保育士 / 幼稚園 / ベビーシッターの求人・派遣などの総合保育サービス【明日香】
Tel.03-6912-0015
Tel.045-316-5515
Tel.052-232-7715
Tel.06-6155-7755
「保育」のお役立ちコラム

今、保育にとって大切なこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今、保育にとって大切なことはどんなことでしょう?
みなさん、それぞれに「大切なこと」を思い浮かべるでしょう。
保育現場は近年大変な状況に置かれていると思います。
 
幼稚園教育要領および保育所保育指針も昨年から新しい内容に変わりましたが、
近年の問題を少しでも解決できるような内容が盛り込まれました。
もっとも注目されたのが食育と幼保小の連携、特別な配慮を要する子どもへの保育でしょうか。
 
そこで、今回は保育にとって大切なことをもう一度振り返り、
日常の保育の振り返りにしていただけたらと思いこのテーマを設定しました。
 
「保育」という言葉は
「保」という語が意味する「養護」と「育」という語が意味する「教育」
という言葉が合わさりできている言葉です。
今回の保育所保育指針でも「養護」と「教育」の一体化が強調されましたね。
つまり、保育にはこの二つの側面が切り離されることなく
一体化して行われる乳幼児への援助ということになり、
具体的には「生活」と「遊び」という活動を通して行われます。
 
しかし、近年、核家族化が進み、子どもの生活水準に格差が生まれています。
教育熱心な家庭と、ほとんど放任状態の家庭の二極化が起こり、
排泄一つをとっても4歳にもなるのに紙おむつの子どもが少なくありません。
食育が強調されたのもこのような経緯からと考えられます。
食事のマナーはもちろん、偏食、咀嚼の問題と生活習慣の質の違いが
子どもの生活習慣の獲得を遅らせています。
 
さらに、子どもの心の育ちも問題になっています。
友達と遊べない、すぐに暴力をふるうといった社会性の育ち、心の発達が心配されます。
 
倉橋惣三は生活の重要性を「生活を、生活で、生活へ」という言葉で表しています。
子どもの充実した生活の中に豊かな遊びが生まれるのではないでしょうか。
子どもの「生活」と「遊び」の大切さについて保育者はもう一度考えてみる必要があると思います。
みなさんの、周りの子どもたちの姿はどうですか。
まず、みなさんのそばで生活している子どもたちの生活と遊びの質を見直してみてはいかがでしょうか。
 




冨田 久枝 先生
(とみた ひさえ 先生) 
 
20年余にわたり幼稚園教諭として勤務。
その後カウンセリング及び保育内容の
指導者として活躍中。
現在は千葉大学教育学部にて指導。
編著「保育カウンセリングの原理」ほか。

2010.04.01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
あなたにピッタリなお仕事が見つかる!