保育士を辞めたい!つらい理由や、現状を変えるための解決策
2021/12/18

あなたが保育士になったきっかけは何ですか?
「子どもが好き」「幼少期にお世話になった先生のようになりたい」など、それぞれあったと思います。
しかし、実際に保育士になると、純粋な気持ちだけでは、仕事に向き合えないのではないでしょうか。
今回は、憧れの保育士になったにもかかわらず、「保育士を辞めたい!」と考えてしまう理由や、その解決策についてご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育士の離職率は9.3%。産業全体と比較すると低い数値となっている
厚生労働省「保育士の現状と主な取組」では、保育士の離職率は「9.3%」となっています。
同じく、厚生労働省「2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況」では、日本全体の離職率は「15.6%」。
日本の平均値よりも、保育士の方が離職率が低い結果となっています。
保育士を辞めたいと感じている人が陥りやすい心理状況
「保育士を辞めたい」と考えることを悪いことだとは思っていませんか。
真面目な人ほど、仕事を辞めることは、自分が甘えているのでは、と考えてしまうものです。
とくに、担任などを受け持つ保育士は「どうにか頑張らなくては」と考えがちです。
しかし、自分なりに努力したなかで、環境を変えることは悪いことではありません。
今の環境で保育士を続けることばかりが人生ではありません。
自分らしく生きるために、退職を選ぶことも手段の一つです。
心身の不調を感じたら早めに対処しよう
人は無理を続けると、心身ともに不調に陥ります。
保育士は、子どもたちの安全を守り、命を守る大切な仕事。
その保育士が不調を抱えることは、子どもにも良い影響を与えません。
心身の不調を感じたら、無理して働き続けようとせず、治療に集中しましょう。
無理をして大病を患うと、保育士の仕事に復帰できなくなります。
また、忙しさのあまり、自分の不調に気付けず、病が進行していることも少なくありません。
そのためには、日頃から気配りし合える職場環境にしておくことが大切です。
保育士を辞めたいと思う7つの理由と対処法
保育士が仕事を辞めたいと思うのは、どんなときでしょうか。
また、辞めたいと思ったとき、解決する方法はあるのでしょうか。
ここからは、保育士を辞めたいと思ったときの理由や対処法についてご紹介します。
理由1:人間関係が面倒
保育士の悩みに最も多いのが人間関係です。
人との相性や組織の体質、ちょっとしたズレを引きずっているなど、理由はさまざま。
保育士の職場は、基本的に女性社会で、外部の出入りはほとんどなく、閉ざされた人間関係の中で仕事が進みます。
うまく回っているときはよいのですが、一旦こじれると一気に関係が崩れやすくなります。
人間関係のストレスは、自分だけではコントロールが難しく、出口の見えないストレスに苛まれてしまうのです。
対処法として、職場全体で人間関係の改善に取り組めるように意識することです。
そのためには、上司や園長などに人間関係の問題があることを報告し、園全体の問題にすることが重要です。
相手の意識や性格を変えることはできませんので、これらを試した上で、まったく変化がなければ、転職も選択肢に入れてみましょう。
理由2:持ち帰り残業が多い
持ち帰り仕事が常態化すると、徐々に大きなストレスになっていきます。
自宅での仕事は、オンとオフの境目がわからなくなり、休養することが難しくなります。
持ち帰り仕事やサービス残業は、正規の残業ではないため、賃金は支払われません。
これでは、やりがいが薄れるのは当然です。
対処法は、業務量の調整が必要であることを上司に相談すること。
業務負担が偏っていることをしっかり伝えれば、持ち帰り残業の発生を防ぐことができます。
上司が持ち帰り残業を問題と思っていない場合は、同僚と一緒に改善の提案をすることが必要です。
「もし、断られたら…」と思うかもしれませんが、保育士不足の今、保育園側としては、保育士からの要望を無下にすることは少なくなっています。
理由3:保育士に向いていないと感じる
保育士の仕事をしていると、「保育士に向いていないかも」と感じることがあるかもしれません。
今後も続く仕事の中で、向いていない仕事と向き合うのは辛いものです。
しかし、本当に保育士に向いていないのでしょうか。
まずは、保育士になりたいと思ったときの気持ちを思い出してみましょう。
どんな保育士になりたかったか、理想の保育士と現状のギャップを冷静に洗い出してみましょう。
改善できることがあれば、保育士に向いていないのではなく、少し自信を失っているだけです。
自分が本来何をしたかったのか、一度原点を見つめ直して判断してみましょう。
理由4:給料に見合わない仕事量や責任
保育士の仕事は好きだけど、責任や仕事量が給料と見合わないと思うことはありませんか?
保育士はボランティアではなく、仕事なので当然その報酬で生活をしなければなりません。
また、報酬自体がモチベーションにもなるでしょう。
あまりにも仕事量と給料にギャップがある場合は、転職情報を見て、他の保育園との違いを確認してみてください。
給料体系はすぐに変えられませんが、自分の理想の給料を得られる保育園に転職することで解決することは多いです。
今、保育士の仕事環境は改善が進み、私立保育園でも給料が大きくアップしています。
理由5:事務作業が多い
保育士の仕事は、子どもの保育ばかりではなく、事務作業も多いもの。
しかし、ほとんどの保育園には事務専門の社員は配置されていません。
そのため、以下のような事務作業をオールマイティに担当しなければならないのです。
・「シフト管理」保育士の勤務時間、配置を調整
・「人事事務」給与・社会保険事務
・「総務事務」備品発注、在庫管理、電話・来客対応
・「経理事務」支払・請求処理、小口現金管理
これらは実際に就職してから感じる大きなギャップと言えます。
そして、事務作業をなくすことは、保育園を運営する以上できません。
そのため、無駄な事務作業の削減やIT化、個々のスキルアップで実現する必要があります。
これまでの惰性で行うのではなく、どうすれば効率化できるのか、しっかり考えていくことが大切です。
理由6:保護者からのクレーム
保育士を悩ませる問題に、保護者からのクレームがあります。
真っ当な意見であれば、必死になって改善に取り組むべきですが、理不尽なクレームも少なくありません。
ルールの無視や、プライベートへの干渉など、モンスターペアレンツと呼ばれるクレーマーが増加しています。
対処法は、一人で抱えず、園全体の問題として毅然と対応すること。
一人に対して特別に許可すると、全体でのルールを危うくさせます。
杓子定規にルールを振りかざす必要はありませんが、上司や園長と協議しながら、園としての姿勢をしっかりと打ち出しましょう。
理由7:休みを取得しづらい
保育士は、休みを取得しにくい職種です。
人手不足の現状や、担任を受け持つ際は、特にその傾向が強いです。
パートやアルバイトで働いている場合も、休んだ際の負担が他のメンバーにいくと考えると、休みづらく感じます。
保育士が辞めたいと考えるときは、自分の家族の行事など、プライベートで大切な機会が失われたときです。
たしかに、保育士である以上、どうしても休めない日はあり、諦める部分があるのは間違いありません。
そんなときは、派遣保育士を選ぶことで、柔軟な働き方をすることができます。
職場全体の空気が変わらない、自分から言い出しにくい場合は、雇用形態を変更するのも一つです。
悩みはひとりで抱え込まず、第三者に相談することが大切!
悩んでいるときに大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。
まずは、保育士以外の第三者に話してみましょう。
第三者から新たな視点をもらったり、客観的なアドバイスをもらったりすることで、この先やるべきことを明確にできます。
また、話すことで問題を整理でき、ストレス解消にもなります。
気持ちが落ち着いてから、保育士の友達や、保育専門のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
保育業界を熟知している保育専門のキャリアコンサルタントであれば、現実的な解決方法を提示してくれますよ。
保育士辞めたらどうなる?今の保育園を辞めたあとの選択肢
保育士を辞めた後の選択肢は、どのようなものがあるのでしょうか。
衝動的に仕事を辞めても、生活していかなければなりません。
ここからは、保育士を辞めたあとの選択肢を具体的にご紹介します。
保育士として保育園などの保育施設に転職する
保育園は全国にあるので、これまで培ってきたスキルを他の保育園で発揮させることができます。
保育士の仕事は、保育園ごとに多少の違いがあり、待遇なども異なります。
また、保育園以外にも保育施設はたくさんあります。
たとえば、認定こども園、病院内保育所、託児所、企業内保育所など、業態は違っても子どものための保育施設には変わりません。
あなたにぴったりの保育施設を探すことで力を発揮することができるでしょう。
異業種に転職する
保育士でも、異業種に転職することは不可能ではありません。
経験を一から積むことになりますが、保育士のスキルを活かせないことはありません。
保育士は、日頃からたくさんの子どもたちを見守り支援する仕事をしています。
小さなことまで配慮する気配り、同時並行で業務を遂行する力など、どんな仕事にも活かせるでしょう。
また、事務作業で培ったスキルや、保護者の対応で培ったコミュニケーション能力も活かすことができます。
信頼できる第三者と解決策を見つけよう!
保育士の仕事をしていると、辞めたいと思うことも少なくはないでしょう。
そんなときは、保育士ではない第三者に相談をすることが大切です。
自分の気持ちをまとめ、客観的に判断し、その上で保育業界の人に相談してみましょう。
自分の気持ちを押し込めていても解決しません。
あなたが保育士として輝くためにも、信頼できる人へ相談できるよう心を開いてみてください。
カテゴリ
保育士ライフ
ずっと保育士は、保育のお仕事を始めたい、転職・復職したい方にライフステージにあった保育のお仕事をご紹介したい。そして保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援し続けたい、という想いでサービスを運営しています。
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あなたが保育士になったきっかけは何ですか?
「子どもが好き」「幼少期にお世話になった先生のようになりたい」など、それぞれあったと思います。
しかし、実際に保育士になると、純粋な気持ちだけでは、仕事に向き合えないのではないでしょうか。
今回は、憧れの保育士になったにもかかわらず、「保育士を辞めたい!」と考えてしまう理由や、その解決策についてご紹介します。

【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育士の離職率は9.3%。産業全体と比較すると低い数値となっている
厚生労働省「保育士の現状と主な取組」では、保育士の離職率は「9.3%」となっています。
同じく、厚生労働省「2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況」では、日本全体の離職率は「15.6%」。
日本の平均値よりも、保育士の方が離職率が低い結果となっています。
保育士を辞めたいと感じている人が陥りやすい心理状況
「保育士を辞めたい」と考えることを悪いことだとは思っていませんか。
真面目な人ほど、仕事を辞めることは、自分が甘えているのでは、と考えてしまうものです。
とくに、担任などを受け持つ保育士は「どうにか頑張らなくては」と考えがちです。
しかし、自分なりに努力したなかで、環境を変えることは悪いことではありません。
今の環境で保育士を続けることばかりが人生ではありません。
自分らしく生きるために、退職を選ぶことも手段の一つです。
心身の不調を感じたら早めに対処しよう
人は無理を続けると、心身ともに不調に陥ります。
保育士は、子どもたちの安全を守り、命を守る大切な仕事。
その保育士が不調を抱えることは、子どもにも良い影響を与えません。
心身の不調を感じたら、無理して働き続けようとせず、治療に集中しましょう。
無理をして大病を患うと、保育士の仕事に復帰できなくなります。
また、忙しさのあまり、自分の不調に気付けず、病が進行していることも少なくありません。
そのためには、日頃から気配りし合える職場環境にしておくことが大切です。
保育士を辞めたいと思う7つの理由と対処法
保育士が仕事を辞めたいと思うのは、どんなときでしょうか。
また、辞めたいと思ったとき、解決する方法はあるのでしょうか。
ここからは、保育士を辞めたいと思ったときの理由や対処法についてご紹介します。
理由1:人間関係が面倒
保育士の悩みに最も多いのが人間関係です。
人との相性や組織の体質、ちょっとしたズレを引きずっているなど、理由はさまざま。
保育士の職場は、基本的に女性社会で、外部の出入りはほとんどなく、閉ざされた人間関係の中で仕事が進みます。
うまく回っているときはよいのですが、一旦こじれると一気に関係が崩れやすくなります。
人間関係のストレスは、自分だけではコントロールが難しく、出口の見えないストレスに苛まれてしまうのです。
対処法として、職場全体で人間関係の改善に取り組めるように意識することです。
そのためには、上司や園長などに人間関係の問題があることを報告し、園全体の問題にすることが重要です。
相手の意識や性格を変えることはできませんので、これらを試した上で、まったく変化がなければ、転職も選択肢に入れてみましょう。
理由2:持ち帰り残業が多い
持ち帰り仕事が常態化すると、徐々に大きなストレスになっていきます。
自宅での仕事は、オンとオフの境目がわからなくなり、休養することが難しくなります。
持ち帰り仕事やサービス残業は、正規の残業ではないため、賃金は支払われません。
これでは、やりがいが薄れるのは当然です。
対処法は、業務量の調整が必要であることを上司に相談すること。
業務負担が偏っていることをしっかり伝えれば、持ち帰り残業の発生を防ぐことができます。
上司が持ち帰り残業を問題と思っていない場合は、同僚と一緒に改善の提案をすることが必要です。
「もし、断られたら…」と思うかもしれませんが、保育士不足の今、保育園側としては、保育士からの要望を無下にすることは少なくなっています。
理由3:保育士に向いていないと感じる
保育士の仕事をしていると、「保育士に向いていないかも」と感じることがあるかもしれません。
今後も続く仕事の中で、向いていない仕事と向き合うのは辛いものです。
しかし、本当に保育士に向いていないのでしょうか。
まずは、保育士になりたいと思ったときの気持ちを思い出してみましょう。
どんな保育士になりたかったか、理想の保育士と現状のギャップを冷静に洗い出してみましょう。
改善できることがあれば、保育士に向いていないのではなく、少し自信を失っているだけです。
自分が本来何をしたかったのか、一度原点を見つめ直して判断してみましょう。
理由4:給料に見合わない仕事量や責任
保育士の仕事は好きだけど、責任や仕事量が給料と見合わないと思うことはありませんか?
保育士はボランティアではなく、仕事なので当然その報酬で生活をしなければなりません。
また、報酬自体がモチベーションにもなるでしょう。
あまりにも仕事量と給料にギャップがある場合は、転職情報を見て、他の保育園との違いを確認してみてください。
給料体系はすぐに変えられませんが、自分の理想の給料を得られる保育園に転職することで解決することは多いです。
今、保育士の仕事環境は改善が進み、私立保育園でも給料が大きくアップしています。
理由5:事務作業が多い
保育士の仕事は、子どもの保育ばかりではなく、事務作業も多いもの。
しかし、ほとんどの保育園には事務専門の社員は配置されていません。
そのため、以下のような事務作業をオールマイティに担当しなければならないのです。
・「シフト管理」保育士の勤務時間、配置を調整
・「人事事務」給与・社会保険事務
・「総務事務」備品発注、在庫管理、電話・来客対応
・「経理事務」支払・請求処理、小口現金管理
これらは実際に就職してから感じる大きなギャップと言えます。
そして、事務作業をなくすことは、保育園を運営する以上できません。
そのため、無駄な事務作業の削減やIT化、個々のスキルアップで実現する必要があります。
これまでの惰性で行うのではなく、どうすれば効率化できるのか、しっかり考えていくことが大切です。
理由6:保護者からのクレーム
保育士を悩ませる問題に、保護者からのクレームがあります。
真っ当な意見であれば、必死になって改善に取り組むべきですが、理不尽なクレームも少なくありません。
ルールの無視や、プライベートへの干渉など、モンスターペアレンツと呼ばれるクレーマーが増加しています。
対処法は、一人で抱えず、園全体の問題として毅然と対応すること。
一人に対して特別に許可すると、全体でのルールを危うくさせます。
杓子定規にルールを振りかざす必要はありませんが、上司や園長と協議しながら、園としての姿勢をしっかりと打ち出しましょう。
理由7:休みを取得しづらい
保育士は、休みを取得しにくい職種です。
人手不足の現状や、担任を受け持つ際は、特にその傾向が強いです。
パートやアルバイトで働いている場合も、休んだ際の負担が他のメンバーにいくと考えると、休みづらく感じます。
保育士が辞めたいと考えるときは、自分の家族の行事など、プライベートで大切な機会が失われたときです。
たしかに、保育士である以上、どうしても休めない日はあり、諦める部分があるのは間違いありません。
そんなときは、派遣保育士を選ぶことで、柔軟な働き方をすることができます。
職場全体の空気が変わらない、自分から言い出しにくい場合は、雇用形態を変更するのも一つです。
悩みはひとりで抱え込まず、第三者に相談することが大切!
悩んでいるときに大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。
まずは、保育士以外の第三者に話してみましょう。
第三者から新たな視点をもらったり、客観的なアドバイスをもらったりすることで、この先やるべきことを明確にできます。
また、話すことで問題を整理でき、ストレス解消にもなります。
気持ちが落ち着いてから、保育士の友達や、保育専門のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
保育業界を熟知している保育専門のキャリアコンサルタントであれば、現実的な解決方法を提示してくれますよ。
保育士辞めたらどうなる?今の保育園を辞めたあとの選択肢
保育士を辞めた後の選択肢は、どのようなものがあるのでしょうか。
衝動的に仕事を辞めても、生活していかなければなりません。
ここからは、保育士を辞めたあとの選択肢を具体的にご紹介します。
保育士として保育園などの保育施設に転職する
保育園は全国にあるので、これまで培ってきたスキルを他の保育園で発揮させることができます。
保育士の仕事は、保育園ごとに多少の違いがあり、待遇なども異なります。
また、保育園以外にも保育施設はたくさんあります。
たとえば、認定こども園、病院内保育所、託児所、企業内保育所など、業態は違っても子どものための保育施設には変わりません。
あなたにぴったりの保育施設を探すことで力を発揮することができるでしょう。
異業種に転職する
保育士でも、異業種に転職することは不可能ではありません。
経験を一から積むことになりますが、保育士のスキルを活かせないことはありません。
保育士は、日頃からたくさんの子どもたちを見守り支援する仕事をしています。
小さなことまで配慮する気配り、同時並行で業務を遂行する力など、どんな仕事にも活かせるでしょう。
また、事務作業で培ったスキルや、保護者の対応で培ったコミュニケーション能力も活かすことができます。
信頼できる第三者と解決策を見つけよう!
保育士の仕事をしていると、辞めたいと思うことも少なくはないでしょう。
そんなときは、保育士ではない第三者に相談をすることが大切です。
自分の気持ちをまとめ、客観的に判断し、その上で保育業界の人に相談してみましょう。
自分の気持ちを押し込めていても解決しません。
あなたが保育士として輝くためにも、信頼できる人へ相談できるよう心を開いてみてください。