保育のコラム

子どもたちを遊びの中でサポート!今注目の運動保育士の資格を取るには

2017/10/17

子どもたちを遊びの中でサポート!

 

子どもの成長には運動が欠かせません。保育園でも「お外遊び」や「お散歩」など、外に出て運動する機会が多くあります。ところが、保育士としてすべての子どもに楽しんで体を動かしてもらうのは想像以上に難しく、指導につまずいてしまうこともあるでしょう。

 

今回は、子どもの運動遊びの指導力を高める、運動保育士の資格とその取得方法についてご紹介します。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

運動保育士とは

 

 

 

運動保育士とは、子どもの運動に特化した保育の民間資格です。運動保育士は子どもの成長に合わせた運動の知識を持ち、さまざまな運動遊びを提供することで、子どもの心と体の成長を促すことができます。体を動かす遊びを通して、すくすくと育つ子どもたちをよりサポートできるため、キャリアアップを目指す保育士の間で注目を集めています。

 

 

運動保育士の資格では、「運動遊び実践」および「脳機能と発育発達」について学びます。保育士として働く上で、取得しておくと今後のキャリアのプラスとなるでしょう。

 

 

運動保育士ができること

 

 

運動保育士の資格を持っていると、どのようなことができるのかをご紹介します。保育士としてキャリアアップを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

【1】運動遊びを通して楽しい時間を提供できる

 

 

運動遊びを通して楽しい時間運動保育士の資格を取得するには、所定の課程受講する必要があります。そこでは、子どもたちの成長を促す運動遊びを実践的に学んでいきます。さまざまな運動遊びのスキルを身につけて、子どもたちへの幅広い運動遊びの提供が可能です。

 

体を動かすのが苦手な子どもや、運動への関心が薄い子どもでも、自然と楽しみながら体を動かす指導ができます。

 

 

【2】子どもの発育をサポートできる

 

 

体を動かすことは、子どもたちの健康的な体をつくるだけでなく、さまざまな側面から成長を促すことにつながります。体力や運動能力が身につくとともに、集中力や判断力を養うことも期待されています。運動保育士として子どもたちの発達に合わせた運動遊びを提供し、発育を幅広くサポートしましょう。

 

【3】子どもを上手に褒められる

 

 

子どもを上手に褒められる運動保育士として求められるのは、すべての子どもが楽しみながら運動遊びに取り組めることです。

 

ただ、運動の技術を身につけるだけでなく、遊びの中で楽しく成長することが大切にされています。資格取得の学びには子どもたちへの指導も含まれ、子どもを上手に褒めて伸ばしていく保育士としてのスキルが高まるのも魅力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動保育士の資格を取るには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動保育士の資格には、「運動遊び実践コース」と「子育て脳機能コース」の2種類があり、それぞれ「初級・中級・上級」という3つのレベルに分かれています。2つのコースは、同じ運動保育士の資格であっても学ぶ内容が大きく異なります。

 

 

まずは、運動保育士の認定試験を行う公式サイトから、資格認定の申し込みをしましょう。

 

資格認定試験の申し込みの際は、まずはコースとレベルを選択して、次に会場を選択してください。日程は基本的に日曜日が多いので、現役保育士の方でも受験しやすくなっています。資格認定試験を受けるための料金はコースやレベルによって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

 

当日は、資格取得のためのプログラムを受講します。無事に資格認定試験に合格すると、ライセンスカードと認定証が発行されます。運動保育士としてのキャリアアップを検討している方は、まずは初級からチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

おわりに

 

 

運動保育士の資格は、子どもたちに楽しく体を動かしてもらえるスキルが身につき、保育士のキャリアアップにも役立ちます。最近は、子どもたちの運動に力を入れている保育園が増えてきており、運動保育士の資格取得で学んだことを仕事に活かせる機会も多いのではないでしょうか。子どもの発育をサポートするためにも、自分自身のスキルを高めるためにも、運動保育士の資格にぜひ挑戦してみてください。

 

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