保育のコラム

保育士になる人はどんな性格の人が多いの?どんな性格が向いてる?

2017/10/04

保育士になる人の性格

 

保育士を目指しているのに、家族や友人から「向いていない」と言われて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

 

適正があるかどうかは、その人の一面だけで判断できるものではありません。保育士もさまざまな性格を複合的に持ち合わせているため、個性豊かな人材がそろいます。自分がどんな性格なのか、改めてよく知っておくのも大事なことです。

今回は、保育士に向いているのはどんな性格なのか、その傾向をご紹介します。

 

 

保育士はどんな性格の人が多いの?

 

 

 

保育士の性格実際、現場にはどんな性格の保育士が多いのでしょうか。主なものを3つ挙げてみましょう。

 

 

【その1】元気で朗らかな人

 

保育園の朝は、保育士の「元気なあいさつ」から始まります。子どもにあいさつを促すだけでなく、自ら率先して生き生きとあいさつを交わすことで、子どもたちだけでなく保護者にも安心感を与えます。

また、子どもは自分のしたことや言ったことに対して反応を求めます。そんな時に大きなリアクションで反応を返してくれる元気な保育士は子どもに人気です。

 

【その2】面倒見の良い人

 

もともと対人関係でも面倒見の良い人は、子どものお世話をすることが大好きです。細やかな気配りもでき、真正面から対等に向き合ってくれる人が多いです。こういった性格の人は子どものみならず保護者との関係構築も上手です。

 

【その3】責任感のある人

 

子どもにけがをさせないよう注意をしたり、軽はずみな言動をしなかったり、職員同士の連携をうまくとったり、どんなことに対しても責任感をもって取り組む人が、保育士には多いです。

 

 

 

 

どんな性格が向いているの?

 

どんな性格が向いてるか保育士は対人職です。「人相手の仕事」であるということにポイントをおいて、どんな人が向いているのか考えてみました。

 

 

柔軟な人

 

どんな子どもでも柔軟に対応できる保育士は、とても安心できる存在です。その人柄や保育の姿勢は子どもたちの人格形成にも良い影響を与え、クラスが温かい雰囲気に包まれます。

柔軟な人は他者の意見を認めることができるので、他の保育士との連携が必要な場面でも不穏な空気になりません。

 

臨機応変な人

 

何が起きるかわからないのが保育園です。トラブルにも臨機応変に判断し、迅速に行動することが求められます。

最初はうまく対応できなくても、経験を重ねるといつのまにか臨機応変に動けるようになってきます。子どもたちに鍛えられて保育士は成長するのです。

 

誠実な人

 

保育士にとって「誠実さ」とはどのようなものでしょうか。

大切なことを1つ挙げれば、「謝罪をきちんとすること」でしょう。自分の落ち度や勘違いで、時には子どもを傷つけることもあります。保育士も人間ですから当然です。その後きちんと向かい合って子どもに心からの「ごめんなさい」を伝えることが誠意です。

自分の落ち度を認めない保育士は、子どもも保護者も信用しません。心のある人間相手の職業だからこそ、「誠実さ」があるかどうかがむき出しになるのです。

 

謙虚な人

 

謙虚な保育士は向上心があります。年齢や経験を重ねても「自分はまだまだ」と思っているので、後輩からも学べることはどんどん吸収します。

謙虚さのある保育士は高圧的にはならず、子どもや保護者、同僚とも関係は良好で相手を不快にさせません。目立つ言動をしなくても、周りを和やかにさせる空気をもっています。

 

おわりに

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

これから保育士を目指す方、現在働いていて悩んでいる方、「自分は該当しないから向いてないかも」と、がっかりする必要はありません。少数ではありますが、「クールに見えるけど話すと面白い」「おとなしい印象なのにユーモアたっぷり」など、付き合ってみなければわからないギャップをもっている保育士もいます。

また、大人にはぎこちない態度でも子どもの前では表情が柔らかくなる人もいます。みんながみんな「明るいイメージ」ばかりではないのが面白いところです。

子どもと同じように保育士それぞれにも個性があるので"子どもが好き"という大前提を崩さなければ、どんな性格の保育士がいても良いと思います。自分の可能性を信じて、がんばってくださいね。

 

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