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「保育」のお役立ちコラム

生活の中で育てたい8つのチカラ パート1

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~4月の子どもとの出会いで大切なことにしぼって~
 
子どもはさまざまな可能性に満ちています。
親なら誰もが、その可能性を伸ばしたいと思うものです。
そうした思いにこたえるのが、保育士の役割だと思うのです。
 
子どもの可能性を伸ばすために、保育士はどのような工夫が必要なのでしょうか。
何を大切にすべきかが大きなポイントになります。
4月と5月を通して、そのポイントについて伝えたいと思います。
特に、4月は子どもとの出会いがあります。
今回は、出会いに大切にするためのポイントにしぼって述べたいと思います。
 
1.完璧でなくていい!
いろいろなことができるようになる幼少期は、
子どもの可能性をもっと引き出さなきゃ、もっとしっかり子育てしなくちゃと、
親の力が入ってしまいがちです。
しかし、何でも完璧にできる子どもがいたらコワイですよね。
「できなくてもいい」「できるまでゆっくり待とう」
といったゆとりのある子育てが大切です。
今の子どもたちには、そうした「出来る子どもでなくてはいけない」という無言のメッセージを
数多く受け取っています。
 
だからこそ、保育士は
「できなくてもいいよ」
「子どもなんだから、いろいろ出来なくても仕方がないんだよ。徐々に出来るようになっていけばいいんだからね」
と声をかけることが大切なのです。
そのことを、4月の時にきちんと子どもに伝えると良いのではないでしょうか。
そうした時に、子どもは保育士にきちんと甘えるようになるのだと思うのです。
甘え・甘えさせる関係を構築していくことが、4月の大きな課題なのではないでしょうか。
 
 2.「ヘルプを言える能力」を育てる
今の子どもたちは、1で伝えたように「自分で何でも出来る子でなくてはいけない」と考えがちです。
だからこそ、完璧な子どもになる必要がないことを伝えると同時に、
「ヘルプを言える能力」を育てることが大切なのです。
「ヘルプを言える能力」とは、「助けて」「手伝って」と言えるということです。
例えば、
「ここまでは出来るけど、ここから先は出来ないから教えて!」
「わからないから、どうしたらいいか教えて!」
と言えるようになるということです。そうした能力は、実はスキルの問題なのです。
大きくなったら自然と言えるようになるものではないのではなく、
小さいときからの積み重ねで身についていくものなのです。
 
「できない」と子どもが泣いているときは、
「どこまでならひとりでできる?」「どこまで手伝えばいい?」と聞くといいのです。
子どもはだんだん自分の力を把握できるようになり、
どんな時にヘルプを言えばいいかがわかるようになるのです。
 
 3.自分で決める力
子どもは、悩んでいるときが一番頭を働かせています。
例えば、アイスクリームを選ぶときなど、
「ストロベリーにしようかな、それともバニラがいいかな」と、
なかなか決まらないことがありますね。
迷っているときこそ、子どもが自分で判断しようと頭をフル回転しているとき。
「これでいいでしょ」と大人が勝手に決めつけてしまうと、
せっかく自分で決定するチャンスをつぶすことになります。
 
日ごろから、子どもの決定を待つことを心がけていると、
子どもは自分で考えて決める力を身につけていきます。
 
 
※5月は残りの5つの力についての掲載になります。お楽しみに!
 

 

増田 修治 先生
(ますだ しゅうじ 先生) 
 
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
小学校教諭、埼玉大学非常勤講師をご経験。
2001年に「児童詩教育賞」受賞。
こどもたちに「ユーモア詩」を書かせるなど、子育てに関
しての講演、著書出版などでご活躍され、NHK「にんげん
ドキュメント」、テレビ朝日「徹子の部屋」でも紹介されまし
た。
著書には『子どもが育つ言葉かけ』『笑って伸ばす子ども
の力』 『子どもが伸びる!親のユーモア練習帳』『子ども
が育つ言葉かけ』 『笑う子育て実例集』など。

2011.04.01
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