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「保育」のお役立ちコラム

素のままの自分を見せる

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1、親とのいい関係を創るためのコツとは?
前回の12月で紹介したケンカの学級通信に対して、親たちが
「子どもたちにとっては、ケンカをするのも成長の証なんですね」
「ケンカをすることで、お互いが学びあっていることがわかります」
と言った好意的なお手紙が圧倒的に寄せられたことを前提として、
「親との良好な関係を築いていった」ことをあげました。
 
親との良好な関係、つまり「親とのいい関係」を作るにはどうしたらいいのでしょうか。
その一番のコツは、「保育士が素のままの自分の姿を見せる」ということです。
 
 
2、この保育士がとった方法
このケンカについての学級通信を発行した保育士は、ケンカの前に、
「男の子? 女の子?」といった、次のような学級通信を発行していました。


読んでいるだけで、楽しくなってくるような学級通信です。
それは、保育士の素のままの自分が描かれていることと、
その場の子どもたちとの会話や様子がイキイキと書かれているからです。
 
例えば、「不謹慎にも『ブフフフ・・・』と、笑って倒れ込んでしまった担任なのでした」などという、
まさにその場の臨場感たっぷりの、
それでいて少しオーバーなリアクションがそのまま伝わってきます。
 
また、この学級通信のイキイキさを生み出しているのが、
通信の中の保育士の合いの手のような言葉です。
「な・な・なんでぇ~~~?」とか「まったくう~~~~~(笑)」などといった言葉は、
読んでいて大笑いしてしまいます。
 
3、会話そのものの面白さ
しかし、なんといっても秀逸なのが、
保育士と子どもたちとの会話そのものがバツグンに面白いということです。
「男の子? 女の子?」という、誰でも入りやすい内容を展開することで、
子ども自身と保育士自身がノリノリになっています。
 
それが、テンポが良くて心地よい「リズムのある会話」を生み出しているのです。
保育士自身が子どもとの会話を楽しむことが、なんといっても重要であることがわかります。
また「柴田保育士は『ウッヒョッヒョッヒョッ!』と大喜びなのでした。」などと、
担任以外の保育士の様子が描かれています。
この担任以外の保育士が入ることで、より面白さが増しているのです。
 
 
4、参加型通信
最後に、おうちの人に宿題を出しているのもいいなと思うのです。
それによって、学級通信が参加型になっています。
通信が、担任からの一方的なお知らせではなく、
「一緒にやってみよう」という気にさせるように工夫されています。
 
担任はこのことについて、
「宿題という考え方そのものが、3歳児には難しかったので、
 お便りを出すことによって家庭で会話を楽しんでもらいたかった」
と言っていました。
こうした配慮も大切だと思いました。
 
なんにしても、今の親たちとつながっていくためには、
保育士自身がどこまで胸襟を開けるかということが大切な要素になってきているのです。

 

増田 修治 先生
(ますだ しゅうじ 先生) 
 
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
小学校教諭、埼玉大学非常勤講師をご経験。
2001年に「児童詩教育賞」受賞。
こどもたちに「ユーモア詩」を書かせるなど、子育てに関
しての講演、著書出版などでご活躍され、NHK「にんげん
ドキュメント」、テレビ朝日「徹子の部屋」でも紹介されまし
た。
著書には『子どもが育つ言葉かけ』『笑って伸ばす子ども
の力』 『子どもが伸びる!親のユーモア練習帳』『子ども
が育つ言葉かけ』 『笑う子育て実例集』など。




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2012.01.01
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