保育のコラム

復職前に確認を!子育て中やブランクのある潜在保育士の職場選びのポイント

2018/02/02

潜在保育士の職場選び

 

人間関係や職場環境によって働きやすさが大きく左右されやすい保育士にとって、職場選びは復職を成功させるための重要なポイントです。育児休業などのブランクを経て復職するならば特に、現在自分が置かれている状況や環境をよく考慮して職場を選びましょう。

 

今回はこれから再び保育士として復帰を考えていらっしゃる潜在保育士さんのために、職場選びのポイントをご紹介します。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

復職前に確認すること

 

 

 

保育士に復職しようと考えたとき、子育てと仕事の両立や数年間のブランク、待遇の悪さなどに不安を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、そんな復職にまつわる不安を少しでも解消できるように、確認しておくべきことをご紹介します。

 

 

保育士の待遇や条件を確認しよう

 

保育士不足や待機児童問題を解決するために、保育士の待遇は少しずつですが変わってきています。出産や育児によって潜在保育士となった方への理解を示す保育園も増えてきているようです。

 

柔軟なシフト調整が可能であったり、時短勤務が選択可能であったり、かつてと比べて働きやすくなったと感じるかもしれません。現在の保育業界では、このような環境改革が起きているのです。

 

 

しかし、全体的に待遇が改善されてきているとはいえ、園によって待遇や給料面が大きく異なる場合がありますから、条件を確認しておきましょう。

 

 

保育の基本を復習しよう

 

 

保育の基本を復習しよう保育士として復職するにあたって、ブランクがあるため不安を抱えていらっしゃる方は、保育の基本を思い出してみましょう。

 

保育士の仕事の基本は、「子どもと接すること」です。子どもとの接し方は、どんなに時代が変わったとしても、それほど大きく変わるものはありません。今までの経験で得た知識や保育に対する思いは、いつの時代も保育園で必要とされています。かつて参考にした本や、自分で仕事についてまとめたノートがあれば、読み返して保育の基本をおさらいしてみてください。

 

 

 

 

 

 

職場選びのポイント

 

 

 

 

 

 

 

保育士として復職するための職場選びで、考慮しておくべきポイントをご紹介します。

 

 

給与金額で妥協しないこと

 

 

給与金額で妥協しないこと

 

近年、 保育士の収入が適切であるかどうか社会的にも議論されているため、保育業界では給与形態が見直されつつあります。自分の生活を最優先に考え、支出額を計算し、少額でも良いので毎月貯金ができる程度の給与金額を条件に選びましょう。

 

職場環境が整っていること

 

復職したくても子育てで忙しくて働けない潜在保育士さんのために、無料の託児所を設けたという保育園の例もあります。ほかにも、短時間勤務が可能だったり、勤務日数を少なくできたりと、時間の融通が利く保育園もあります。

子育て中でかつ復職を考えていらっしゃる方は、ぜひこのような働きやすい環境の保育園についてチェックしてみてください。

 

保育園の雰囲気が良いこと

 

職場の雰囲気や人間関係は、園長先生の人物像を見れば分かると言われています。求人情報だけに頼らず、選考の段階で園長先生と直接お会いしたときしっかりと話をし、どのような人なのかを見ておきましょう。園長先生の人柄や保育方針を知り、自分と相性が良さそうと感じた職場を選ぶのも1つのポイントです。

 

派遣やパートで無理せず働く!働き方の提案

 

 

1日の労働時間を短時間にしたり、週3日から勤務をしたりと、ライフスタイルに合わせて無理なく働く方法もあります。

 

それは、派遣やパートで保育士として働くことです。勤務時間の調整が効きやすいことから体への負担やストレスの軽減が見込まれるため、潜在保育士さんが復帰する際でも、時間や気持ちに余裕が持って働くことができます。正社員の安定したお給料や福利厚生も魅力的ですが、派遣やパートなど自分のペースに合った働き方を選ぶことも大切です。

 

また、園によっては派遣やパートからの正社員登用制度が設けられている求人もあります。子育てが落ち着いたら再び正社員として働きたいと考えている方には、ぴったりの制度と言えるでしょう。

 

なお、正社員登用は時期を見て受けることも断ることもできます。希望される方は園と相談しながら、正社員復帰のタイミングを調整してみてください。

 

おわりに

 

 

保育士が復職するときの、職場選びのポイントをご紹介しました。失敗しない復職のために、自分に合った職場を見極めましょう。

 

ただし、あまりに条件を絞り過ぎてしまうと、就職活動の長期化につながってしまいます。優先順位を決め、理想の条件をバランスよく満たしている職場を選びましょう。

 

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