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「保育」のお役立ちコラム

子どもの食育を考える Part 1

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近年、子どもを取り巻く食環境が大きく変化して問題にされています。
家族での食事が減り、
孤食(一人で食べる)、粉食(麺類などの粉物)、個食(個々の好きなものを食べるバラバラの食事)
など、現代の食事の問題点を「こしょく」という言葉で警鐘をならしています。
このような時代の流れの中で、保育所保育指針が見直されましたね。
そして、新たに「食育」という内容が盛り込まれました。
 
それでは、なぜ?「食育」が必要なのでしょうか。
 
実は、子どもの成長発達にいくつかの変化が起こっているからです。
まずは、肥満の増加です。
10年前に比べて小学生の男子で7.5%だった肥満が9.7%に、
女子は8.8%から10.3%と2~3%も肥満率が増加しました。
クラスの人数に換算すると約1割の子どもが肥満傾向にあるわけです。
次に、家庭から朝ごはんが消えている現象です。
日本小児保健協会の平成12年の調査では毎日朝食を食べる乳幼児は約90%で、
週1~2回抜く家庭が約7%~10%もあります。
大人の食事ではないのです。
成長が最も目覚ましい、そして何よりもその糧になる食事が重要であるにも関わらず
このような現状です。
 
みなさんの周りではどのような変化が起こっていますか。
 
このような中から「食育」という考え方が教育に取り入れられました。
現在、保育所や幼稚園では子どもたちへの直接的なアプローチとして
食物に興味関心が持てるような環境を工夫したり、
食物(主に野菜など)を栽培して食との関連に気付かせたり、
クッキングといった自分の食事への感謝やその食物の調理による変化を学べるような機会を作ったり
と保育内容に積極的に取り入れようとしています。
 
参考までの保育所で取り組む食育の基本についてご紹介しましょう。
食育は食べることを通して生きる力の基礎を培うことを目的としています。
その目的を達成するための活動として
「遊ぶことを通して」
「食文化との出会いを通して」
「人とのかかわりを通して」
「料理作りへのかかわりを通して」
「自然とのかかわりを通して」
があげられています。
 
みなさんの保育現場ではどのような活動が展開されていますか?
そして子どもたちにとってどうのように役立っているでしょう。
自分たちの実践をこの食育の基本から振り返ることで、
子どもたちにとって「食事」とは何かについて気付けるヒントがあるでしょう。
 
 
※ 次回はPart2(好き嫌い等について)です。お楽しみに!
 




冨田 久枝 先生
(とみた ひさえ 先生) 
 
20年余にわたり幼稚園教諭として勤務。
その後カウンセリング及び保育内容の
指導者として活躍中。
現在は千葉大学教育学部にて指導。
編著「保育カウンセリングの原理」ほか。




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2010.05.01
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