保育園のプール遊びはどんな内容にする?プールで楽しめるゲーム5選
2017/10/05

夏のプールでは、子どもたちの大きな歓声があちこちから聞こえてきて、とてもにぎやかです。プールの中でできるゲームを共に楽しむことで、友だちや保育士への親しみも深まるでしょう。
今回は、保育園のプールで楽しめるゲームをご紹介します。
【その1】ビーチボール

保育士がビーチボールをプールに投げ入れます。そのビーチボールにぶつからないように、子どもたちが逃げまわるゲームです。
ぶつかってしまった子どもはプールから出て、応援団にまわるか、または、保育士の手伝いをしてボールを投げる側にまわります。
最後まで残った子どもには、保育士特製のメダルなど「ごほうび」を用意すると喜ぶでしょう。
【準備するもの】
このゲームで使用するボールは、少し大きめなビーチボールを準備しましょう。大きければ大きいほど迫力が出て盛り上がります。最近では、スイカやサッカーボールなど模様がついたものも市販されているため、模様の違うボールが2~3個あっても楽しいですね。
【プラスワンポイント】
水の深さによって逃げ方も異なります。子どものひざ丈以下の深さであれば、浅い所をバシャバシャ走る感覚です。水の深さは、どのくらい水に慣れてきたかで判断しましょう。
【その2】カード探し
保育士がクイズを出して、子どもたちが答えのカードを探すゲームです。
まず、水に浮く答えカードを作り、プールにばらまきます。カードは水の上をゆらゆらと動くため、簡単に見つからないときは子ども同士で協力して探します。
【準備するもの】
スチレンボードを「はがき大」に切ったものを、50~60枚ほど準備しましょう。
カードの内容は1枚ずつ違うものにします。「野菜」「果物」「動物」「生き物」「食べ物」など、子どもが見てすぐに分かるもののイラストをカードに描きましょう。
イラストが描けたら、水に濡れても大丈夫なようにパウチするなどの工夫をしてください。
【プラスワンポイント】
保育士はクイズ形式で問題を出します。ヒントを出すのもOKです。
たまに、「黄色いもの」や「野菜」などの大きなカテゴリーが答えになるようなクイズを出すと、答えが複数になるためカードを見つけやすくなるでしょう。
【その3】水中リレー
プールが大きい場合は、「水中リレー」をしましょう。水圧や水しぶきで陸上とは違う走りづらさがあるだけに、勝負の行方が分からなくなります。
仲間をいっぱい応援して、お互いに頑張ったことを認め合えると良いですね。
【プラスワンポイント】
バトンの代わりに、プール遊びならではのものを準備すると夏らしい楽しさが増えるでしょう。浮輪、ビーチボール、ビート板、フープ、ペットボトルなどを揃え、「今日はどれにする?」と子どもたちに聞くのも良いですね。
リレーをしているときは、運動会で使用するようなBGMをかけるととても盛り上がります。
【その4】フープで鬼ごっこ

鬼がフープを持って、みんなを追いかけるゲームです。フープの輪の中に誰かをつかまえたら、鬼を交代します。
つかまった子どもはフープを持って鬼になり、「5・4・3・2・1・0」とカウントダウンをしてから追いかけ、誰かをつかまえたら、再び鬼の交代です。
【プラスワンポイント】
全体の人数にもよりますが、鬼は2~3人いるとスリルがあって楽しいですよ。
慣れないうちは保育士が鬼になります。大きな声を出して楽しく鬼を演じることで、子どもたちの関心も高まり、ルールを早く覚えてくれるでしょう。
【その5】せんせいと仲良し!フープをくぐろう
保育士が両手にフープを持ってトンネルを作り、子どもたちは腹ばいになって、フープをくぐるゲームです。保育士の人数が多いほど長いコースが作れます。
保育士とふれあうことで、子どもは心から安心し、何気ない小さな場面も夏の思い出になります。プールの中でも、一人一人と楽しくふれあう時間はとても大切です。
【プラスワンポイント】
保育士は自分のフープを子どもが通るときに、「○○ちゃん、上手に通りました」などと声をかけましょう。自分の名前を呼ばれたことで、担任ではない保育士にも親しみが湧きます。
おわりに
「保育園のプールで遊んでいたら、いつの間にか水を怖がらなくなった」という話をよく聞きます。友だちと一緒だからこそ挑戦できることや、のびのびと水で遊んで心を発散させることで、心身ともに成長するのでしょう。
子どもたちの輝かしい笑顔が見られるよう、楽しいゲームを設定してくださいね。
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夏のプールでは、子どもたちの大きな歓声があちこちから聞こえてきて、とてもにぎやかです。プールの中でできるゲームを共に楽しむことで、友だちや保育士への親しみも深まるでしょう。
今回は、保育園のプールで楽しめるゲームをご紹介します。
【その1】ビーチボール
保育士がビーチボールをプールに投げ入れます。そのビーチボールにぶつからないように、子どもたちが逃げまわるゲームです。
ぶつかってしまった子どもはプールから出て、応援団にまわるか、または、保育士の手伝いをしてボールを投げる側にまわります。
最後まで残った子どもには、保育士特製のメダルなど「ごほうび」を用意すると喜ぶでしょう。
【準備するもの】
このゲームで使用するボールは、少し大きめなビーチボールを準備しましょう。大きければ大きいほど迫力が出て盛り上がります。最近では、スイカやサッカーボールなど模様がついたものも市販されているため、模様の違うボールが2~3個あっても楽しいですね。
【プラスワンポイント】
水の深さによって逃げ方も異なります。子どものひざ丈以下の深さであれば、浅い所をバシャバシャ走る感覚です。水の深さは、どのくらい水に慣れてきたかで判断しましょう。
【その2】カード探し
保育士がクイズを出して、子どもたちが答えのカードを探すゲームです。
まず、水に浮く答えカードを作り、プールにばらまきます。カードは水の上をゆらゆらと動くため、簡単に見つからないときは子ども同士で協力して探します。
【準備するもの】
スチレンボードを「はがき大」に切ったものを、50~60枚ほど準備しましょう。
カードの内容は1枚ずつ違うものにします。「野菜」「果物」「動物」「生き物」「食べ物」など、子どもが見てすぐに分かるもののイラストをカードに描きましょう。
イラストが描けたら、水に濡れても大丈夫なようにパウチするなどの工夫をしてください。
【プラスワンポイント】
保育士はクイズ形式で問題を出します。ヒントを出すのもOKです。
たまに、「黄色いもの」や「野菜」などの大きなカテゴリーが答えになるようなクイズを出すと、答えが複数になるためカードを見つけやすくなるでしょう。
【その3】水中リレー
プールが大きい場合は、「水中リレー」をしましょう。水圧や水しぶきで陸上とは違う走りづらさがあるだけに、勝負の行方が分からなくなります。
仲間をいっぱい応援して、お互いに頑張ったことを認め合えると良いですね。
【プラスワンポイント】
バトンの代わりに、プール遊びならではのものを準備すると夏らしい楽しさが増えるでしょう。浮輪、ビーチボール、ビート板、フープ、ペットボトルなどを揃え、「今日はどれにする?」と子どもたちに聞くのも良いですね。
リレーをしているときは、運動会で使用するようなBGMをかけるととても盛り上がります。
【その4】フープで鬼ごっこ
鬼がフープを持って、みんなを追いかけるゲームです。フープの輪の中に誰かをつかまえたら、鬼を交代します。
つかまった子どもはフープを持って鬼になり、「5・4・3・2・1・0」とカウントダウンをしてから追いかけ、誰かをつかまえたら、再び鬼の交代です。
【プラスワンポイント】
全体の人数にもよりますが、鬼は2~3人いるとスリルがあって楽しいですよ。
慣れないうちは保育士が鬼になります。大きな声を出して楽しく鬼を演じることで、子どもたちの関心も高まり、ルールを早く覚えてくれるでしょう。
【その5】せんせいと仲良し!フープをくぐろう
保育士が両手にフープを持ってトンネルを作り、子どもたちは腹ばいになって、フープをくぐるゲームです。保育士の人数が多いほど長いコースが作れます。
保育士とふれあうことで、子どもは心から安心し、何気ない小さな場面も夏の思い出になります。プールの中でも、一人一人と楽しくふれあう時間はとても大切です。
【プラスワンポイント】
保育士は自分のフープを子どもが通るときに、「○○ちゃん、上手に通りました」などと声をかけましょう。自分の名前を呼ばれたことで、担任ではない保育士にも親しみが湧きます。
おわりに
「保育園のプールで遊んでいたら、いつの間にか水を怖がらなくなった」という話をよく聞きます。友だちと一緒だからこそ挑戦できることや、のびのびと水で遊んで心を発散させることで、心身ともに成長するのでしょう。
子どもたちの輝かしい笑顔が見られるよう、楽しいゲームを設定してくださいね。