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「保育」のお役立ちコラム

生活の中で育てたい8つのチカラ パート2

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4月「生活の中で育てたい8つのチカラ パート1」に続いて、
残りの5つの力について述べたいと思います。
どれも大切な力です。
保育の中で意図的に取り組んでみて欲しいと思います。
 
4.言葉の意味を理解する力
言葉の意味をきちんと理解することは、文章を読み取っていく能力につながります。
「お母さんっていいにおい」という歌は、誰でも知っていると思います。
その歌詞の中で「いい匂い」という言葉が出きます。
その時に、「いい匂いがするものってどんなもの?」「他にいい匂いのするものある?」など、
具体的なものへとイメージを広げていくと良いでしょう。
言葉の意味をイメージ化できるようになると、文章をしっかり読み取ることができるようになります。
言葉のイマジネーションが広がると、登場人物の心情を理解するなど、
文章を深く味わう力がついてくるのです。
 
5.聞く力
聞く力があると、人とのコミュニケーションも上手になります。
聞く力を育てるには、家庭の中でしっかりと子どもの言い分を聞き、
気持ちや意見を聞いてもらったという経験を積ませてあげることです。
聞くときに注意したいのは、無表情で聞くのではなく、
うれしそうな顔をしていたらうれしそうに、悲しそうな顔をしていたら悲しそうに…。
そして、うなずいたり、「楽しかったね」「悲しかったね」など感情の言葉で話すようにします。
話を伝えるのが楽しいと感じれば、相手の話も聞くことができるようになります。
 
6.手先を起用に動かす力
手指を器用に動かせるようになると、小学校に入ったときにとても役立ちます。
今、うまく字が書けなかったり工作が苦手だったりするのは、
手指を上手に動かすことができないからなのです。
幼い子どもは手指の力を加減することがあまり得意ではないので、
日ごろから手指を使うような遊びを意識して行うことが大切です。
オススメは、空いた牛乳パックにいくつも穴を開け、そこにストローをさしていく遊びやパズルなど、
手先を使う作業を意図的に取り入れて欲しいと思います。
 
7.自然のしくみを感じる力
子どもと一緒に外に出るだけでも、いろいろな発見があり、それが理科的な素養を育てていきます。
例えば、落ち葉がいっぱい降り積ったところを踏んで、「フカフカしている」と言ったら、
「いいことに気づいたね」とその発見をともに喜ぶといいのではないでしょうか。
そして「フカフカしてない所はあった?」とか「フカフカに手を入れてみたらどうかな?」と
さりげなく子どもの興味を引き出す言葉を投げかけてみるといいでしょう。
でも無理して何かを発見しよと気負うことはありません。
外に出れば子どもはきっと何かを見つけてくるはずです。
 
8.位置関係を把握する力
右上、右下、左上、左下という位置関係が、文字を覚えたり、図形などを学んだりする基礎になります。
小さいうちはお手伝いが好きなので、お手伝いを頼むときに言い方を工夫してみましょう。
例えば、「あのお皿を取って」ではなく、
「上から2番目の棚の、左から3番目のお皿を持ってきて」と言うようにすれば、
位置関係が把握できるようになります。
日常生活の中で、将来の学びの基礎となることを
少しずつ意識的に溶け込ませていくといいのではないでしょうか。
 

 

増田 修治 先生
(ますだ しゅうじ 先生) 
 
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
小学校教諭、埼玉大学非常勤講師をご経験。
2001年に「児童詩教育賞」受賞。
こどもたちに「ユーモア詩」を書かせるなど、子育てに関
しての講演、著書出版などでご活躍され、NHK「にんげん
ドキュメント」、テレビ朝日「徹子の部屋」でも紹介されまし
た。
著書には『子どもが育つ言葉かけ』『笑って伸ばす子ども
の力』 『子どもが伸びる!親のユーモア練習帳』『子ども
が育つ言葉かけ』 『笑う子育て実例集』など。

2011.05.01
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