】
同年齢の園長の元で、一般保育士として働いたことで、たくさんのことを学び刺激を受けました。 保育士として勤務する年数は多くなりましたが、頼ってばかりになりがちだったので、経験を活かしながら、もっと責任感を持って働きたいと思い、施設長を引き受けました。
自分の考えを伝える難しさはありますが、伝わった時の喜びは何よりです。 子どもと少し距離を置くことで気づくこともあり、パートの方々にアドバイスすることもあります。みんなと同じ方向を向いて保育をしている〝充実感”を感じているところです。
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