【栃木県保育士特集】給料や補助制度、求人の特徴などを紹介!

栃木県といえば、「共働き子育てしやすい街ランキング」で全国1位になったこともある宇都宮市をはじめ、子育てしやすい街づくりに積極的な県です。
首都圏に通勤可能な土地柄を生かして、子育て世帯を積極的に誘致している県でもあります。
日光市や那須塩原市など、観光地を抱える北部。
都心のベッドタウンとして栄える栃木市や小山市などの南部。
それぞれで特色が大きく異なるのが特徴的です。
では、栃木県で保育士として働きたい場合、働きやすさはどのようになっているのでしょうか。
今回は、栃木県で働く保育士の働き方や、助成金などについてまとめてみました。
栃木県の保育士の給料・勤務時間は?
働きやすさは人によって異なりますが、給与や労働時間は共通する重要項目です。
ここでは、栃木県で保育士で働く場合の給料相場や、勤務時間ついて紹介していきます。
給料相場は全国平均より低い
厚生労働省の発表する「令和6年度 賃金構造基本統計調査」によると、栃木県の保育士と全国の平均年収は、下記の表1の通りです。
男性保育士以外は、全国平均より低い結果となりました。
表1:全国・栃木県の保育士の平均給与給与
| 地域 | 平均年収(万円) | |
| 保育士(男性) | 全国 | 416.9 |
| 栃木県 | 451.2 | |
| 保育士(女性) | 全国 | 392.9 |
| 栃木県 | 334.6 | |
| 保育士(男女計) | 全国 | 394.5 |
| 栃木県 | 339.7 |
参考:厚生労働省「令和6年度 賃金構造基本統計調査」
平均年収の計算:(きまって支給する現金給与額×12)+年間賞与その他特別給与額
勤務時間は全国平均並み
先程の年収と同様、厚生労働省「令和6年度 賃金構造基本統計調査」によると、栃木県の保育士の平均残業時間は下記の表2の通りです。
残業時間については、ほぼ全国平均並みか、やや少なめでした。
表2:全国・栃木県の保育士の超過労働時間数(月)
| 地域 | 超過労働時間数(時間) | |
| 保育士(男性) | 全国 | 3 |
| 栃木県 | 2 | |
| 保育士(女性) | 全国 | 4 |
| 栃木県 | 3 | |
| 保育士(男女計) | 全国 | 3 |
| 栃木県 | 3 |
参考:厚生労働省「令和6年度 賃金構造基本統計調査」
栃木県で保育士が受けられる補助制度
令和6(2024)年10月1日時点の栃木県内の保育所等利用待機児童数は、24人(前年比+7人)でした(栃木県「保育所等利用待機児童数」)。
全国的に見れば、待機児童数は少なめではあるものの、ゼロではありません。
栃木県は、待機児童ゼロに向けた保育士に向けた次のような施策を積極的に展開しています。
- 保育士就職準備金貸付
- 未就学児を持つ保育士の保育料一部貸付
- 保育士修学資金等貸付
保育士就職準備金貸付
「保育士就職準備金貸付」は、就職・復帰する際に必要な被服、研修、転居費用の一部として最大40万円までを貸し出す制度です。
概要は下記の表3の通りです。
表3:保育士就職準備金貸付概要
| 対象者 | 1~2の全ての条件に該当する方です。 1.保育所等を離職又は勤務経験のない方 2.栃木県内の保育所等(別表のとおり)に新たに週 20 時間以上の勤務をする方。転職の場合も可能です。ただし、新規卒業者にあっては、就職するため他県から本県に転入した方に限ります。 |
| 貸付額 | 40万円以内(一人1回限り) |
| 返還免除条件 | 栃木県内の保育所等において保育業務等(保育士資格を必須とする)に引き続き 2 年間従事した場合 |
未就学児を持つ保育士に対する保育料一部貸付
未就学児を持つ保育士が保育所等に就職する場合、または産後休暇・育児休暇から復帰する場合に、お子様の保育料の⼀部を貸し付ける事業です。
概要は下記の表4の通りです。
表4:未就学児を持つ保育士の保育料一部貸付概要
| 対象者 | 県内の保育所等で保育士として週 20 時間以上勤務する方で、未就学児(0~2歳児)を持ち、当該未就学児を就労開始する(復帰する)月から保育所等に預けることが決定している方のうち、次の(1)又は(2)の要件を満たす方 1.栃木県内の保育所等に新たに勤務する方(再就職含む) 2.産休・育休から復帰する |
| 貸付額 | 保育料の半額(上限:月額2万7千円) |
| 返還免除条件 | 栃木県内の保育所等において保育業務等(保育士資格を必須とする)に引き続き 2 年間従事した場合 |
保育士修学資金等貸付
保育士修学資⾦貸付は、指定保育士養成施設(保育士養成校)に在学し、保育士資格の取得を目指す学生に対し、修学資⾦を貸し付ける事業です。
養成校卒業後、保育士の資格登録をし、栃木県内の保育所等で一定期間以上保育業務に従事した場合、貸し付けた金額の返還を免除します。
概要は下記の表6の通りです。
表6:保育士修学資金等貸付概要
| 対象者 | 1~3のすべての条件に該当する方が対象です。 1.令和7年4月現在、栃木県内の保育士養成施設に在学されている方。県外の保育士養成施設の場合は、栃木県在住の方又は入学の前年度に栃木県に在住していた方に限ります。 2.保育士養成施設卒業後、栃木県内で保育の業務等に従事する意思がある方 3.保育士養成施設の修学に関し、国庫補助による貸付制度等(生活福祉資⾦(教育支援資⾦)、高等訓練費等)を活用していない方 |
| 貸付額 | 1.学費 月額5万円以内、上限額120万円以内。 2.入学準備⾦20万円以内(1年次) 3.就職準備⾦20万円以内(最終学年) 4.生活費加算(生活保護世帯及び市町村民税非課税世帯のみ) |
| 返還免除条件 | 保育士資格登録後、栃木県内の保育所等において保育業務等(保育士資格を必須とする)に引き続き5年間従事した場合 |
栃木県の保育士の求人の特徴は?
栃木県の待機児童数は減少傾向にあります。
しかし、令和6年(2024年)1月時点、栃木県全体の保育士の有効求人倍率は7.90倍。
全国平均3.54倍に比べてかなり高い数字です。
そのため、保育士需要が高い地域だといえるでしょう。
時給に関しては、1,000円~1,500円前後。
月給に関しては、16万円~27万円と幅広くなっています。
栃木県の保育士の勤務環境は平均並み、高収入を目指すなら宇都宮市がおすすめ
今回は、栃木県の保育士事情についてまとめました。
給料相場は、全国平均より少なめでしたが、残業時間は全国平均並みで働きやすい環境といえるでしょう。
子どもの多い地域では隠れ待機児童の問題もあり、栃木県の有効求人倍率は全国的にかなり高めでした。
それに併せて、保育ニーズも高い地域といえるでしょう。
もし、これから栃木県の保育士として高収入を目指したい場合は、宇都宮市や小山市などの子どもが多い地域の求人をチェックすることをおすすめします



