保育のコラム

保育園で子どもに好かれる人気の保育士になるために必要なこと

2017/11/21

子どもに好かれる人気の保育士

 

子どもが大好きで保育士になったのに、どういうわけか子どもたちが周りに集まってこないということはないでしょうか?

 

今回は、子どもに人気の保育士になるために気をつけておきたいポイントをご紹介します。なぜか子どもに好かれないという悩みをお持ちの保育士の方は、ぜひ参考にしてください。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

人気の保育士と人気がない保育士

 

 

保育園には、さまざまなタイプの保育士がいます。そんな中、自然と子どもたちが周りに集まってくる保育士と、なぜか子どもたちから距離を置かれてしまう保育士と、分かれてしまうことがあります。

 

両者の違いは一概には言えませんが、基本的に「明るくて優しい、笑顔の多い保育士」に人気が集まりやすい傾向にあるようです。子どもたちから好かれる保育士を目指したい場合は、人気のある保育士の特徴を参考に振る舞い方を変えてみるのはいかがでしょうか?

 

子どもにしか分からないこともある

 

子どもたちは、非常に鋭い感覚を持っています。したがって、明るくて優しい保育士であっても、どういうわけか子どもから距離を置かれてしまうというケースも少なくないようです。大人から見たら自然な笑顔でも、子どもたちから見るとまた違った印象になるのかもしれません。気持ち良く子どもたちとふれ合うために、基本的な振る舞いを身につけておくのは大切ですが、最終的に残るのは「保育士の個性」です。子どもたちにしか分からないことについては深く考えすぎずに、できる限りの努力をしてみましょう。

 

 

保育園で子どもに好かれるために必要なことは?

 

 

 

保育園で子どもに好かれるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?いくつかのポイントに絞ってご紹介します。

 

 

子どもと同じ目線でいること

 

 

子どもと同じ目線保育士として子どもと同じ目線に立てるかどうかが、子どもに好かれるためのポイントの1つです。

 

子どもと話をするときは、しゃがんで子どもと目を合わせるようにしましょう。身長差のある保育士に上から声をかけられると、子どもたちが威圧感をおぼえてしまうことがあります。子どもと同じ目線に立ち、真剣に話を聞いてあげることも重要です。

 

表情が豊かであること

 

笑ったり驚いたり、保育士が「豊かな表情」ができるかどうかで、子どもの反応が変わることがあります。いつも無表情でいると、一体どんなことを考えているのか、子どもたちに伝わりません。

ただし、あまりにもわざとらしい表情はかえって子どもたちを警戒させることがあります。あくまで自然な範囲にとどめるよう注意が必要です。

 

 

子どもを上手に褒めること

 

 

 

子どもを上手に褒めること一人一人の子どもを名前で呼び、個性を認めて上手に褒めることのできる保育士は、子どもにとって安心できる存在です。褒め上手な保育士は、子どもから人気を集めるだけでなく、子どもの能力を自然と伸ばすことができます。日頃から子どもたちのことをよく見て、すてきな個性を探して褒めてあげましょう。

 

 

いつもリラックスしていること

 

仕事の忙しさからイライラしたり、不安や緊張があったりしないでしょうか。自分では表に出していないつもりでも、保育士の気持ちに落ち着きがないと、子どもたちがそれを察知してしまうことがあります。子どもとふれ合うときにはリラックスして、「イライラ・不安・緊張」を感じさせない状態を保つのが理想です。

 

えこひいきをしないこと

 

保育園にいる子どもたちは、一人一人性格も個性も違います。自然と話しかけてくる子どももいれば、初めはうまく関われない子どももいるかもしれません。

しかし、保育士は特定の子と仲良くし過ぎたり、特定の子を避けたりといったえこひいきをしないよう気をつけてください。「どんな子どもにも平等に接すること」で、すべての子どもに安心感を与えましょう。

 

 

おわりに

 

 

 

子どもたちに好かれる保育士には、「明るい・優しい・笑顔がすてき・子ども目線・褒め上手」などさまざまな特徴があります。これらの振る舞いをなるべく参考にしながらも、自分らしい保育士のスタイルを見つけていきましょう。

 

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