保育のコラム

保育士でも副業できるの?副業をする時の注意点やおすすめの仕事とは?

2021/02/10

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「今のお給料のままだと将来が不安」「もう少し遊びに使えるお金が欲しい」などと考えたことはありませんか。

保育士のお給料は、もちろん職場や役職などによって人それぞれですが、メディアなどで、低賃金が話題になることが多い職種です。

そのため、副業などをやろうと考えたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

今回は、保育士の副業はそもそも問題ないのかから、副業前にチェックしておくこと、おすすめの副業までを一気にご紹介いたします。

これから副業を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

そもそも保育士って副業OKなの?

副業が可能かどうかは勤め先と雇用形態によります。

まず勤め先についてですが、公立保育園に正職員で勤務する保育士の場合、公務員にあたりますので副業は原則的に禁止されています。

これは地方公務員法の第38条でも明記されており、営利企業において報酬を得てはなりません。

ただし、兵庫県神戸市など一部の自治体では公務員の副業を部分的に認めている自治体もあります。

従事する自治体の規定を確認してみましょう。

一方、私立保育園に正職員で勤務する保育士の場合は運営元の就業規則により規定されています。

勤務する保育園の就業規則を確認の上、副業も可能であれば問題なく副業できます。

これはアルバイト・パート・派遣で勤務する保育士も同様です。

正職員ほど厳しくない副業規則にはなりますが、情報漏洩の観点や保護者からのクレーム対策などの観点からアルバイト・パート・派遣保育士にも副業を禁じている保育園もありますので、十分に確認しましょう。

副業を始める前にチェックするべき4つの注意点

保育士でも副業できるの?副業をする時の注意点やおすすめの仕事とは?

では副業を始めるとなった際にチェックするべきこととはどのようなことなのでしょうか。

副業がきっかけで本業に支障が出たり、最悪の場合仕事をやめなければならないということになっては本末転倒です。

そうならないように、副業を始める前に次のチェック項目を抑えておきましょう。

私立保育園でも副業NGのところがある

副業については就業規則次第であることは先にお伝えしました。

私立保育園やアルバイト・パート・派遣保育士であっても副業NGの場合はあります。

ご自身のお勤めの保育園の就業規則がどのようになっているかしっかりと確認しましょう。

なお就業規則は、労働者が常時10名以上いる場合は作成と届出が義務付けられており、見やすい場所への掲示、備え付け、書面の交付などによって労働者に周知しなければならないとされています。(労働基準法89条、90条、106条)

就業規則がわからないという場合は園長先生や先輩などに確認してみましょう。

税金で副業がバレる場合がある

副業が保育園側にバレる要因は主に「住民税」です。

なぜなら、保育士の住民税は、会社が給料から天引きをして、代行して支払っているためです。

住民税は基本的に個人の総収入によって決まります。

よって副業によって給料以外に稼いでしまうと、「この人の給料額が変わっていないはずなのに、なぜ住民税が高いのだろう・・・」と副業が保育園側にバレてしまうのです。

「じゃあ副業の収入を保育園側に隠しておけば良いではないか?」と思ってしまいますが、原則として、副業は一定の金額以上(年間収入と所得の合計が20万円を超える場合※)を稼ぐと確定申告が必要になります。

確定申告をすると、個人の総収入が確定申告した収入分加算されてしまい、「住民税」の金額が増えてしまいます。

「じゃあ確定申告をしなくても良い20万円以下であれば副業をしてもバレないのでは?」とよく言われますが、20万円以下であっても各市区町村への所得申告は必要であり、所得申告により「住民税」の金額は変わります。

そのため、収入額がいくらであっても、住民税の金額で保育園側に副業がバレてしまう可能性が高くなってしまいます。

一つ方法として、確定申告が必要な場合は「住民税に関する事項」という項目で、「自分で納付」を選択し、確定申告した分を自分で納付するという選択をする、また一方で確定申告が不要な場合には、役所への所得申告の徴収方法で「自分で納付」を選択することで、バレるリスクを最小限に抑えることはできますが、保育園側にバレるリスクは0にすることはできません。

どうしても副業が必要なのであれば、事前に保育園側に事情などを説明しておくのが無難と言えます。

※パートやアルバイトのように雇用契約がある働き方の場合は得られる給料がそのまま「収入」になります。一方で、内職やクラウドソーシングサイトで個人事業主のような仕事をした時には「経費」が認められるので、売上から経費を差し引いた金額が「所得」となります。その「収入」と「所得」の合計が年間20万円を超える場合には確定申告が必要という事になります。

体力的に副業可能かどうか考える

副業には体力が必要です。

当然ですが、あくまで副業なので現在の本業である保育士の業務に支障が出ることは控えなくてはなりません。

副業に費やす時間は、主に業務時間外や休日になりますが、これまで休養に費やしていた時間を減らすこととなり、体力的にはかなり労力がかかる場合が多くなり、これまで以上の頑張りが必要です。

睡眠時間の確保や体の休息なども含めて、ご自身の体力が副業と本業とを両立できるかをしっかりと見極めましょう。

副業の勤務地はよく考えて選ぶ

副業の勤務地が現在お勤めの保育園に近い場合、同僚や保護者などとばったり遭遇することがあります。

もちろん、やましいことをしているわけではないので堂々としていれば良いですが、中には陰口や根も葉もない噂をする人がいることもあります。

無用なトラブルを避ける意味でも、できるだけ関係者に遭遇しない副業場所を選ぶ方が得策でしょう。

保育士とダブルワークしやすい副業とは?

では実際に保育士がダブルワークしやすい副業とはどのようなものがあるのでしょうか。

忙しい保育士にとって隙間時間で効率よく稼ぐためのおすすめの副業をご紹介します。

1、ベビーシッター

保育士としての知識と経験を最大限活かして活躍できるのがベビーシッターです。

保育園では大勢の子どもを保育士ますが、ベビーシッターの場合はほとんどが1対1の保育となり、普段の保育園とはまた違った気づきや学びがあるでしょう。

また、1~3時間など、時間を区切って仕事ができるため休日や時間外などの時間を有効に利用できるという点でも副業に向いています。

ただし、注意したい点があります。

副業OKの就業規則であっても「競合となる業界や業種」での副業を禁止している就業規則もあります。

ベビーシッターという仕事の質を考えると、規定に抵触する可能性もありますので、十分に確認してからにしましょう。

2、アルバイト

いわゆるアルバイト全般は副業しやすいです。

接客業やシフト制のアルバイトであれば時間の調整もできますし、業務時間外の時間を利用し副業を行うことができます。

普段とは全く違うアルバイトをすることでリフレッシュにもなりますし、保育業界以外の仕事をすることで学びになることもあるでしょう。

3、内職・在宅ワーク

内職や在宅ワークは移動時間もかかりませんし、人間関係など不要な悩みを抱えない点においてもおすすめです。

最近ではYouTuberなどになる保育士も増えており、保育園で培った保育の知識を発信するお仕事も可能です。

ただし、内職や在宅ワークは納期が決まっている仕事も多く、納期前には無理をしてしまう危険性もありますので、お仕事を引き受ける場合は時間管理についてしっかりと考えましょう。

就業規則を守って無理をしないことが大切!

保育士でも副業できるの?副業をする時の注意点やおすすめの仕事とは?

副業をすることは、収入を増やしたり、保育園とは違った人間関係を築くことでリフレッシュできたりなど良いことはたくさんあります。

ただし、あくまで本業が保育士の場合は就業規則をしっかり守ってルールの中で仕事をすることが大原則です。

副業が忙しいあまり睡眠不足になってしまったり、本業に支障をきたすなどがあってはなりません。

あくまで無理のない範囲で行うように気をつけましょう。

 

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