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「保育」のお役立ちコラム

子どもの心の開放度が親の心の開放度を進める!

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子どもたちは、たくさんの詩を書いてきます。
特に笑えるように瞬間を描き出すのが天才的に上手いのです。
そんな一人である優花ちゃんの詩を紹介します。
 
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  ママのおなら           そしてママは自分のオナラを
       鈴木 優花(3年)   「ジャスミンのかおり。」と言った。
「ゆか、ゆか、ここ見てー。」     しかも、
とお母さんが言った。         「オナラは愛情だよ。」と言った。
だから近くに行ったら、        先生、本当にオナラは愛情なの?
ママがオナラをした。
 
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  じいちゃんのおなら        私の手を自分のおしりにつけた。
        鈴木 優花(3年)  「どうするのかな?」
ゆかとおじいちゃんと         と思っていたら、
おばあちゃんとともやで        ゆかの手にオナラをした。
しゃくじい公園に行った。       それって愛情なのかな?
ゆかはおじいちゃんと手をつないだ。  増田先生、どう思う?
そしたらおじいちゃんは、
 
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はじめに書いてきたのが、「ママのおなら」で、
その数日後に書かれてきたのが、「おじいちゃんのおなら」です。
私はこの2つの詩を読んで、大笑いしてしまいました。
しかし、傑作だったのはこの後です。
両方とも「詩ノート」に書かれていたものですが、
2つ目の詩のあとに赤い字でこう書いてあったのです。
「増田先生、確かに私はよくおならをしますし、『ジャスミンのかおり』などと言います。
 でも、実は私も自分の父(おじいちゃん)によくおならをかけられていました。
 そのたびに私も『おならは愛情だよ』と言われてきました。
 この“おならをかける”という行為は、おじいちゃん・私・優花と連綿とつながる
 我が家のしきたりみたいなものなのです。
 だから、優花もきっとこのしきたりを受け継いでくれるものと思っております。」
 
このコメントで、私はまたまた大笑いしてしまいました。
なんておもしろいお母さんなのだろうと思ったのです。
“子どもの心の開放度”と“親の心の開放度”は比例しているようです。
子どもの「ユーモアセンス」を花開かせていくのは、やはり家庭の文化なのかもしれません。
笑いのある家庭には、子どもを包み込むような慈愛に満ちた優しさがあります。
今こそ人と人がつながりあっていくような笑いが、大事なのだと思うのです。
そんな笑いを家庭や学校の中で創り出していくことを考えていく時期にきているのではないでしょうか。
 
笑うということは、とても大切なことです。
保育の中でも、子どもと共に笑い合うことを大事にしてもらいたいと思っています。
それが、子どもの心を癒し、心を開放させていくことにつながると思うからです。
 

 

増田 修治 先生
(ますだ しゅうじ 先生) 
 
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
小学校教諭、埼玉大学非常勤講師をご経験。
2001年に「児童詩教育賞」受賞。
こどもたちに「ユーモア詩」を書かせるなど、子育てに関
しての講演、著書出版などでご活躍され、NHK「にんげん
ドキュメント」、テレビ朝日「徹子の部屋」でも紹介されまし
た。
著書には『子どもが育つ言葉かけ』『笑って伸ばす子ども
の力』 『子どもが伸びる!親のユーモア練習帳』『子ども
が育つ言葉かけ』 『笑う子育て実例集』など。




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2011.07.01
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