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「保育」のお役立ちコラム

親とつながるための壁新聞・園だより・学級通信2

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壁新聞を使う
 
(3)吹き出しを親に書いてもらう
下のような写真を数枚教室前に掲示しておくと同時に、
「吹き出しを切り取ったもの」を箱の中に入れておき、自由に親に書いてもらい、
それをノリで貼っていってもらう形を試みてもらった。
 
 
親は、一枚の写真にどんどん吹き出しを貼り付けていった。
1~2日経ったころに、それを集めて学級だよりを発行したのである。
つまり、親の力を借りて、学級通信ができあがっていくのである。
保育士にとって、どのような吹き出しを書いてくれるかがとても楽しみであると同時に、
親の我が子への見方がわかっていったのである。
保育士の省エネになるだけでなく、親を理解する大きな力にもなっていった。
 
(4)双方向の学級通信を
保育園で撮った写真と吹き出しを渡し、
「翌日に写真と吹き出しを返却してもらう」という約束で吹き出しを親に書いてもらう形にした。
すると、ほとんどの親が翌日、吹き出しを書いてくれた。
そして、そこに保育士のコメントも入れていくという形をとって、学級通信にしたのである。

 
 
こうしたものを集めて作ったものが、左のような学級通信である。(通信名は伏せている)
このように、親にも参加してもらうことが学級通信を豊かにしていくのである。学級通信を担任からの一方的なお知らせやお便りにしていくのではなく、親にも参加してもらう。そうした双方向の通信を発行していくことが
大事なポイントである。
 
親は誰しも参加したがっている。また、「自分の子ども」・「自分のコメント」・「保育士のコメント」
の3つがセットになっているのである。
 
こうした工夫をすることによって、親は保育園に非常に協力的になってくれたそうである。情報を提供すること、親を参加させることが、親・子ども・家庭をつないでいく大きな力になるのである。
 


(5)行事の様子を写真を使ってタイムリーに発行する
保育園にはたくさんの行事がある。
その時に、デジカメで撮った写真を使って、すぐにその日のうちに発行していく。
すると、親たちはそれを見て「保育園では、今日はこんなことがあったんだ」と理解し、
帰りながら子どもと話をするようになっていった。
帰りの時間は、わりと自由に使えることが多い。
だからこそ、忙しい親にこそ、「親子の心温まる時間」を提供していくことが大事なのである。
そうした親子の少しずつの会話が、子どもの情緒や安心感を育てていくのである。
もちろん、家に帰っても、お父さんをまじえた話に発展していくことが多くなったそうである。
 
 
この実践の利点は、次の3点である。
・写真、コメントによりわかりやすい
・時間をかけずに作ることが出来る
・タイムリーに知らせることができる
 
それに対して、難点は次のことである。
・送迎者以外は見ることが出来ず、家族で情報の共有が難しい
この難点をいかにして克服していくかを考え、この実践をより深めていってもらいたいと考えている。
 

 

増田 修治 先生
(ますだ しゅうじ 先生) 
 
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
小学校教諭、埼玉大学非常勤講師をご経験。
2001年に「児童詩教育賞」受賞。
こどもたちに「ユーモア詩」を書かせるなど、子育てに関
しての講演、著書出版などでご活躍され、NHK「にんげん
ドキュメント」、テレビ朝日「徹子の部屋」でも紹介されまし
た。
著書には『子どもが育つ言葉かけ』『笑って伸ばす子ども
の力』 『子どもが伸びる!親のユーモア練習帳』『子ども
が育つ言葉かけ』 『笑う子育て実例集』など。

2011.10.01
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